実録!スタートアップの採用のリアル vol.2 〜セールスで採用したはずが…編〜
採用活動をされている企業のみなさん、
「この採用、ちょっと色々あったな…」
「ぶっちゃけ、厳しいな…」
「ちょっとミスマッチだったな…」
という経験はありますか?
企業と求職者どちらが悪い、ということではなく、シンプルに合わなかったり、最終的に思った通りの結果にならず、お互いが残念な思いをしたことは、少なからず起きるのではないかと思います。
誰を採用するのか?
誰を採用しないのか?
これは採用活動をしている人事にとって、とても重要なテーマだと思います。
実際に数社にインタビューさせていただいた体験談をシリーズ記事にまとめました。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
セールスを採用したB社の例
WEB系サービスを自社でつくっていたスタートアップのB社。
これから拡大していくにあたり、採用したかったのはサービスを広めていってくれるフィールドセールスでした。
サービス拡大のために、経験者採用で給与も高く設定し、市場感にもしっかりと合わせて採用活動を行ないました。
そして無事に、近いサービスの経験がある方の採用が決まり、3ヶ月後の入社となりました。
しかし入社時に起きた問題は…
3ヶ月が経ち、フィールドセールスの方が入社するタイミングに、問題が発生していました。
会社は、動きの早いスタートアップです。
実は、サービスの状況が変わり、必要なポジションはフィールドセールスではなく、満足度向上のためのカスタマーサクセスに変化してしまっていたのです。
セールスの経験を買われて入社している方は、カスタマーサクセスの経験はありません。当然、スキルも、どうやって進めていくべきなのかの知識もありません。
会社側にも、カスタマーサクセスの経験はほとんどありません。
そして人員も少なく、十分なフォローができる体制でもなかったのです……。
ミスマッチの結果は…
なかなか思う通りに活躍できない元セールスの方。
一方で、セールスの経験者として給与を設定していたため、会社としてはコストが高く、期待値だけがどんどん上がっていきます。
残念ながら、その方は数ヶ月後に辞めてもらうことになってしまいました……。
実は、同時期にもう1人、採用された方がいました。
その方は経験こそなかったものの、ゆくゆくは自分でフリーランス・経営をしていきたいと考えており、事業開発などにも意欲のある方。
結果として、経験者が会社を去り、未経験の方が活躍することになったのでした。
何が課題だったのか?
課題は、事業展開に合わせた採用ターゲットの設定ができていなかったことでした。
今後の変化の可能性を考え、スキルも考慮の必要はありますが、どういった志向性の方を採用すべきなのかがより明確であれば、ミスマッチを防げたのかもしれません。
また、スタートアップならではの動きに適応できる人材の志向性を理解しておくと、防ぎやすくなる可能性もあるでしょう。
そんな「どんな人を採用しない方がいいのか?」を知ることができるサービス“ENTRANCE”を、今ならトライアルでお試しいただけます。
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