体が硬い人は頭も硬い!? 柔軟性と集中力の不思議なつながり
ストレッチ習慣が、あなたに勝利をもたらす!
25年以上にわたって、現場で幼・小・中・高・大とすべての学年をもれなく指導してきてわかった法則があります。学校の先生方は、小学校なら小学生のみ、中学なら中学生だけという限定された年齢の生徒を見ることになりますが、自分が主宰する教室の教師である私には、幅広い年齢層の生徒諸君と交流することで、はじめて見えてきた学習法則があるのです。
さて、その驚くべき真実とは?
ズバリ、
「成績のよい子は、体がやわらかい!」
ということなんです。逆を言えば「成績が芳しくない生徒は、おしなべて体がかたい!」のです。
私の生徒に、集中力のない子どもがいました。飽きっぽくて、10分に1度、あくびをしたり、「おなかがすいた!」と言い出すのです。そこで、ストレッチをさせたところ、体を前に曲げても、手が床に着かないどころか、20センチ以上も離れたところでやっと、という感じだったのです。
たとえ前屈ができても、飽きる子どもがいました。あれ? 体がやわらかいのにどうして? と思っていたところ、その子がぽろっと言ったのです。
「僕、前屈はすごいよ~!ただし、ブリッジはからきしダメだけどね!」
そこで、全生徒に前屈とブリッジをやってもらったところ、わかったことがありました。
1.成績が伸びない子は、前屈か、ブリッジが極端にできない。
2,前屈ができる子どもはブリッジが苦手。ブリッジができる子どもは前屈が苦手。
この厳然とした事実に気づいた私は、「体をやわらかくしていったら、成績も比例して伸びていくのではないか?」と考え、前屈とブリッジを勉強の前に1回だけやってから学習してもらうようにしました。すると、それまで集中力のなかった子どもが日ごとに静かに勉強をするようになったではありませんか!
生徒本人に尋ねてみると、「なんか、前よりも長く勉強できるようになった気がします!」と異口同音に言うのです。先ほどの飽きっぽかった子は、90分、集中力が続くようになったのです。
前屈をやっただけで、9倍の学習効果を生むようになったのです。
毎年、毎年、どんな学年の生徒でも性別を問わず、体の筋肉をやわらかくしていくと、それとシンクロして成績もみるみる伸びていくことがわかりました。これには、私もびっくりしました。
なぜ前屈をすると、集中力が続くのか?
しかし、なぜ、前屈やブリッジをするだけで、集中力がわいてくるのでしょうか?
医師となって活躍している卒業生たちに聞いてみると、血流がよくなったために、身体、特に大脳に十分な血液が送り込まれるようになって、勉強に飽きてしまうまでのランタイムが長くなったからだ、というのです。
要するに、スポーツと同じで、学習の前にもストレッチをして、身体のあちこちのコリをほぐして、毛細血管の血流をよくするのです。そして、学習にとりかかると、細胞のすみずみにまで、酸素がじわ~っとしみこむように行き渡り、疲労しにくく飽きにくい「学習ボディ」ができあがる、というわけですね。勉強に飽きてしまうまでのデッドラインを、伸ばす特効薬。それこそが、ストレッチ習慣だったのです。
この直前ストレッチによって、たった20分だけ学習時間が伸びたとしても、年間では120時間もの増量となります。100時間以上の勉強量のアップがあると、いやでも成績は伸びてしまうものなのです。逆に100時間減らされたら……ぞっとしますよね。
この20分というのは、前述した学習のワン・モジュールにあたります。つまり勉強の基本単位です。
学習前に、ほんのちょっとストレッチをするだけで、もうひとがんばりできてしまう! とってもお得なクーポン券をもらったようなもの。これはもう、使れないとソンですね。
前屈やブリッジのほかにおすすめは、相撲の四股踏みと、メジャーリーグのイチロー選手が打席に入る前の独特の屈伸、それと首回し&肩回しです。
首をゆっくり3回ずつ左と右に回すことで、脳への血流がスムーズになります。さらに、肩甲骨を意識しながら、肩を前と後ろに3回ずつ大きく回して、背中のコリをとります。ヒトのストレスは背中にたまるからです。
人生を創る力を開発する「創造学習」
創造学習研究所は、1978年から約30年間、皇居の目の前、半蔵門にて開かれていた伝説の学習塾です。創造学習は、一般的な学習法に加えて、速読や暗記術といったいわゆる「能力開発」や、昨今でいう「潜在意識」や、「いのり」の力といったスピリチュアリティにも触れた内容で構成されていました。
そんなバカな!?と思うかもしれませんが、当時の塾生には、まさかこんなに有名になるなんて!? と思うような、幼い頃の今をときめく有名人の方が通ってくれていたんですよ。
日本が閉塞感に苛まれてはや十数年。ちょっとでも役に立ちたいと思い、この度、伝説の学習塾で行っていた秘伝の学びを無料で公開いたします。ぜひ楽しみにしていてくださいね。
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