かつてFacebookに書いた記事
かつてFacebookにこのような記事を書いていた。
「物事にはそれなりの理由がある」
僕の知人の女性(A子さん)の、知人の女性(B子さん)の話。
なので僕はB子さんとは面識はない。
この話はA子さんから聞いた話である。
B子さんは、女性の顔の造作の美醜について、
とても厳しい意見を持っている人なのだそうだ。
つまり、平たく言うと、
あの娘は美人だとか、ブスだとか、
そういうことを非常に重視するそうだ。
それではご当人のB子さんはどうなのかというと、
ごくごく普通のお顔立ちだそうで、
なんでそこまで人の見た目のことを言えるのか、
理解できないと周りからは言われているそうだ。
そのB子さんが山村さんに前世を見てもらったら、
前世では超Aクラスの美人で、美しさゆえに、
国王のお妃候補に選ばれるほどの人だったという。
そのため、他のお妃候補から大変な嫉妬を買い、
おとしいれられて、晩年は、
座敷牢のようなところに幽閉され、
糞尿にまみれて一生を終えたそうだ。
そのためB子さんは、今回はそういうリスクのない、
普通のお顔立ちでお生まれになったが、
美醜がすべてだった前世の価値観はまだ捨てきれず、
他人様の顔の造作についてあれこれ意見してしまうとのこと。
もちろん自分自身についても、
「あまり綺麗じゃないので評価できない」
とおっしゃっているらしい。
「物事にはそれなりの理由がある その2」
これも僕の知人の女性(A子さん)の、知人の女性(C子さん)の話。
僕はC子さんには一度だけお会いしたことがある。
この話はA子さんから聞いた話である。
福岡在住のC子さんが、
好きなミュージシャンのコンサートを東京まで見に行った。
その会場である男性と知り合い、
意気投合してつき合いはじめた。
彼は東京に住んでいて、
C子さんはよく東京まで会いに行っていたそうだが、
この恋愛には理解できない部分が多過ぎた。
まず、なぜコンサート会場で偶然会っただけの人と
つき合い始めることになったのか?
そして東京まで会いに行ってるのに、
彼の態度がなぜか素っ気ない。
その彼は一度も福岡まで会いに来たりはしない。
それなのになぜこんなに会いたいのか?
C子さんは理解できなかったし、悩んでもいたようだ。
その悩みを解決したくて山村さんに前世を見てもらうと、
C子さんは前世ではお坊さんで、
彼はそのお坊さんに一目会いたくて、
ずっと探していたんだけど、
ついに会えなかった人だったと言われたらしい。
こういうのは「くされ縁」ではなくて、
「鎖縁」というのだそうだ。
その話を東京の彼に電話で伝えると、
彼は「今、僧衣を着ているC子が、
燃えさかる火の中に飛び込む映像が見えた」と言い、
それから二人して電話で泣いて話して、
そして二人は別れたそうだ。
「物事にはそれなりの理由がある その3」
これは僕の知人のD子さんの話。
彼女は当時19歳で、4人姉妹の長女だった。
歳の近い妹が二人いて、末の妹だけがまだ2歳だった。
なぜかというと、彼女の父親は男の子が欲しくて、
それで3人まで子供を作ったが、
全部女の子だったので、あきらめたそうだ。
D子さんが高校生の時、その話を聞いて、
「今度は絶対男の子が生まれるよ」と言って、
お父さんにもう一人子供を作ることをすすめたが、
やはり生まれてきたのは女の子だった。
D子さんはそのことに責任を感じ、
そもそも、自分が男の子に生まれていれば、
こんなことにはならなかったのに、と、
自分のことまで責めていた。
なぜ男の子が生まれないのか山村さんに見てもらうと、
お父さんは前世で、ある国の国王で、
相続争いのゴタゴタの中で、自分の息子を殺していた。
息子でさえも、自分の王座を狙う政敵だったのだろう。
そのことの因縁で、もし今のお父さんのもとに、
男の子が生まれてくるようなことがあったら、
お父さんはその男の子のために、
命を失ってしまうような、
事件や事故に巻き込まれる運命なのだそうだ。
だから男の子が生まれなかったことは、
結果的にはお父さんのためには良かったということだった。
「物事にはそれなりの理由がある その4」
これは僕の知人のEさん(男性)の話。
Eさんはある時、腰が痛くなった。
最初は湿布を貼ったり、
整体に行ったりしていたが、
いつまで経ってもよくならない。
仕事にも差し支えるので、
どうにかならないかと知人(僕ではない人)に相談したら、
それではいい人を紹介しましょうと、ある人を紹介された。
紹介された人は気巧療法士のような人で、
まず一緒に食事をしながら、
腰がどんな状態なのかを話したそうである。
するとその療法士さんは、
「Eさん、最近滝のある所に行かれましたか?」
と聞いたそうなのだが、Eさんには心当たりがあった。
休日にある滝へ行き、
その滝には、かつて藩主が病気になった時に、
藩士が快癒を祈願して冬に滝に打たれ、
そのまま凍死したという逸話が書かれた碑があり、
Eさんはその話にいたく感心したのだそうだ。
しかし実はその藩士は生贄のようなものであり、
忠君どころか藩主に怨みを抱いて死んでおり、
その怨みをどうにかしたくて、とりあえず、
共感してくれたEさんにしがみついたのだそうだ。
Eさんを苦しめることで、Eさんが行動し、
怨みを解決してくれる人のもとに、
連れて行ってもらえたら、と、
殺された藩士は思っていたようなのだが、
Eさんは運良くその療法士さんに行きあたったので、
藩士の無念はある程度晴れたのだろう。
話が終わったら、療法士さんは、
「もう大体解決しましたよ」と言い、
「もし私に行きあたらなかったら、その藩士はEさんの命を奪い、
また滝のところに戻って、次の人を待ったと思いますよ」
と言ったそうだ。
これまで、そうやって、
何人もの命を奪っていたようなのである。
「物事にはそれなりの理由がある その5」
なんか気分がスッキリしない。
イラつく、ムカつくような感じだ。
facebookを見ていると、何人かが、
そんな内容の投稿をしている。
どうも今日は「そんな日」のようだ。
こんな日には、無理をして前向きになる必要はない。
どうしてなのかはわからないが、
今日は「そんな日」なのだ。
facebookの数件の書き込みがそれを示している。
この件に関しては、「理由」はわからないが、
きっとこれにもそれなりの理由があるに違いない。
なので、今日はとりあえず閉店。