「書くこと」とは?何か vol.7
さとゆみゼミの12回の講義が終了。
卒業してから3週間もたってしまった。
しかも、6回目の講義終わりから、「書くこと」とは何か?をサボってしまった。
いや、書けなかった。
なぜ、書けなかったのか?
自分に「書くこと」とは何か?を語る資格なんかないな〜と思ってしまったから。
ぼくは書くことが苦手である。
でも、23年間の会社員生活で、メールや書類作成で培って、なんとなく文章を書けるようになった気がしていた。
副業で始めたライターでも、それなりに稼げるようにもなった。
しかし、さとゆみゼミの講義を受けるたびに、書くことが苦手だと思うようになる。
自身では、書けているはずの文章が、さとゆみさんにかかると真っ赤になる。
課題の文字数が増えるにつれて、赤字の量も増える。
おかしい。
「書くこと」とは何か?と調子に乗って書いていたが、語る資格なんかないぞ。
自分の姿を俯瞰して見ると、そう言わざるを得なかった。
さとゆみさんのインタビューは、めちゃくちゃ楽しかった。
いざ、インタビューを文章にすると、全く書けない。
いよいよ締切が迫る。
なんとか仕上げた。
何度も読み直して、課題を提出した。
講評を見ると…
講義中に講評を読む時間がある。
zoomごしに、ぼくらの顔を見ているさとゆみさんが、
「みんなの顔が悲しくなっていく」。
ぼくの顔も悲しい顔だったのだろう。
正直なところ、講評を見返すことができなかった。
「書くこと」とは、何か?
今の答えは、自分に正直であること。
「初めてのインタビュー記事で、お前は何点を取ろうとしているんだ?」
「お前は、インタビュー記事を書く練習をしたのか?していないだろ」
「練習していないやつが、プロ野球のバッターボックスに立って、ホームランを打てるのか?打てるわけないやろ」
練習しないプロはいないのだ。
自己評価を見誤っていた。
そう気づいて、講評をようやく見れるようになった。
さとゆみさんの赤入れを修正していくと、なんと読みやすい文章になるんだ。
プロの手が加わると、ど素人の文章もこんなに磨かれていくんだ。
赤を入れてもらえるありがたさをようやく実感した。
おそっ!!
4月15日、さとゆみさんのインタビュー記事のリライトの締切日。
ようやく出せた。
何か心に詰まっていたモヤモヤが一気に晴れた。
明日からもっと貪欲に、勉強する。
明日からもっと貪欲に、記事を書く。