今週見た映画 12月6日~12月12日
フリー・ガイ 3.5点
意識というか心というかを手に入れたAIを巡る物語という設定はまさに現代に有得そうな設定で面白く見られた。何よりライアン・レイノルズが出ているから外れないと言うか、彼の演技しかり、現実世界をオマージュしているからこそゲームとか映画の元ネタでクスリと出来るシーンも多く見ていて一切の飽きがない。基本的にずっと明るいテンションで続くから、疲れているときとかに見ると最高かもしれない。あと陰キャのジョー・キーリーが新鮮で良い!
サイダーのように言葉が湧き上がる 2点
コンプレックスを抱えた男女の一夏の青春物語。絵のタッチの優しい感じとか、チェリーとスマイルの可愛い感じとかがずっと続いているほのぼの系の映画でかなりゆったりと見られたかなと。チェリーの俳句が物語の鍵になるっていうのはかなり面白いし、甘酸っぱいなぁってなるんだけど、物語最後に俳句を叫ぶシーンとかは「夜明け告げるルーのうた」に似ていて、あっちの歌うたいのバラッドが良すぎて見劣りしてしまった。映画を批評するうえで他の映画を引き合いに出すのは良くないってのはわかっているけど、そう思ってしまうクオリティだった。
1917 命をかけた伝令 4.5点
これは名作。滅茶苦茶面白いと言うか、このワンカットに見せる技術が圧巻過ぎて息をつく暇がない。戦争映画だからこそ出来るワンカットのような感じで、戦場のはらはら感というか逼迫した状況のようなものが、カットによる息抜きがなく続くので、見るのにこれだけ感情を揺さぶられた映画は久しぶり。強いて言えば、無駄に音楽が凝っているようなところがあって、逆に音楽の主張が激しすぎる感じがしたから5点には及ばず。
トムとジェリー 2点
絵にかいたようなファミリー映画で、まじで息抜きに良い映画だった。だから物語的には予想の範疇を越えてこない。ところどころの原作オマージュとかアニメを実写に落とし込む技術とかは良いなと思う。何よりヒロインのクロエが綺麗な女性になりすぎていてビックリ。トムとジェリーが可愛いのも確かなんだけど、クロエで持ってる映画だなと思った。
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