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NaYuri 1st Live「Twinkling Charm」昼公演 ライブレポ

 12月1日(日)浅草花劇場.
nayutaと優莉の女性ツインボーカルユニット”NaYuri”の1stライブ、昼公演に行ってきました。同人歌手としてだけでなく、シンガーソングライターの一面も持つ2人。2023年9月のnayuta Birthday Liveでも、優莉さんはゲスト参加してくださって、丁度お2人のライブを見るのも、それ以来になりました。

 結論、最高に楽しかった!!1stミニアルバム『Magical Magical』からは全曲披露された上に、それぞれのソロ曲まで聴ける贅沢なセトリで本当に嬉しかったです。衣装も可愛く、楽しい企画もあり、生バンドの迫力もあり、どれを取っても1stとは思えない大成功&大満足なライブでした。

 暗転と共に開幕は「Wonders of the Magic」「君と廻る」を続けて披露。
「君と廻る」ではやっぱりファンがコーラス参加してシンガロングできたの楽しかったですね。披露後の挨拶では、「NaYuri のNaYu担当nayutaと!NaYuriのYuri担当優莉です!」と2人とも気合い十分。優莉さんがライブタイトルの説明をする際に緊張でちょっとバタバタする場面もありましたが、nayutaさんがすぐフォローに入るなど、色んな微笑ましい限りのやり取りにも心が温まりました。

 身に付けていた衣装は、ミニアルバムやライブのキービジュアルを完全再現したデザインで、2人ともまるで魔法少女みたいで可愛かったです。更にグッズの星型ペンライトや、アンコールラストの「Bright Twin Magic」では、シャボン玉が出るステッキとかも振っていたので尚更。他にも、天井から吊り下げられている丸いランプがステージ近くまで降りてくるなど、演出も相まって会場全体が魔法の世界に引き込まれていく感覚がありました。

 この後もライブはアップテンポな「マジカ★ミラクルDancing」「フレアサイダー」などでは息の揃った振り付けを交えながら観客を盛り上げる一方、「飛べば、歌えば」「まほろ」と云ったバラードナンバーでは美しいハーモニーを響かせ、しっとりと聴かせる場面もありました。特に「飛べば、歌えば」は生歌で聴くと本当に感動極まれりだしたね…。この日イチバン印象に残っている曲です。下ハモ上ハモ入れ替わるのが好きすぎる。

 ここで、会場の浅草花劇場について。今回初めて訪れましたが、思っていた以上に良い会場でした。音響もクリアで綺麗。どの座席からもステージが見やすく、視覚的にも楽しめるなと。自分の座席はギリギリで手に入れた立ち見席でしたが、ステージを見下ろす形になり、寧ろ特等席だったのではないかと思うほど大満足。この距離と角度でステージ観る機会も中々ないですからね。バンドメンバーが演奏する姿や、お2人がパフォーマンスを繰り広げる様子をしっかり目に焼き付けることができました。ファンサも沢山貰えて嬉しかったですね。

立ち見席ええやん!

 最初から最後まで、バンドメンバーの演奏もライブを大いに盛り上げてくれました。メンバーは次の通り。

Key. SperioNz、Gt. 藤屋、Ba. 堀江晶太、Dr. 村上海人、Manip. awawa。

 nayutaさんのライブでもお馴染みの方々。今後も同じメンバーでライブを続けて欲しいなと切実に思います。敬愛する堀江晶太が本職のベース弾く姿を観れたのも嬉しかったですね。昨年は何故かギター弾いてるとこしか見てないので。他のメンバーさん達とも以前より繋がりがあったみたいで、チーム全体の熱量もグルーヴも最高でした。

 ライブ中盤にはクリスマスプレゼント企画が行われました。NaYuriのお2人とバンドメンバーから提供された私物と、全員のサイン入り色紙の豪華プレゼントが登場。企画中、全員がサンタ帽やトナカイの耳当てを身につけており、見た目からしてしっかりクリスマス仕様。そんな中、滅茶苦茶オモロかった出来事が、堀江晶太が「スターオーシャンセカンド」持ってきて、 「これ初代プレイステーションでしか遊べないんですけど、ゲームシステムが凄くて…」とオタク特有の早口で力説し始めたの涙出るくらい笑いましたね。ガチでオモロいw 他のメンバーはミュージシャンらしく、ドラムスティックやピアノ譜面、シェイカー、ハンドクリームなどを用意している中、1人だけオタクしてる堀江晶太が最高だし、更に大好きになりました。

 後半ではソロ曲披露。優莉さんの「Good Night Star」では、会場全体が黄色のペンライトに染まり、まるで星空の様な美しい光景が広がりました。そして、nayutaさんの「瑠璃も玻璃も照らせば光る」は、最新シングルとしての魅力を存分に発揮。特に作曲にも関わっているSperioNzさんのピアノが楽曲の世界観をさらに際立たせ、文字通り光り輝いていましたね。

 優莉さんがアコースティックギターを手にして披露した新曲「クライバグ」も印象的でした。曲振りでは確か「自分の言いたいことも正直に言えない弱虫な曲」と紹介してくれたのが心に残っています。切なさを感じさせつつも力強さを秘めたロックナンバーで、生で聴いた迫力は特別なものでした。早く音源としてリリースされるのが待ち遠しいです。

 そして本編ラストを飾った「Human Party!!」はミニアルバムの中でも特にお気に入りの曲だったので、聴けて嬉しかったです。クラップにコーレスなど盛り上がるライブアンセムで、途中の子芝居パートはカンペを完璧に読み上げて完全再現w 疾走感を以て駆け上がるようなメロディ、小気味よく明るい歌声が本当に最高。会場全体に笑顔を咲かせラストを迎えられました。
※因みに作曲のHONNWAKA88とは誰の名義なのか、今回のバンドメンバーでも自ずと答えが見えてくるかと。

 アンコールでは、バンドメンバーがグッズ紹介を兼ねてグッズを身に付けながら再登場。ポーズを決める姿がとても楽しげで微笑ましかったですね。堀江晶太もペンライトを胸の前に掲げ決めポーズしてて可愛かったw

 1曲目は、優莉さんが親友nayutaさんへの想いを込めた「Dear my friend」を披露。2人が目を合わせながら歌う瞬間は、感動的な一幕でした。そして本当のラストを飾ったのは、NaYuriの最初のオリジナル楽曲「Bright Twin Magic」。先述のシャボン玉ステッキが会場を夢のような空間に彩り、観客の心に想い出を深く刻む素晴らしい演出でした。

 最後のMCでは、「近くでみんなの笑顔が見れて良かった。本当に楽しかった」と2人が感謝の言葉を口にし、笑顔を浮かべて「たくさん準備してきて良かったね」と互いに声を掛け合う場面も印象的でした。お別れの際には何度も「ありがにょ~」「ありがとー!」と手を振り、ステージを後にしました。

 ステージ上での優莉さんの笑顔や歌声は見ている此方まで自然と笑顔になってしまう様な魅力があって。nayutaさんの歌声には安定感と余裕があり、ファンや優莉さんを見つめながらのパフォーマンスが印象的でした。そして何よりも、2人の信頼と親愛に満ちた関係性が窺えるライブでした。仲が良い事は本当に素晴らしい事で、ユニットを組んでくれて、活動を続けてくれて、感謝の気持ちで一杯です。改めて素晴らしいライブをありがとうございました!2ndライブの開催を心から熱望しています!

【昼公演 セットリスト】
1.Wonders of the Magic
2.君と廻る
3.マジカ★ミラクルDancing
4.アイニー
5.飛べば、歌えば
6.まほろ
7.Good Night Star(優莉 ソロ)
8.瑠璃も玻璃も照らせば光る(nayuta ソロ)
9.なないろメモリー
10.クライバグ(新曲)
11.フレアサイダー
12.Human Party!!
(encore)
13.Dear my friend
14.Bright Twin Magic


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