海へと向かう

故郷へ向かうヤクザ者
シャッター街を走り抜け
築港へとその足を向ける
辿り着いた海だけは
昔のままで彼を迎えた
残り僅かな時を抱えて
命の使い方を定める
それが冷徹だったとしても




読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします