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新刊ができるまで

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書籍編集者による「編集日記」。一冊の本ができるまでのエピソードを綴っています。
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ビジネス書らしくない「魚の教養書」ができるまで

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渋沢栄一が令和を生きたら? 「転生モノ×ビジネス書」で味わうエンターテイメント

こんにちは、『渋沢栄一が転生したらアラサー派遣OLだった件』担当編集の小山です。今回はこの…

「『推しの子』みたいな漫画をつくってよ」無茶ぶりされた編集者が出した答え

「小山さん、『推しの子』みたいな漫画をつくってよ」 ある日、社長から呼び出された私は、こ…

今や「泊まる」だけじゃない! ホテルの進化に学ぶ究極の価値づくり

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スマホ依存から脱却したい! デジタル世代の編集者がベストセラー書をリニューアルす…

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【編集日記】洋書の持ち味をそのまま活かす! 人生の「岐路」で手にして欲しい自己啓…

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【編集日記】不動産×エンタメで気軽にリテラシーを高められる本を目指して

こんにちは。編集担当の川辺秀美と申します。 企画の背景からこの本ができるまでをまとめてみます。 「お金出してでも、相続の本をつくりたいんですけど、どう思われますか?」 「そんなの、やめたほうがいいと思います」 「なぜですか?」 「直接的にビジネスにつながらないからです」 「はぁ、じゃあ、どうすれば……」 著者は泰道征憲さんと中瀬桃太郎さんです。二人はYouTubeチャンネル「桃太郎オフィス」を運営していて、大成功しています。 そんな二人が某大手出版社からオファーを受けて

【編集日記】「最初の1分」だけ頑張る!説明下手な編集者がつくった誰でも説明上手に…

今回は『説明の上手い人が「最初の1分」でしていること』を編集した大沢が担当します。 こち…

【編集日記】コードは書けなくても読めればいい!初心者でもAIを使ってプログラミング…

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書店からの声を受けて企画。「肉の求道者」とつくる「教養ビジネス」シリーズ第二弾

こんにちは。編集部の宮藤と申します。 今回の編集日記も、前回に続いて私が担当させていただ…

【編集日記】すぐにトライし、失敗から学ぶ。ビジネスにおいて「初速」を上げることの…

仕事を効率よく進めるための実践的なノウハウがつまった、『仕事は初速が9割』。 本書の編集…

【編集日記】なぜ「気くばり」がテーマになったのか? 普段とは違うやり方で企画をつ…

今回の編集日記は、小山が担当します。 ご紹介するのは、10月に発売された『リーダーの気くば…

給料をたくさんあげたい! もらいたい! でも、どうしたらいいんだ!

新刊『高賃金化』を編集した小早川です。 本書の著者は、友人でありベストセラー『付加価値の…

【編集日記】「本当に知りたいことないの?」と聞かれて生まれた企画

こんにちは。編集部の小山です。 私が編集担当した『怪獣人間の手懐け方』が9月15日に発売になりました。 著者は、ホリエモン、ガーシー、見城徹氏など、「怪獣人間」と呼ぶに相応しい大物著者たちを捕まえてベストセラーにしてきた編集者、箕輪厚介さんです。 この本は、特別な才能のない凡人が大きな成果を上げたいならば、「怪獣人間」と呼ぶに相応しい、”すごい人たち”を手懐けることが近道だ、という本です。 怪獣人間は、狂ったように目的を見て、成果を残していく人たちのこと。凡人たちが積