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今週の良かった新曲感想【1/16~1/22】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。1/16~1/22リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。

#1『V』/ SawanoHiroyuki[nZk]

 作曲家である澤野弘之が様々なボーカリストを迎えて楽曲制作を行うプロジェクトSawanoHiroyuki[nZk]の5枚目となるアルバム。
 約2年ぶりとなるアルバムですが、その間にリリースされた曲が軒並み良かったので本作もいつも通り期待してました。また新しくなりましたね。ASKA、秦基博、suis(from ヨルシカ)、ReN、XAIと新たなボーカリストも迎え、全体的に歌メロがより前に出てきている印象でした。音数も少な目で壮大なサウンドが控え目になった分、聴く場面を選ばない日常のBGMに相性ピッタリだなと。スケール感の演出だったり、グルーヴ感だったりは健在だからすぐにハマれましたし。好きな曲を上げるなら澤野節全開の、Tr.6「OUTSIDERS」,Tr.9「Avid」とかにはなってしまうんですけど!


#2『油(OIL)』/ 女王蜂

 神戸で結成された日本の4人組ロックバンド。2月1日発売の8thアルバム『十二次元』収録曲「油(OIL)」から先行シングル。
 異国情緒溢れる1曲、メロディセンスも歌唱力もコレは化け物です。無限リピート余裕案件。言葉遊びも好き。喧嘩腰で原点回帰みもあるアグレッシブさ、どこか狂ってて、もう病み付きになりますね。ライブ映えヤバそう。


#3『1999』/ Soothsayer

 アメリカテキサス州アビリーンを拠点とするメタルコアバンドの新曲。
 コレは名曲認定。むっちゃ良かった。昨年4月リリースのEP『Identity』でも、叙情系サウンドを軸としたメロディックハードコアの香りは漂っていたんですが、本作ではそれが更に押し出された1曲。それだけでなく、グルーヴィーで複雑な展開も面白いし、要所要所でクソ重く殴ってきたり、無駄にテクい事したりするのがガチでツボ。今年も期待大です。


#4『VirtuaREAL.05』/ USAGI Production

 エンターテインメントの次世代のカルチャーを創るマネジメント事務所「USAGI Production」が楽曲プロデュースを担当し、最先端VTuber&豪華クリエイター計30名が参加した、VTuberオリジナル楽曲アルバム第6弾。
 好きなVも好きな作曲家さんもいて、今回も個性豊かな素晴らしい1枚でした。Vオリ曲好きはマストチェックですし、こっから掘り下げていくもオススメです。クラブで聴いたら絶対楽しいだろうなぁって曲も多くて、大代ちゃんのTr.3「デカえ女」とかライブ映え必至。Tr.4「ふたりゎはいぱぁGIRLミ★」の2人の掛け合いも好き。ギター炸裂系ユーロビートTr.8「Butterfly Dream」もちよちゃんの歌上手くて最高でした。ありがとうハレトキドキ。エモーショナルフューチャーベースTr.10「Re:ink Story」もかなり好き。ピアノの音色、サビへの入り方と心地良さが堪らんです。


#5『星砕』/ Knosis 

 元Crystal LakeのVo.Ryoと、Survive Said The ProphetのVo.Yosh、Made in MeのDr.Daikiからなる音楽プロダクション・チームThe Hideout StudiosによるプロジェクトKnosisが昨年12月に始動。2023年3月22日リリース予定のEPから先行シングル。
 とりあえずお帰りなさい。音楽活動はやっぱ続けてたみたいで嬉しかったです。唯一の日本詞部分も含め、エクストリームメタルの最先端に立とうとする意志がやはり感じられて、良い意味で変わってないなと。ヘヴィでインダストリアルなサウンドは勿論、クリーンのスペーシーなサウンドスケープも意外とクセになる。


#6『狂えない』/ 理芽りめ

 クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のVsinger、理芽の新曲。山田悠介の新作小説「サブスクの子と呼ばれて」のテーマソングとしてシンガーソングライターでボカロPの笹川真生氏が書き下ろしました。
 一見明るい曲かと思いきやダークな一面も垣間見えて、複雑な感情をストレートにぶつけてくると云うか。相変わらず世界観演出のセンスとか技量に驚きを隠せないですね。理芽ちゃんの歌声も相まった中毒性も言わずもがな。中盤の無機質な間奏と、不穏さを残していくアウトロの妙。


#7『ライトイヤーズ』/ 明透あす

 クリエイティブレーベル「SINSEKAI STUDIO」所属のVsinger、明透。5曲目となるオリジナル楽曲。作詞作編曲は「スロウリー」「ソラゴト」に続き、ポリスピカデリー氏が手掛けました。
 大人びた極上シティポップに仕上がった1曲。ダンサブルなビートがカッコよく、心地良いです。透明感がありながらも、研ぎ澄まされた鋭利さがある歌い方も綺麗で、フレーズの歌い終りが好き。


#8『青巒にて ft. 花たん』/ JunbugP

 アメリカロサンゼルスを拠点に活動する作曲家JunbugPの新曲。ボーカルには2022年1月14日にVTuberデビューを果たした花たんをフィーチャー。彼女の詳細は割愛しますが、今現在放送中のアニメ『転生王女と天才令嬢の魔法革命』のOPも担当されています。
 一発で心掴まれましたね。サビで響き渡る花たんさんの歌声が切なく胸に響きます。構成も面白く、2番にだけあるBメロが温かくて好きです。ラスサビのセルフコーラスによる深みも良い…。サブスク配信は無いんですが、動画概要欄のリンクから音源はダウンロードできます。


#9『Critical Hit』/ Marked;Life

 アメリカはフェニックスを拠点とする、メタルコアバンド。EP『I'll Be Gone In The Dark』以来、1年半ぶりとなる新曲。
 開幕から全力疾走アグレッシブで好きすぎる。スピードを落としても、グルーヴィーでプログレッシヴなアプローチは保たれたままなのも良いですね。開幕とは真逆を行く、サックスまで取り入れたオシャレなフィニッシュも余韻満点。


#10『Parasocial』/ Termina

 MonumentsのVo.Andy CizekとYouTuberミュージシャンNik Nocturnal、Oceans Ate AlaskaのDr.Chris TurnerによるメタルコアプロジェクトTerminaの新曲。
 本作では、WhitechapelのフロントマンPhil BozemanとEmmureのギタリストJoshua Travisをフィーチャー。2:11~からエグイ事になってますね。超絶技巧に溢れ、徹底的にプログレッシヴさを追究し畳み掛けてくる感じがあって、ボーカルも歌い分け巧み。3作連続でとんでもないクオリティの楽曲が出てるので、アルバムとか出るの楽しみですわ。


#11『Gasoline』/ Lost In Sight

 Sapphire StudiosのOriel Leviによるワンマンメタルコアバンド。ボーカルは本作もColosseumsのVo. Billy Douglasが担当。
 昨年11月にデビューアルバム『From The Dark』をリリースしたばかりなので、もう新曲かと!アルバムを年間ベスト20選に入れる位には好きなバンドだったので嬉しい。サビのクリーンが食い気味に入ってくるのがむっちゃ良いですね。相変わらず引き締まったサウンドで刻んでいくリフがスタイリッシュで聴き手を飽きさせないです。程よい緩急を付けて、終盤にはストリングスも投入し、ドラマティックかつヘヴィなフィニッシュで完璧。


#12『在りし日が、甘く薫れば』/ 入辺らず

 パンダとラズベリーが大好きな個人勢VTuber、入辺らずの記念すべき1stオリジナル楽曲。作詞は佐藤原材料氏、作編曲はAtohs Musicが担当。
 和風なテイストと少しだけテクノっぽい要素が組み合わさった1曲、ピアノが引っ込むと中華風っぽさもありますね。とにかくアジア系の親しみやすくも切なげなメロディーがステキで、それを少女のようなウブさを孕んだ可愛いらしい歌声で気持ちを絞り出すように歌ってるのが好き。


―――以上、1/16~1/22はアルバム2枚、シングル10枚の新曲感想でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
 その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり、シェアしたりしていただけると大変励みになります。よろしくお願いします!

 ではまた!



#オマケ

「一発撮りで、音楽と向き合う。」をコンセプトに、メジャーシーンで活躍するミュージシャンによる一発撮りが収められる「THE FIRST TAKE」に、ホロライブ所属のVTuber星街すいせいが初登場。
 本当に凄かった。。。推しが登場した事もむっちゃ嬉しいんだけど、自分はVTuberがこーゆー舞台に立った事自体に感動した。一応キズナアイちゃんからVTuber文化に触れている身としては、歴史がまた間違いなく動いたなと。特別なアコースティックアレンジの元、響き渡るすいちゃんの歌声はいつもに増して素晴らしかったです。感動の余り"泣き"でした(ガチ)。



#ライブレポート

【1/19 Fear, and Loathing in Las Vegas “Cocoon for the Golden Future” Release Tour 2022-2023@Zepp Haneda】

ガチで楽しかった…

 神戸発5人組ポストハードコアバンド。昨年10月にリリースしたアルバム『Cocoon for the Golden Future』を引っさげての全国ツアー。東京公演に参加してきました。ベガス自体は2021年11月のセトリ確約再現ライブに行ってるので約1年ぶり。でも今回はセトリが半分以上わからん上にオールスタンディングなので凄い高揚感あって。いやぁ…むっちゃ楽しかった。アルバム曲は「Ain't That So Awesome」でドラム以外全員マイク握って踊り始めたの流石に笑って最高だったし、エンディング曲「Luck Will Be There」も期待通りライブ映えして良かった。そんで、「Step of Terror」と「The Courage to The Action」、「Shake Your Body」はレアすぎて狂い散らかした。シングルのカップリング曲なんて滅多にやらんぞ。そんで名曲「Crossover」と「Let Me Hear」はやはりブチ上がる。軽く頭のネジが飛びます。初めてライブ見た10年前と変わらず、ずっと今もカッコいいですよ本当に。Minamiさんも未だに常に動いてて体力無限かよw また遊びに行きますね。


【1/21 Mori Calliope『SINDERELLA』オンラインミート&グリート@Zoom】

グッズ類がカメラに映る様に模様替え
ぬいぐるみは抱えて、グッズのスウェットも着てた

 VTuberグループホロライブEnglish所属、Mori Calliopeのメジャー1stアルバム『SINDERELLA』のリリースを記念に行われたオンラインミート&グリートに参加しました。ライブではないんだけど、一応音楽関連のイベントなのと、自分用に書き残しておきたくて。
 まず抽選当たるとは。ライブチケットと違って倍率低かったっぽいですね。当日までイメトレを重ね、前日にはカメラとマイクの調子もチェックして部屋の模様替えもしました。当日は身だしなみ整えて、スタッフに呼ばれたら本人確認して、実際に自分の番が来るまでは約1時間待機。そして、実際にカリオペちゃんと話せる時間は"1分間"。
 あっという間でした。体感10秒も無い。もっと話してはいたかったけど、ガチで最高でした、参加できて本当に良かったです。カリオペちゃんがまさかの開口一番「こんばんは〜、あ間違えた!こんにちは~」って感じで可愛いすぎて、お互いに笑って一気に緊張ほぐれたw その後は改めて英語で挨拶して、名前の呼び方も尋ねてくれたので、"Please call me Kohei."も英語で言って。その後はカリオペちゃんがすぐに部屋に興味持ってくれて。模様替えした甲斐あったなと。グッズもそうだし、普段から壁にバンドTシャツを掛けてあるんですが、「すごーい!コレクター!ステキなお部屋ー」的な感じで反応してくれて、ずっと満開オタクスマイル。
 その会話が落ち着いたトコで、こっちから切り出して絶対に伝えたかった事は日本語で伝えました。英語でちゃんと伝わらなかったら後悔しそうだったのと、カリオペちゃん日本語本当に上手だから絶対聞き取ってくれると思ったので。結果伝わりました。簡単に言うと、「カリオペちゃん日本語の勉強凄い頑張ってるから、自分も英語の勉強頑張ってます!」的な事を伝えて。そしたら、「凄い!ありがとう。でもまだまだ上手くなりたいから、お互い頑張りましょうね」って返してくれて。やっぱ嬉しかったし、それで「カリオペちゃん本当に上手だし、日本語話してる時むっちゃカワイイです!」って咄嗟に言葉が出てしまった(オタクが出た)。
 そして、カウントダウンが10秒に近づいたのが見えたので、急いで「今日はありがとう~ "Thank you.  I enjoyed talking with you."」と伝えて。カリオペちゃんも「こちらこそありがとう~。また配信で会いましょう!」って言ってた記憶です。終わった後もしばらくニヤけ止まらんし、気持ちがフワフワしてましたね。

 改めて最高のイベントでした。ミーグリみたいな推しと話せるイベントはキズナアイちゃんで経験していたので、それも活きたかなと。そんで、カリオペちゃん日本語上手すぎるし、可愛いすぎる。彼女から嬉しいお言葉を頂いたからには、これからも英語の勉強続けていきたいなと。次回こーゆー機会があるかは解らないけど、その時はもっと英語で話せる様に。忙しいであろうスケジュールの中、こうやって日本のファンと話す機会を作ってくれて本当に感謝感謝です。一生の想い出になりました。

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

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