市谷本村町交差点と防衛省
市谷本村町はいちがやほんむらちょうと読む。
丁目がない単独の町名だ。
ここは言わずもがな日本の防衛の要、防衛省の本拠地。
英語ではMinistry of Defenceとなり
国防省と訳されることもある。
防衛省はここ市谷に来る前は2000年まで現在の六本木の東京ミッドタウン(六本木檜町)の場所にあった。
翌年2001年に防衛庁から防衛省に格上げされた。
市谷本村町交差点は防衛省の正門の正面にあり、
靖国通りと四谷見附交差点から北上してくる道路(比丘尼坂)が交わる交差点。
西に行けば新宿。
東にけば神楽坂、南に行けば四谷を抜けて赤坂だ。
近隣に好きな店、チベット料理屋タシデレがある。
བཀྲ་ཤིས༌བདེ༌ལེགས།
これでタシデレと読み、チベットの言葉で「こんにちは」「さようなら」「おめでとう」といった汎用性の高い挨拶を意味する。
チベット料理と言ったらモモが筆頭に来るだろう。
うまいぞ。
詳しいグルメレポを見つけたので貼っておく。
さていつもの交通情報に行こう。
と言いつつ特に変則てな交差点ではない。
唯一挙げるとすれば、四谷見附から比丘尼坂を降りて左折(新宿方向)に行きたいなら
この抜け道を使うといい。
今年はうるう年。
うるう年はオリンピックとアメリカ大統領選挙がセット。
トランプが当選したら日本の防衛は大きな分岐点を迎えそうだ。
おまけ
現代と江戸時代の同じ縮尺による地図比較。
ご覧の通り、現在の防衛省の場所は江戸時代では
尾張中納言慶勝(徳川慶勝)のお屋敷。
徳川慶勝(よしかつ)は尾張藩の14代、17代藩主だそうな。
江戸城近くにこれだけ広大な土地を持っていたとなると幕府とは懇ろだったのだろう。