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名建築を訪れたりスケッチすると建築センスが身につくよ

建築を平面でしか考えられない方へ。名建築を訪れてみてください。
名建築を訪れると空間認識能力が身につきます。

こんな空間素敵だなーとか、こうやって空間は作られているのかとか、建築を作るために欠かせない立体的に考える癖が付きます。

名建築を訪れたことが無いとそもそも自分はどういう空間が好きなのかがわからないので、建築を考える際に苦戦します。
もしくは何も思いつかないなんてことになりがちです。

自分が好きな空間がわかればきっと建築を考える際のヒントになるかと思います。

日本全国の名建築

アオーレ長岡
京都駅
石川県立図書館
豊田市美術館
せんだいメディアテーク
十和田市現代美術館

欲をいえば日本だけでなく世界の名建築も見てほしい!建築についてだけでなく文化の違いなども学びとれるので今後の人生にきっと役立ちます。

そしてもう一つやって欲しいのが建築をスケッチすることです。
これは上手い下手は特に気にしなくていいです。
(人に見せることが目的ではないので)

何のためにスケッチするかというと、どうやって建築が作られているのかを理解するためです。
こういうカタチを組み合わせてこの建築は作られているとか、こういうデザインを採用しているとか、ここにこの空間を作ったのはこういう景色を楽しめるからとか、スケッチすると設計意図などがすごく理解できます。

これは写真に写っている建築をスケッチすることでもよいと思います。私はスケッチ上手くないですが描き続けるうちに建物のカタチの構成や空間の物語性が理解できるようになり、建築のアイディアの幅が広がりました。というか単に設計を考えることが楽しくなりました。

谷口吉生氏の片山津温泉総湯
安藤忠雄さんの水の教会
安藤忠雄さんの司馬遼太郎記念館
ベネッセミュージアム
東京国立博物館・法隆寺宝物館

例えば大学や専門学校に入って建築の設計をしたいのにセンスがないから諦めたという意見を耳にします。
生まれてから大学に入学するまで18年間の積み重ねがある人もいるので残念ながらスタートラインは一緒ではないんです。
例えば親が建築家で子どもの頃から建築作品に触れてきた人に勝とうと思っても難しいことがあります。
だからといって諦めるのは早すぎます。
大学生なら4年間、ここで伝えたことを繰り返しやってみてください。

センスは知識から始まりますので。

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