Fleetwood Mac / English Rose 音源備忘録41
フリートウッド・マック、アメリカでリリースされたコンピレーション。聴く前どころか買った後もしばらくイギリスでのオリジナル・アルバムだと思っていた(輸入盤なので解説なんかないし)。
フリートウッド・マックを高校生の頃に聴いたときは女性ヴォーカルのポップというかソフトロック・バンドだったが、ブルースを聴くようになって実は初期はピーター・グリーンを擁するブルース・ロック・バンドだったことを知った。このアルバムを選んだのは手に入りやすかったということもあるが、サンタナがカヴァーした“Black Magic Woman”が入っているのが大きかった。
“Black Magic Woman”も好きだったが、“Dr. Brown”や“Coming Home”の三連リフにハマった時期もあるし、“Evenin' Boogie”のようなインストもツボだった。それこそ三連リフなどは本家エルモア・ジェイムズよりこっちにハマったのが先だったかも知れない。結果大好きになって後に初期のオリジナル・アルバムを買い集めることになる。
70年代以降のソフトロック期は近年のストリーミングまではそこまでじっくり聴いたことがなかったが、聴いてみて当然そっちの方が売れるよね、という感想…。