就活生、少しだけ時間くれ。20卒がおすすめ新卒エージェント紹介したる。
僕は20卒就活生だ。
卒業間近の秋まで、いわゆるNNT(無い内定)の状態で死ぬほど苦労した。
言うまでもなく、某ウイルスの影響で今年以降の就活状況は去年(20卒)のものとは比べ物にならないほど厳しい。
そんな状況の就活生のために少しでも役に立てば…と思いこのnoteを書いてみる。
新卒向け就職エージェントとは
もう知っている人も多いとは思うが、就職エージェントは
「無料で就活相談・求人紹介をしてくれるサービス」
のこと。
企業側から報酬を受け取るビジネスモデルなので就活生は一切お金を払う必要がなく、エージェント経由限定の特殊な選考ルートを紹介してもらえたりと、
可能性を少しでも広げられるという意味で、就活に行き詰まった学生にはメリットしかない。
そもそもあなたは新卒向け就職エージェントを使うべきなのか
こんな就活生は新卒エージェントを利用することで就活状況が劇的に好転する可能性がある。
・とにかく、1つでも内定が欲しい
・第一志望前に多くの場数(ES・面接)を経験しておきたい
・ぶっちゃけ就活が上手くいっていない。どうにかしないとマズいのに動けない
僕は4年生の夏頃からエージェントサービスを利用するようになって、自分だけで動いていたころよりも遥かに多くの選考に進めることが出来たし、
それだけ打席数が増えたことによって、秋には僅かではあるものの内定を貰うことが出来た。
おそらくあの時エージェントを利用せず自分のペースで進めていたら、冬になっても内定は出ずにそのまま卒業していたかもしれない。
その後は既卒枠でさらに厳しい条件のもと再び就活…
考えるだけでゾッとする。
これを読んでくれている就活生の中にはそうなりたいと思っている人はいないだろうから、5分ほど時間を使ってどうか最後まで目を通してみてほしい。
新卒エージェントは『提携企業数』で選べ
新卒エージェントサービスはここ数年で急増した。
理系学生や体育会系学生などターゲットである学生の属性を絞ったエージェントや、コンサル・IT業界など特定の業種・業界に強みを持ったエージェントなど、その種類は様々。
当然、どう選べば良いのか迷うわけだが、僕の経験上
「提携企業数の多さ」
これに尽きると思う。
「面倒見の良さ」とか「サポートの質」なんてものは結局、担当のエージェントによって変わるものだし、使ったことある人は分かると思うけど、サービスの内容はどのエージェントも大体似たような感じ。
自分の理想の企業と巡り会える機会を増やしてくれるのが利用するメリットなのだから、紹介してもらえる企業数が多いに越したことはない。
だから基本的には学生側も企業側も認知している有名所のエージェントが一番オススメにはなってくる。
リクルートエージェントとかキャリアチケットとか、運営母体の企業もデカくて知名度・利用者数が高いところが結局優良企業を抱えていることが多いわけだ。
エージェントとの『相性』も大切
もちろん、担当してくれるエージェントとの「相性」もかなり大切な要素。
就活モチベーションを常に鼓舞してくれるようなタイプの熱血系を求めている人もいれば、あくまで冷静かつ事細かくアドバイスをもらいたい人など、
就活生によっても就活状況のステージによっても異なってくる部分ではあると思う。
さっきも言ったとおり、「面倒見の良さ」とか「過去の就活生からの評価」なんてものは担当者単位でバラバラ。
だからまずは実際に面談に行ってみて、自分の担当の人とやっていけるのかを見極めることが何よりも大切。
万が一合わなかったら担当を変えてもらえば良いわけだし(とは言っても言い出しにくいだろうから複数のエージェントに登録しておくのもおすすめ)、
まずはとりあえず面談に行くこと。そうしないと何も始まらないからね。
僕が使ってきた3つの新卒エージェント
つらつら偉そうに語ってきたわけだけど、ここからは僕が現役時代(とはいっても1年前)に使っていた新卒向け就職エージェントサービスを3つ紹介する。
あくまで「僕が良いと思ったエージェント」だからあなたには合わないかもしれないけれど、リアルな一意見として参考にしてもらえたらと思う。
【キャリアチケット】紹介企業数がケタ違い
最近はYouTubeとか電車でも広告を見かけるようになった、知名度も利用者数も伸びている今一番イケイケなエージェントサービス。
そもそも運営母体であるレバレジーズ株式会社はリクルートなどに次ぐ次世代のメガベンチャーとも称されていて、その勢いを引っ張っているのがキャリアチケット。
この企業はキャリアチケットの他にもエンジニア就職に特化した「レバテックキャリア」という新卒向けサービスなど、様々な人材サービスを提供していることからも分かる通り、とにかく求人数の幅・量が半端ない。
実際に面談に行くと、どこのエージェントも「君に合いそうな企業はこんなのがあるよ」と企業をいくつか紹介してくれるのだが、
ここのエージェントは紹介してくれた企業数が桁違いだった。盛りじゃなくてマジで。
別に、自分の興味のない企業ばかり紹介されたというわけでもなく、紹介してくれる企業の質(自分にとって)も高かったし、個人的には非常に満足度の高かったおすすめのサービス。
東京、大阪、福岡などの主要都市にしか対応していないので地方住みの学生は注意。
(現時点ではリモートでの面談も可能らしいので地方の学生でもいけるかも)
【ジョブスプリング】サポートの手厚さに助けられた
JobSpring新卒エージェントは、楽天からサマンサタバサに至るまで、事業会社出身のエージェントが在籍しているのが最大の特徴。 シンプルに有能なエージェントが多いと思う。(何様だお前は)
JobSpringを運営する株式会社rootsは、設立して間もない精鋭を連ねるベンチャー。
そのため大手エージェントのようにやや機械的に学生に接するのはなく、1人1人の学生を「重要な顧客」として誠実に向き合ってくれる印象を受けた。
自分が興味のある業界に合わせて、その業界に精通した担当エージェントに変えてくれたり、
面談回数も僕の無理な要求に合わせてくれたりと、ベンチャーのエージェントならではの柔軟さ・スピード感にはかなり助けられた。
こちらは東京限定(オフィスが東京だから)なので関東以外に住んでいる学生は注意が必要。
【GoodFind】ベンチャー就職なら迷わずココ
GoodFindはベンチャー企業への就職を考えている人に是非利用してみてほしいサービス。
基本的に大手企業の求人は扱っていないけど、上場している、あるいはこれから数年以内に上場するベンチャー企業の求人を数多く持っている。
なんでも、「お金をくれても成長可能性のないベンチャーは紹介しない」と言うポリシーを持っていると言っていたのがとても印象的だった。
まあそんなものは建前なんだろうけど、実際に紹介してくれた企業の質はとても高かった。
キャリアアドバイザーも、高学歴だったり大手企業の経験があったりするレベルの高い人が多く、彼らの就活アドバイスは直接的に活かせるようなものばかりだった。
ただ分かっておいて欲しいのは、イケイケのベンチャー企業の選考のハードルは基本的に高いということ。
人気のベンチャーを受けたことのある人なら分かると思うけど、下手な大手企業よりも求められるレベルも高いし、むしろ選考難易度が高かったりする。
まあ少数精鋭でやっていかないといけないから当たり前っちゃ当たり前なんだけどね。GoodFindを利用する前にはそこだけ覚悟しておいてほしい。
さいごに。迷ってる暇があったら面談してみて
「就活エージェント」についてあれこれ調べる暇があるくらいならさっさと予約して面談しちゃったほうが良い。どうせ無料なんだから。
今ならリモートで面談してくれるところがほとんどだし、かなりのスピードで面談まで漕ぎ着けられる。
ここまで読んでくれたあなたへ、最後に僕が就活を通して学んだことを伝えようと思う。
迷ってても答えは出ない。
正解かどうかはともかく、今の状況を動かすアクションを起こすことが大切。
面談の予約なんてせいぜい5分もかからない。YouTube観るのに時間使うくらいならササッとやってみてほしい。