実録!スタートアップの採用のリアル vol.3 〜“人柄採用”をやってみたら…編〜
採用活動をされている企業のみなさん、
「この採用、ちょっと色々あったな…」
「ぶっちゃけ、厳しいな…」
「ちょっとミスマッチだったな…」
という経験はありますか?
企業と求職者どちらが悪い、ということではなく、シンプルに合わなかったり、最終的に思った通りの結果にならず、お互いが残念な思いをしたことは、少なからず起きるのではないかと思います。
誰を採用するのか?
誰を採用しないのか?
これは採用活動をしている人事にとって、とても重要なテーマだと思います。
実際に数社にインタビューさせていただいた体験談をシリーズ記事にまとめました。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
人柄採用がいちばん!と思っていたが…
スタートアップで社員5名以下のC社。
採用時に大事にしていたのは、自社のミッション・ビジョンへの共感でした。
人柄もよく、ミッション・ビジョンに共感して一緒に事業をつくっていきたい!という方が見つかり、無事ディレクション業務での採用が決まりました。
実は、この方はパソコンを使った業務の経験がない方。
これまでは販売職として活躍してきており、コミュニケーション能力の高さや人柄はとても素敵な人だったのですが、PCスキルにおいては未経験のためまだまだ未熟。
採用時にそれを理解していたので、企業側でもフォローしようと思いつつ、実際の勤務が始まりました。
働きはじめて感じるスキルのギャップ
実際に働きはじめてみると、思いもよらない状況になっていきました。
データのやりとりが多く発生するので、G Suiteなどを使う機会が多いのですが、そもそも使ったことがないので仕組みを理解するところから。
チャットツールを使うのも初めてだったり、自宅のオンライン環境の整備も必要でした。
これまで自社で「これが普通」「このくらいはできるだろう」と思っていた部分も、1つ1つ丁寧に伝えて実施していく必要があったのです。
スキル不足を理解して採用しているので、もちろんサポートも環境整備もしていこうとしていたのですが、スタートアップの規模感で、なかなか追いつかない部分も出てきてしまっていました。
本当に素敵な方だったのですが、業務がうまくワークしにくくなり、本人からも申し訳ないとの声があり、非常に残念でしたが契約を終了することになってしまいました。
重視するのは、MVVへの共感だけではない
採用時に、マインドが自社と合っているかどうかはとても大事です。
一方で、スキル面のマッチングや、自社でできる環境整備も十分に行なっていく必要があると痛感したそうです。
自社が提供できる価値や、他社と比較してどう見えるのか、一般的なスキルに対して自社で求めるスキルレベルはどうなのか?など、客観的な目線を持つことも大切ですね。
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