Indeedの有料プラン、使いこなしてますか?
前回の記事に引き続き、この数年で使われることが多くなっている求人サイト、Indeedについて解説していきます。
今回は、Indeedで一番「よくわからない」と言われがちな、有料プランについて徹底解説します。
有料にすると何がいいの?
まず気になるのは、有料と無料の違いかと思います。
Indeedは無料でも掲載できるので、有料にしなくてもいいんじゃ…?と思いますよね。
わざわざ有料にしなくても十分な求人については前の記事を見ていただくとして、お金をかけてでも欲しい求人の場合は、有料プランに変えると下記の図のように掲載される場所が変わります。
有料プラン:スポンサー枠
無料プラン:オーガニック枠
とそれぞれ呼ばれています。
・スポンサー枠
ページの上部分の3〜4枠、下部分の1〜2枠の特に見られやすい位置に表示されるため、クリックされやすくなる。
小さくスポンサーと表示されている。
毎ページの上下にスポンサー枠があるので、複数回出てくることもある。
・オーガニック枠
無料で掲載可能。費用がかからない分、新しい求人のほうが上に出てきやすい。
自動的に引用されている求人もここに該当する。
効果の違いは、求人の条件や料金にもよりますが、クリック数でいえば少なくとも3倍〜10倍くらいの差が出ます。
(クリック後に応募されるかは内容によるので、また別記事に書きますね。)
閲覧されるたびに費用が発生する成功報酬型のクリック課金モデル
Indeedのスポンサー枠での料金体系は「クリック課金制」です。
掲載する時点では無料で、ユーザーが求人をクリックしてページを閲覧するごとに料金が発生します。
閲覧も全然ないのに料金がかかるようなことがないのはメリットでしょう。
また、ちゃんと数字を見て分析したり、改善したりできるので、「なぜか応募がこない」ではなく、原因特定がきちんとできます。
一方で、クリックでの課金なので応募されるかは別問題であること、クリックだけされて応募されない場合は割高になる可能性がある点はデメリットかもしれません。
個人的には、求人媒体でめちゃ応募が来る求人(特に短期の官公庁案件とか)なんかは、Indeedに載せると逆にもったいないと思います。
金額設定は自動・手動の2パターン
料金の設定方法は、自動設定・手動設定の2パターン存在します。
自動設定
日額・月額の金額を決めて、あとはシステムにお任せで設定する方法です。
期間と予算が決まっている場合や、日数を決めて効果を見たい場合はこちらが使いやすいです。
予算に応じて出せる掲載位置を自動的に調整してくれるので、基本的にはこっちの方がわかりやすい設定方法です。
注意点としては、予算に応じた掲載位置なので、予算が安すぎるとずっと後ろの方のスポンサー枠に出て「これ、無料のほうが効果が出るんじゃないか?」という感じになります…。
また日額にすると「平均日額」なので、均してその金額になるよう動くため、予算を若干オーバーする可能性があるので注意が必要です。
手動設定
クリック単価と全体の予算を決めて設定する方法です。
どの程度露出したいのかを指定できるので、細く長く出したい・短期集中でなるべく上位に出したい、などの設定ができます。
注意点としては、予算消化のスピードをコントロールできないので、設定をミスしているとすごく早く予算がなくなったり、全然表示されず予算が全くなくならない、ということが起こりえます。
そのため、効果分析をきちんとすることが必須になってくるので、WEBマーケティングに詳しい担当者がいるか、代行会社に依頼する時に使ったりする方が無難です。
ちなみに、Indeed本体の営業マンに依頼すれば、日額の上限金額を決めておくことができるので、相談してみてもいいでしょう。
1クリックの単価はどのくらい?
金額設定を決める際に、クリックの単価が気になる方もいるでしょう。
手動設定だといくらにするのか迷いますよね…。
ただし、正直なところ職種や条件によってかなり幅があるので、必ずこうすればいい、という回答はありません。
幅は15円〜1000円まであり、クリック単価が高いものほどスポンサー枠の中で入札制で上位に出ます。
今は単価100円を切れるのは、人気の高い事務職くらいで、他は軒並み200〜500円くらいが平均的なので、掲載してみて効果を見てみることをおすすめします。
ここの話はかなり複雑なので、別の記事にしたいと思います。笑
支払い方法はクレジットカードか前払いの銀行振込
自分でIndeedに登録すると、支払い方法はクレジットカードを登録する形になります。
法人カードや代表の個人カードがあればいいのですが、できれば使いたくない場合もあるでしょう。
その時は、Indeed本体の担当者に相談すると、銀行振込での請求書払いが対応できます。
なお、その際は与信チェックが入るのと、一般的な後払いの請求ではなく、前払いになります。
ICカードのチャージのようなイメージで、30万円分をチャージしたら、その中から消化していって、使わなかった分は繰越できるようになっています。
まとめ
Indeedの有料プランは、一見かなり複雑ですが、自動設定もあるので、まずは掲載して効果を見ながら変更していくのもありかと思います。
掲載してからも、プランや原稿の変更はいくらでもできるので、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
その他にも気になるテーマがある場合や、Indeedの運用についてさらに詳しく知りたい場合は下記までお気軽にどうぞ。
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