今週の良かった新曲感想【7/31~8/6】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。7/31~8/6リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『Seventh Heaven』/ 七海うらら
リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガー七海うらら。avexで新しく発足したオルタナティブレーベル「muchoo」よりメジャーデビューし、3カ月連続リリースの第3弾。作詞作曲:田淵智也、編曲:岸田勇気。
名曲。渾身作とでも云うべきか凄まじい曲が来たなと。ライブ映え待ったなしのスケール感で壮大に美しく輝きを放ちながら突き進むメロディ、田淵さんらしい変態的な曲展開とラスサビ転調も最高。こんな難しい曲にも関わらず、感情を乗せて力強く語りかける歌唱も見事。そんな歌唱も相まって生命力に満ち溢れた、生きる道標となる様な1曲だと思います。ワンマンライブにも参加してきたので後述するライブレポートも是非。
#2『美少女無罪♡パイレーツ』/ 宝鐘マリン
VTuberグループ「ホロライブ」所属3期生の海賊コスプレ女、"宝鐘マリン"の新曲。作曲:岩見 陸、作詞編曲:ナナホシ管弦楽。7月31日の生誕LIVE2023にて初披露されました。
あまりに完成度高すぎるキャラソンに仕上がってて速攻笑顔になってしまいましたね。懐かしさ感じる昭和メロに加えて電波ソング特有のノリ、ファンには堪らない小ネタを散りばめ、どこかしらで中毒性の沼にハマる仕掛け。個人的にはギターがツボ。オマケにアニメーションMVまでカワイイ。ライブで聴いたら絶対楽しいだろうなと思います。
#3『Rebellion』/ Advent
VTuberグループ「ホロライブ」の英語圏向けVTuberグループ「ホロライブEnglish」から新ユニットとなる"-Advent-"を立ち上げ、新メンバー5名がデビュー。そして、まさかのオリジナル曲までリリースしました。作曲編曲:八木雄一!作詞:Mas Kimura。
大監獄『The Cell』から脱獄を果たした共犯者である彼女達が反逆の狼煙を上げ、これから何かが始まる様な期待感と高揚感に満ちた1曲。ダークになりすぎず、サビではパーティーチューン的な盛り上がりも魅せてくれてライブ曲にもなり得るクオリティ。可愛くカッコよく美しく、個性を活かした歌割りも見事で、日本語で歌ってるトコのネリッサちゃん好きすぎる。
#4『heart♡connect』/ さくらみこ
VTuberグループ「ホロライブ」所属0期生のエリート巫女アイドル、"さくらみこ"が初のEPをリリースし、新曲として収録される「アワーツリー」を紹介。作詞:さくらみこ・ハム、作編曲:ハム。8月1日に行われた彼女の5周年記念ライブにて初披露されました。
ガチ名曲です。桜の花びら舞うキラキラエッセンスとエモーショナルサビメロが泣きすぎる。Cメロでは同じくハムさん作詞作曲の「サクラカゼ」を踏襲した歌詞とメロディーも組み込まれ、落ちサビではコーラス参加もしている0期生との繋がりも表現。彼女の成長と変わらむ優しさが詰まった感動曲に仕上がってました。現地ライブで披露される日が楽しみです。
#5『虚像のCarousel』/ Mori Calliope
VTuberグループ「ホロライブ」のホロライブEnglish所属、Mori Calliopeの新曲。8月18日にリリースするメジャー2nd EP『JIGOKU 6』収録曲より先行リリースし、今回は歌手・音楽プロデューサーのReolをフィーチャリングゲストに迎えました。作詞:Mori Calliope・Reol・辻村有記、作曲:辻村有記、編曲:Yuki Tsujimura, MEG。
ヤバすぎてニヤけた。カリオペちゃんの驚きコラボレーションと快進撃が止まりません。2人の艶とキレのある歌声はシナジー抜群で、休む暇を許さないカオスと洒落っ気たっぷりに、激しいテンション感で一気に駆け抜ける展開もガチでカッコイイ。2:29~とかリアルライブでやって欲しいので、2ndワンマンライブが開催される事を期待しましょう。
#6『未来証明』/ 白玖ウタノ
音楽を軸に夢を一緒に叶えるVTuber事務所「UniVIRTUAL」所属のVsinger白玖ウタノ、記念すべき初のオリジナル曲。作詞作曲:優莉、編曲:堀江晶太・星銀乃丈。6月16日の半年記念ライブで初お披露目しており、遂にMVと共に音源リリースされました。
疾走感溢れるカッコイイロックナンバーで、ウタノちゃんのクールなのにアツイ主人公感のある真っ直ぐな歌声が刺さる刺さる。ラスサビの畳み掛けもエグイし、鼓動の高鳴りが加速するばかり。そんで本業ベーシストなのにギターとしての存在感強いサビが堀江晶太すぎて最高です。歌詞にもある通り""もう一度""彼女の歌声がこの世界に響き渡って本当に良かった。
#7『Spica』/ 小春
YAB EntertainMent社長のYAB自らがスカウトした、同社所属のVsinger小春の新曲。作詞:なと、作編曲:むゆるん。8月1日に迎えた活動1周年を記念してリリースされました。
壮大な輝きと共に一気に解放感を感じるサビがむっちゃ好き。しかも二段構えだし。力強いロックサウンドと絡み合う美しいピアノの旋律も極上。配信上での可愛いらしい雰囲気とは違い、重く芯のある強い歌声も涙を誘うパワーがあって、ラスサビの"Star light"の歌い方とか特にヤバいです。
#8『パレット』/ 絵川えい
イラストもLive2Dも完全セルフ受肉の美術部員個人VTuber絵川えい、初のオリジナル曲。作詞:絵川えい、作曲:背面8回宙返り、編曲:青色ふせん。8月1日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。
初オリ曲らしく自己紹介ソングにしつつ、切なさも交える事でよりキラキラ加減がより輝くポップなロックサウンドが良いですね。ありのまま楽しく気持ちを届けようとする歌にも胸を打たれました。"えいえいおー!"から間髪入れず始まるギターソロもアツイですね。
#9『Flower』/ Unnämed
今年デビューしたばかりの歌い手/個人VsingerであるUnnämedの新曲。作詞:Unnämed & Tachibana、作曲:Unnämed & Mine、編曲:Tachibana。8月6日には新宿アルタビジョンにてミニライブも開催してましたね。
素直にカッコイイ。グルーヴ感が強く打ち込まれたビートに奥行きのあるサウンドスケープ、伸びやかなメロディには力強さと儚さが同居しています。そして、声高らかにどこまでも美しく響き渡る歌唱力、透き通った優美な歌声には自然と惹きつけられてしまいますね。
#10『NAME』/ 綴
ビタースウィートエンタテインメント所属の歌い手グループのメンバーでもある、現役女子高生ボーカリスト"綴"がビクターエンタテインメント、フライングドックレーベルよりメジャーデビューシングルをリリース。
表題曲「NAME」は作詞:DECO*27、作編曲:堀江晶太のタッグで「セカイ」にも通ずる清涼感漂うメロディが堪らなく、瑞々しさや透明感ある彼女の歌声を最大限に引き出した1曲になってました。カップリング曲「めたもる」は作詞/作編曲:piccoと云う事で、piccoさんらしいエモーショナルかつノリノリで速攻元気になれるkawaii Future Bassに仕上がってて文句無しに好きな1曲でしたね。
#11『さよならの速度』/ She is Legend
WFS×Keyが贈るRPGスマートフォンゲーム「ヘブンバーンズレッド」の劇中バンド、She is Legendの新曲。作詞作曲:麻枝 准、編曲:吉田 穣。歌唱は茅森月歌ボーカル担当のXAIと、朝倉可憐ボーカル担当の鈴木このみと、カレンちゃんスクリーム担当にayumu(Serenity In Murder)を迎えています。1.5周年を機になんとフルアルバム曲含むサブスクが解禁されたので紹介。KSLは頑なにサブスク解禁してこなかったので驚きでした。
哀愁漂うイントロ、突き刺さるスクリーム、そして交錯するツインボーカルによるサビが今回もエモーショナルすぎて最高でした。サビ前から徐々にテンポ速くなるのと、3:20~辺りの意味わからんドラムが好き。"何度でも立つよ"って歌詞も如何にもシーレジェの楽曲らしくて良いですね。9月からは初のライブツアーが始まります。是非この機会に曲だけでも聴いてみてください。
#12『ghost note』/ Another Story
東京中心に活動を行うラウド/スクリーモ系ロックバンドのニューEP。コ〇ナ禍で活動休止とメンバー脱退を経験するも、昨年3月に新メンバーとしてGt.TAKEMITZ(ex.THE TWISTED HARBOR TOWN)、Ba.AKI(ex.A Barking Dog Never Bites,Davinci)、Dr.YUSEI(ex.FUMES)の3名が加入し活動再開。そして、そんな新体制初、4年ぶりとなる新譜をリリース。
お帰りなさい!良い意味で変わらないエモーショナルなメロディが際立ちながら、新しくエレクトロサウンドやポップに盛り上がれる一面もあって、昨今ニューコアと言われる様なモダンな印象が強くなりましたね。あと、心なしか明るくなった。それでも、しっかり重いブレイクダウンはあるし、Vo.Keigoの伝家の宝刀ハイスクリームもあったので安心。Tr.1「Kill me Twice」とTr.5「Under the Citylights」が特に気に入ってますが、Tr.3「The Nameless」は彼ららしいパワーバラードに仕上がっているし、Tr.4「Days」はシンガロング必至の壮大な展開へと拡がっていくので、ライブで聴いたら印象が変わりそうな気がしています。今後は5ヵ月連続シングルリリースも決定しており、9月からは本作を引っ提げた全国12ヵ所ワンマンツアーも開始。数年ぶりに遊びに行こうと思います。
#13『NEW DAWN』/ coldrain
名古屋で結成され国内ラウドロック界を代表し、世界中でも活躍を魅せるメタルコアハンドの新曲。昨年はバンド結成15周年を迎え、7枚目となるアルバム『Nonnegative』をリリースし、それ以来1年ぶりとなる新曲。
開幕からハードコア由来のビートで飛ばしまくり、徐々にメロディアスな展開へ。磨き上げてきたヘヴィなメタルサウンドを鳴らしながら、やはりライブを意識したシンガロング必至のサビではVo. Masatoも美しいクリーンを披露。また、ブレイクダウンのエレクトロ感がcoldrainにしては新しすぎて面白かったですね。10月の東京公演チケット握れているので楽しみです。
#14『Deeper Water』/ Cliffside
カナダはバンクーバーとケロウナ出身のプログレッシヴ・メタルコアバンド、記念すべき1stフルアルバムをリリース。これまでシングルを何回か紹介してきた推しバンドなので嬉しい。
下半期名盤候補。Erra『Drift』以降の影響を感じる、プログレッシヴ・メタルコアとポストハードコアの中間に位置する様なバンドだなと改めて確信できた1枚でした。メロディアスなギターリフが何より印象的ですが、テクニカルなタッピングフレーズも駆け巡り、ゆったりと確かなグルーヴがドラマティックに展開されていく多彩かつ巧みなスタイルが一貫してるなと。美しく叙情的なメロディラインやツインボーカルのコントラスト、コーラスなどはポストハードコアに接近した非常に親しみを覚えるモノが多く、その中で流麗に繋がっていくギターソロも泣き。今後ますます独自の美的感覚が磨かれていけば、大物バンドになっていくポテンシャルが十分にあるなと思いました。シングルカットされて曲だとTr.4「Tides of Time」が変わらず好きで、新規曲だとTr.7「The Distance」、Tr.8「Good Grief」辺りが特に気に入っています。アルバム無限ループになるTr.12「Haunted」のアウトロも良かったですね。
#15『Fountain Of Youth』/ Torrential Rain
ドイツはニュルンベルク出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。今年初となるリリースですね。かなりシングルリリースが続いているので、アルバムそろそろありそう。
シンセウェーブを上手く取り入れたプログレッシヴ・メタルコアを展開、どこかレトロな音色混ぜながらも煌びやかで厚みのあるサウンドの迫力が良いですね。サビはやっぱり伸びやかなクリーンでキャッチーな仕上がり。中盤2:06~のまくし立てる様なパートがかなり好き。
―――以上、7/31~8/6はアルバム1枚、EP1枚、シングル13枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
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#ライブレポート
【8/4 七海うらら1stワンマンライブ「Parallel Show」@渋谷 Spotify O-WEST】
今年avexで新しく発足したオルタナティブレーベル「muchoo」よりメジャーデビューした、リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガー"七海うらら"の初のワンマンライブに参加してきました。VTuberFesなどでライブ自体は見た事があったんですが、聴きたいオリ曲沢山あったし、記念すべきワンマンライブと云う事で行くしかないなと。最終的にはソールドアウト公演だったので、早めにチケット握れてて良かったです。
合計14曲で約90分とあっという間ではありましたが、"パラレルシンガー"たる所以をしっかり魅せてくれたライブで最高でした。普段の配信とは違って顔出しでのリアル姿で歌う姿でも、本当にそのまま飛び出してきたような可愛さで衣装まで完全再現。実際、1曲目「Luv Rendezvous」はスクリーンにバーチャルうららちゃんが映って、そっちに気を取られているところにリアルうららちゃんが登場してきて歓声も凄かったです。
序盤はオリ曲を次々と披露していく中で、酔シグレさんとのコラボ曲「Desire Designer」までも歌ってくれて嬉しかったですね。オリ曲パート最後を飾るのはメジャーデビューシングル「ダイヤノカガヤキ」、先週のバズリズムライブVで聴いた時とは違って、この日は生バンドセットでライブ音響。そして何よりリアルならではの力強い歌唱パフォーマンスで体験できて良かったです。
中盤カバー曲パートでは永遠の名曲「アンノウン・マザーグース」を歌ってくれて、観客大合唱ホントに最高でした。その後にはオリ曲「ガールズストラテジー」と「Trigger」を披露するもんだから、カワイイからのカッコイイで感情オカシクなってた気がします。あと確かこの辺りはスクリーン上でのバーチャルうららと、ステージ上でのリアルうららが一緒に歌っており、どちらも可愛くて普通に目が足りませんでした。
MCを挟んで本編最後を飾った曲はやはり「Seventh Heaven」やっぱりライブ映え凄かった。大きな会場になればなるほどもっと強くなる曲だし、今後も大切にされて益々最高の曲になっていくなと確信しました。大好き。
止む事のないアンコールの声で、アンコールは2曲披露。ここで個人的に待望だった「ナナイロ」が披露され、ガッツポーズ&イントロで変な声出た。本当にありがとう。夏にも合うエモーショナルソング、やっぱり好き。最後は彼女の初オリジナル曲である「あたしワールド」で〆。気持ち良く笑顔で終われるフィニッシュだったと思います。
中盤MCではデビュー前の闘病生活など、彼女を応援する上では知っておきたい経歴等を初見の方にも向けて改めて語ってくれて、併せてこのステージに立てている事と日頃のファンの応援に感謝を述べていました。こちらこそありがとうなんよ。
また、ラストMCでは、入院中に好きな音楽を聞いて痛みが緩和された経験からも音楽には力があると信じてて、だから今度は私がその力を与えられる側になりたい。そして、活動を通してもっと大きなステージに立ちたい、と直接想いを聞けて良かったです。熱心で芯の強い、それでいて笑顔の多い人柄も改めて話しの節々から感じられて、彼女をこれからも応援していきたいと思いました。来年春に2ndワンマンライブ開催の発表もされたので、また必ず遊びに行きます!
【8/5 HIMEHINA LIVE 2023「提灯暗航、夏をゆく」@大宮ソニックシティ】
「Studio LaRa」所属、今年で活動6年目にもなる田中ヒメと鈴木ヒナによる2人組VTuberユニットHIMEHINA。5月24日にリリースされた3rdアルバム『提灯暗航』を冠したワンマンライブに参加してきました。今年見るのはVTuberFesぶり。また、ヒメヒナライブとしては2019年の1stワンマンLIVEぶりに声出しOKライブと云う事で、お互いに待ち望んでいた日でした。
狂って笑ってガチで最高のライブでした。やっぱヒメヒナは声出し、生バンド、ライブ音響でこそ真に最強になるなと思いましたね。まさかのセトリは計40曲で3時間超に及ぶ大ボリューム。それでも体力尽きる事なく多彩な表情で歌い上げ、力強く切なる想いを伝えてくれました。コンセプト通りのステージセットの雰囲気も良かったし、特大スクリーン映像リリックモーションは大迫力、何よりライブアレンジの数々と神繋ぎのメドレー達がズルすぎました。コレはオタクが発狂してしまうのもムリないと云うか、コレがあるからライブに何度でも足を運びたいと思うんですよね。
開幕カウントダウン映像もセンスの塊、ライブ始まっぞ!って云うあの何とも言えない高揚感を煽ってくるスタイルが大好きです。すかさず最強ソング「WWW」をかまして、そのまま代表曲「ヒトガタ」⇒「ボクラハ&ナイデ」⇒「ヒバリ」⇒「氷少女と歓楽街」までノンストップで繋いで披露する激アツ爆速スタートダッシュにもう狂い散らかしてました。今日はお祭り騒ぎの最高の日になるぞと確信させる素晴らしいパフォーマンスでしたね、本当に。そして、ヒメヒナ楽曲の中でも随一のエモーショナルソング「こだましがみ」をここで披露。声出しの煽りにファンも全力で応え、素晴らしい大合唱が完成し、"ずっと会いたかった"って台詞も普通に泣いた。アルバム『提灯暗航』を象徴する1曲「神喰姫」もこの序盤で披露。ライブだとより幻想的な雰囲気が出て良かったですね。
この後はストリートな衣装にチェンジして「GOLDEN」などHIMEHINA流ヒップホップソング達を次々と披露。メランコリックでオシャレな雰囲気が堪らなく、お酒片手に聴きたくなるパートでした。
中盤ではカバー曲パートを用意。メドレー風に披露されたんですけど、繋ぎが神すぎて最高でしたね。曲が変わる度に歓声が聞こえたほど。中でも「ヒバナ」⇒「マーシャル・マキシマイザー」がヤバすぎ。スクリーンには動画も映っていたので今後カバー動画が上がるのか楽しみです。
後半はまさかのソロ新曲「空っぽの箱庭」と「Raise your voice!」を持ってきてくれたサプライズ。それぞれ作詞を手掛けた事もあり、楽曲に込められた想いをインタビュー風に紹介する動画も面白かったですね。どちらも最高な曲で初披露とは思えない盛り上がりを魅せていました。
その後はアルバム曲「One-Way」「会えないボクラ」「提灯暗航」「未来は軌跡のキスの先」などメッセージ性に重きを置いた楽曲達が披露され、アルバムとこのライブで届けたかった想いが詰め込まれていたと思います。これからも彼女達と共に夢と云う光に向かって進んでいきたいなと改めて思わされましたね。特に「未来は軌跡のキスの先」はライブで大化け…純白ドレスに身を包んだヒメヒナも綺麗で泣きそうなった程でした。やはりコンセプトアルバムはライブを以て真に完成するモノです。
ライブも終盤、「Hello, Mic」⇒「Hello, Hologram」の最強ソングで、待ってたぞと言わんばかりに会場は再度熱気を取り戻しましたね。やっぱハロホロは強すぎる。そのまま「アダムとマダム」「不機嫌なスリーカード」「ハレ」「会いたいボクラ」、そして本編最終曲「閃光花火」でスクリーンに花火を咲かせてフィニッシュ。
アンコールでは「うたかたよいかないで」のサビメロが流れ、ファンによる大合唱。そして、満を持して登場して披露されたのはまさかのRemix仕様の 「鈍色キリカ 」「コールガールは3分で」「希織歌と時鐘」。どれかに「Mr.VIRTUALIZER」のメロディも織り込まれてて神アレンジが過ぎましたね。そしてそして、またしてもサプライズで新曲「マザードラッグ」を披露。ヒメヒナはどこまで楽しませてくれるんだ!もうサプライズ精神が凄い!ベースサウンドバキバキのヤバい新曲で最高でした…。アンコール最後にはもう一度「閃光花火」でこれ以上ない余韻に浸りながら終演を迎える事ができました。
MCではいつも通り仲睦まじい様子で笑いに包まれてましたね。そして、今回はそれだけでなく、「ヒメヒナ大変身2023」と題して音楽活動を本格化し、5年以内に日本武道館でのライブ開催を目指すことを宣言!彼女達の面白い芸人的側面は魅力でありながら、それが新規ファンを呼び込む障害にもなっていた経緯からの決断との事。個人的にはとても嬉しかったですね。音楽活動本格派してもヒメヒナ達の人柄や運営の立ち振る舞いが変わってしまう訳ではないし、その不安のカケラもないから只々誇らしいし嬉しいし益々応援したいと云う気持ちになった。それにV界隈でも歌唱力、ライブパフォーマンス共にトップレベルなので、昔から間違いなく。MCでもネタ混じりに話題になったキズナアイ、ミライアカリ、輝夜月と云った同世代Vがいなくなったり、周りの新しいVのムーブが勢い付いていたりしても黎明期からのVTuberとしてまだまだ続けていきたい覚悟と、続けていくのであれば変化を恐れず勝ちに行かなければならない覚悟が伴った決断、改めて素晴らしかったと思います。ラストのMCではファンへの感謝や声出しのライブができた喜び以外にも、チケ落選で行けなかった人達を全員ライブに連れていきたい、と云った素直で真っ直ぐな気持ちを伝えてくれました。ヒメヒナなら絶対実現できると思います、武道館絶対行こう。
では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!
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