魚介と白ワイン
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・はじめに
今回のタイトルを見て、「え?次が魚介なの?」と思った読者様もいるかと思います。
私も順番的にこちらを先週にすれば良かったなと、執筆している今思いました。笑
今回は王道の「魚介には白ワイン」のペアリングについて解説し、例外的なお魚と赤ワインのペアリングについても触れます。
今回の記事を読めば、魚介とワインのペアリングがわかり、日常でのワインの楽しみが増えることでしょう。
そして、さいごに私の配達員仲間に白ワインを紹介した実例をご紹介します。
・生の魚介類(お刺身、カルパッチョ)
前菜にピッタリの、お刺身や洋風のカルパッチョにペアリングするワインはこちらです
前回の記事で、フランス・ロワール地方のソーヴィニョン・ブランを紹介しました。
こちらはブドウ品種は同じですが、ニュージーランド・マールボロ産です。
マールボロは世界最大のソーヴィニョン・ブランの生産地で、原産国のフランス産より柑橘や爽やかなハーヴ香の特徴がはっきりと出ます。
私個人の感覚になりますが、ロワール産は鶏肉かスモークサーモンで、マールボロ産は生の魚介にペアリングが好相性と考えています。
・シーフードパエリア
宅配やテイクアウト、ホームパーティーで活躍するパエリアにペアリングするワインはこちらです。
こちらは、スペイン・ガリシア州の土着ブドウ品種アルバリーニョから造られるリアス・バイシャスです。
こちらは海の近くで造られており、引き締まった酸とほのかな潮のニュアンスがあります。
火入れされた魚介の風味に寄り添い、パエリアの炊いたサフランライスの味を引き立てます。
やはり土地の食べ物と土地のワインのペアリングは好相性です。
・魚介のアヒージョ
温前菜として、またはバゲッドを主体にメインにもなれるアヒージョにペアリングするワインはこちらです。
こちらは、イタリア・ヴェネト州のブドウ品種ガルガーネガ主体で造られるソアヴェ・クラシコです。
リンゴや柑橘っぽいフルーティーな香りで雑味が少なく、すっきりした味わいで、余韻にわずかにアーモンドのような風味があります。
このワインのペアリング最大のポイントはアンチョビ料理との好相性です。アンチョビの若干の魚臭さを柑橘の香りが和らげます。
またアンチョビの旨みと余韻とワインの余韻が同調し、深い味わいになります。
もちろん、アヒージョオイルに浸して食べるバゲットにも好相性です。
・貝類(ホタテ、牡蠣、ハマグリ、ホッキなど)
みなさまは、貝類特に「牡蠣にはシャブリ」聞いたことはないでしょうか?
おそらく一度は聞いたことはあると思います。そして相性的にも、ほぼ間違いのないペアリングです。
フランス・ブルゴーニュ北部、ブドウ品種シャルドネから造られる白ワインです。
石灰質の土壌に牡蠣の化石を含んでおり、そのミネラルと冷涼な気候から生まれるシャープな酸が貝類とのペアリングで好相性です。
ただし、ひとつだけ問題があります。最大の問題と言っていいです。
値段が高いのです。以前は2,000円台で買えていましたが、近年の値上がりで安い物でも3,000円は超えてしまいました。
ではお手軽な2,000円未満のワインではシャブリのような味わいは再現出来ないのでしょうか?
大丈夫です!ご安心下さい!!
私がオススメするペアリングワインはこちらです。
詳細ページをに飛んだ読者の方でピンときた方もいらっしゃると思います。
こちらのワインはシャブリの生産者である「ウィリアム・フェーヴル」がチリ・マイポヴァレーで生産した白ワインです。
こちらはワイン法の関係上、シャブリを名乗ることは出来ません。
ですが、ブドウの栽培、醸造に至るまでシャブリ生産のノウハウが活きています。
シャブリの生産者が造る、限りなくシャブリに近いシャルドネの白ワインが税込たったの1,232円です。
・魚料理と赤ワイン(ブリの照り焼き)
魚料理と赤ワインのペアリングについて簡単に解説します。
前回のお肉と白ワインのペアリングとちがい、ペアリング出来る幅は狭いと考えていただきたいです。
魚の煮付けは魚の生臭さがワインとのペアリングで出やすく、あまりオススメはできません。
魚料理の中では、ブリの照り焼きなどの醤油の味の濃いものが赤ワインと好相性です。オススメするペアリングワインはこちらです。
ルーマニアのピノ・ノワールで、凝縮した果実味が照り焼きの甘酸っぱさと同調して寄り添います。
ルーマニア産はピノ・ノワールの他の産地と比べて知名度がいまひとつです。
ですが、そのおかげで高品質のピノ・ノワールがお手軽価格で手に入ります。
・さいごに
仙台の配達員仲間であるG氏とその奥様にアンチョビに合うワインをということで、ソアヴェ・クラシコをオススメしました。
ご夫婦ともにワインとアンチョビ料理のペアリングを気に入っていただけました。
1,000円台という価格以上の満足感で、以降もリピート購入しているようです。
私が勧めたワインがきっかけで笑顔が増えるのはたいへん喜ばしく思います。
ワインの感動を共感、共有することによって仲間との絆が深まります。
「ワインとは、ただのお酒ではありません。人と人を繋げて笑顔を作ることができる存在です。」
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
この記事執筆にあたり、中原師匠、そして支えてくれたノンスタンダードの皆に感謝致します。
また、メンバーシップで学びの機会を与えてくれているクロサキナオ様にお礼を申し上げます。