お客様との会話の中にあった印象的な言葉もクチコミ同様大切にストックしておこう

2020年5月12日 08:36

昨日、一昨日と、お客様の言葉が発するメッセージ性がいかに重要か、クチコミの中にはそんな言葉が何気なく言語化されている、というお話をいたしました。

では、それらの言葉は全て、クチコミから抽出しているかといったらそういったわけではありません。

例えば、先日キャッチコピーで紹介した、

お父さん、海の中ってすごい！

というのは私が体験ダイビングの指導員をしていたため、お客様が実際に発した言葉をリアルで聴いていたからです。

お客様との接触面積が多いほどこういった素の言葉を聞くことができます。

また、

おじいちゃん、イカが動いてる！

は、

まだ動いている活イカの姿造りに孫も大興奮でした

というクチコミにあった文言から私がその時発した言葉を想像して作ったものです。

昨日の物語の話に通じる部分になりますが、

お客様の発した生の言葉をキャッチコピーに

という考え方は、

その言葉からお客様の感動が映像化できる

ということです。

クチコミの中に書かれた物語（ストーリー）の中から、どんな会話があったかを想像してみる。

あるいは、普段の接客からお客様が素で発した喜びの言葉を心に留めておく。

この２つを意識するだけでも、顧客視点が身につき、刺さりやすいキャッチコピーやリード文が作れるようになります。

最初からそんなにうまく（お客様の声を）拾っていけるものではありません。だから日頃からお客様の声を集め、良いクチコミをたくさん読んでおくことで、そういった感性を磨く、敏感になるように意識づけしておくと良いです。

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