東京電脳from電音部 RESIDENT PARTY "NEOKYO vol.1" ライブレポ
6月30日(日)渋谷WOMB。DJをテーマにした物語や、新進気鋭のクリエイターによるクラブミュージックを展開しているメディアミックスプロジェクト電音部の、ネオトウキョウエリアから"東京電脳"メインでの初イベントに行ってきました。東京電脳のメンバーは、苺りなはむ(BPM15Q)、yAmmy、ぁぃぁぃ、の3人。また、ゲストとして、カブキエリアの"真新宿GR学園"と、DJのKOERUさんも出演されました。
東京電脳も真新宿GR学園も観るのは今年の電音部EXPOぶり。その時から東京電脳の単独公演とかあったら行きたいなーと思っていたので、遂にこの日を迎えられて良かったです。
定刻通り開演して、まずはDJのKOERUさんがフロアを徐々に徐々に温めてくれました。後半では電音部シブヤエリアの楽曲「救済のファンタジア」とか、「うまぴょい伝説」「ルカルカ☆ナイトフィーバー」のハードコアアレンジまで流してフロア滅茶苦茶盛り上がってましたね。ピカピカのレーザー/VJも相まって、カッコイイDJでした。
次に真新宿GR学園。いきなり「Crush」やるもんだからブチ上がり。フロアを煽って声出させたり、アドリブでアレンジ効かせたりするパフォーマンスが相変わらず魅力的でした。ソロは勿論、3人揃った時の色気、グルーヴも最強。セトリは「Anti」がレアで自分もライブでは多分初めて。ヘヴィに歪んだベースラインと、キャッチーで優しいメロディラインによる至極のコントラストは、心にギュッと、身体にズーンと来る、美しさでした…。
ラスト東京電脳。最初から最後までMCとMC無しでぶっ通し全力パフォーマンス、本当にカッコよかった。バキバキでサイバーな演出を徹底し、歌唱や煽りではキャラらしさも全開で、楽曲も音源より重低音効きまくりのサウンドが気持ちよくて、VJも世界観を存分に味わえる様にと1曲1曲ド派手かつスタイリッシュに魅せてくれました。世界初お披露目となる新曲もやって、曲数的には12曲もあったのに体感あっという間。それだけ別世界にブッ飛ばしてくれるパワーがあると云うか、そーゆー感覚にさせてくれるのが余りに最高でした。電音部どのエリアも好きですが、この点に関しては東京電脳がピカイチかもしれんなと。曲、ダンス、歌、衣装、演出…etcどの要素、角度を切り取っても東京電脳だなと思えるし、だから全てが一体となった時の火力も高くて。DJセットのテーブルに乗り上げて歌うみたいな瞬間瞬間のライブ感がありつつも、隙の無いプロフェッショナルなパフォーマンスから感じられる凄く完成された作品らしさも好きです。本当に楽しかったので、また必ず遊びに行きたいと思います。どうやら9月はオールナイト公演らしい。