生物学的に老化はない
年を経ることによる「加齢」はあるが、「老化」はない。
「老化」はあくまで、人間が作り出した概念。
『50歳からの勉強法』佐藤富雄
https://www.amazon.co.jp/50歳からの勉強法―自分の夢が実現する-佐藤-富雄/dp/4759310053
こちらの本から学んだこと。
人の作り出した「概念」というものは恐ろしい。
例えば「老化」は、できることを減らしていくという思い込みが生まれる。
新しいものは覚えられない。
身体は動かない。
若い人のやっていることは似合わない。
…………本当に?
佐藤さんの経験談を読んでいると、きっと気づく。
「老化」という概念は、「挑戦」への恐怖を正当化する理由になっている。
積み上げてきたものがあるからこそ、自分の知らないこと・できないことがまだまだあるってことに耐えきれない。
だから、「老化」を理由にする。
でも、「老化」を理由にし始めた途端に、自分の行動のあらゆるものが「老化」のせいでできなくなる。
「だって、おばあちゃんだもの」が口ぐせの
おばあちゃんが、ねこの坊やの、とある失敗で
5歳になってしまった物語。
5歳になったおばあちゃんは、なんでもできる。
でも、5歳になったのはおばあちゃんの身体じゃない。
「加齢」はしている。
でも、「老化」がなくなった。
60歳70歳を越えたって
新しい勉強を始められる。
スキーに出かけられる。
大学に通い始められる。
ところで、
20代、30代だけど
「もう勉強なんてできないわ……」
「学生の頃なら色々挑戦できたんだけど……」
なんて、思っている人はいませんか?