6月2日はイタリアワインの日だったらしいよ!!
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6月2日は「イタリアワインの日」という記念日です!
由来は歴史に詳しい読者の方はピンときたかもしれません。
イタリアで王制が廃止されて共和国が建国された1946年6月2日にちなみ、
2007年にイタリア大使館&イタリア貿易振興会によって制定されました。
当日にポストを仕込むハズが初の有料記事執筆で燃え尽きて忘れてしまいました。ごめんなさい。汗
今回は記念日にちなんでオススメのイタリアワインを紹介します。
イタリアって超ワイン大国なんです。20州全てでワインを造っていますし、生産量はフランスを抜いて世界一です。(2023年現在)
雑多に紹介するとゴチャゴチャになるので。笑
北部。中部、南部でそれぞれ2本ずつで計6本ご紹介します。
今までも何度かイタリアワインを紹介してますが被らない物を。汗
☔️この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☔️
#クロサキナオの2024JuneJaunt
ぜひ最後までおつきあいください。
・イタリア北部
フランスや北半球のワイン産地の傾向で、北部の冷涼な産地のワインは高価なことが多いです。
南部は温暖でワインの栽培が比較的容易で大量にワインが造れます。
北部は厳しい気候条件のなかブドウの栽培を行うので生産量が少なくなりがちです。
イタリア北部の有名なワインですと、ピエモンテ州のバローロ&バルバレスコがありますが勿論ここでは紹介しません。笑
ワイン初心者の方で使われているブドウ品種ネッビオーロを初めて飲んで美味しいって思えるのは超マイノリティかと思います。汗
私が紹介するのはトレンティーノアルトアディジェ州とロンバルディア州から1本ずつご紹介します。
・カルタン ピノ・ネロ(トレンティーノアルトアディジェ州)
まずトレンティーノアルトアディジェ州てどこ?って思う方もいると思います。
イタリア最北端でオーストリアとスイスに国境を接しています。
使われているブドウ品種は
ピノ・ネロ(イタリア名)
=ピノノワール(フランス名)
=ブラウブルグンダー(オーストリア名)
です。同じブドウ品種でも国によって呼び名が違うことがあります。(シノニム)
つまりはピノノワールです。笑
この品種は渋みが少なくてイチゴやサクランボのような華やかな香りがあります。
このワインをイタリアンレストランで飲んだことがあります。
例えるなら「アルプスの少女ハ○ジ」でした。笑
マイナーなゆえに価格がお手頃なのもポイントです。
カベルネ・ソーヴィニョン、シラーなど重い赤ワインが苦手な方にも勧めやすく、赤ワインが初めての方にもピッタリです。
・フランチャコルタ ブリュット(ロンバルディア州)
有名なスパークリングワインのシャンパーニュは皆さんご存じですよね?
フランス・シャンパーニュ地方で造られるスパークリングで「シャンパン」て呼ばれて日本での知名度は抜群ですよね。
そのシャンパーニュと双璧をなす伝統方式のスパークリングワインがイタリアにあります。
イタリア最高峰のスパークリングワインのフランチャコルタです。
ワイン造りの熟成規定はシャンパーニュよりも厳しいです。汗
生産量もシャンパーニュが年間で約3億本に対してわずか2千万本だけです。
シャンパーニュ地方よりも気候が穏やかなため、酸が穏やかで和食ともよく合います。
高価なものも多いですが、うまく探せばこのようにお値打ち品も見つかりますよ。
スパークリングワインについて詳しくは以下の記事をどうぞ
・イタリア中部
イタリア中部で超有名なのはトスカーナ州のブドウ品種サンジョヴェーゼから造られるキャンティでしょう。
規定によってキャンティ・クラシコ、キャンティ・クラシコ・リゼルヴァなどなど。
勿論ここでは紹介しません。笑
予想してましたよね?あまのじゃくですみません。汗
もちろんこのワインも安価~高級まで揃う優秀なワインです。
ただ生産者が多すぎるので当たりを見つけるのが難しく感じます。(私個人の見解です)
サイゼリヤのワインも中部のモリーゼ州で造られていますよ!
今回はトスカーナ州とラツィオ州からご紹介します。
・レオナルド ブルネッロ ディ モンタルチーノ(トスカーナ州)
このワインのブドウ品種ブルネロはサンジョヴェーゼの亜種です。
フルボディのワインではありますが、規定で最低5年以上熟成されてから出荷されます。
そのためバローロとは違い飲み頃に悩まなくていい利点があります。(最近は早飲みタイプのバローロもありますが)
このワインは目上の人への贈り物にも最適です。
イタリアの格言で「ブルネロ贈っとけば外れんよ」なんてのがあったりします。笑
・フォンタナカンディダ "サンタ・テレーザ" フラスカーティ・スペリオーレ(ラツィオ州)
首都ローマを擁するラツィオ州からはコスパ最強の白ワインをご紹介します。
スペリオーレがつかない「フラスカーティー」だと1,000円切るショップもあります。驚異的です。
ブドウ品種はマルヴァジア主体のブレンドで、白い花のかおりや果実味と酸が調和した辛口白ワインです。
同じローマ発祥のカルボナーラには抜群の相性です。
・イタリア南部
イタリア南部ですと知名度はやはりシチリア州でしょう。
今回はもちろん違いますが。笑
私の運命を変えたワインは2本ともイタリア南部でした。
今回は王道から少しズレてカンパニア州とサルディーニャ州からご紹介します。
・モンテソーレ タウラジ(カンパニア州)
南のバローロとも称されるタウラージです。
ブドウ品種はアリアニコで、しっかりとしたタンニンとスパイスの香りが特徴的です。
もちろんバローロよりもお手頃価格です。笑
買ってからすぐに飲んでもいいですが熟成能力もあるので寝かせてみると面白いかも。
・ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ・スプマンテ(サルディーニャ)
シチリア島に次いで2番目に大きな島であるサルディーニャ島で造られるスパークリングワインです。
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラという同じDOCG(イタリアワイン法の区分)で発泡なしの白ワインもあります。
ブドウ品種はヴェルメンティーノで洋梨や貝殻、潮風のニュアンス。
伝統方式ではなく、まとめてタンクで造るシャルマ方式です。
こちらの方がヴェルメンティーノの個性がよく出ています。
伝統方式しか勝たんというわけではなく、ブドウ品種ごとに最適なアプローチは異なると言うことですね。笑
シーフードの前菜から魚料理や鶏肉まで幅広くペアリング可能な良コスパ万能スパークリングワインです。
・さいごに
いかがでしたでしょうか?
だいぶ主観全開で偏ったラインナップになった気もしますが。笑
日本はイタリア食とも馴染みが深いのでワインも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
この記事があなたと大切な人のワインライフの一助になれたら幸いです。
ワインの感動を共感、共有することによって絆が深まります。
「ワインとは、ただのお酒ではありません。人と人を繋げて笑顔を作ることができる存在です。」
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
こちらは私の自己紹介&サイトマップです。
自己紹介から記事の一覧まで見ることが出来ます。ぜひご覧下さい。
クロサキナオ様に書いていただいた紹介記事はこちらです。涙が出ました。私の宝物です。泣
メンバーシップで学びの機会を与えてくれているクロサキナオ様にお礼を申し上げます。