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生まれ故郷熊本の魅力に気付いた

みなさんこんちは。opiです。
ふだんは関東に住んでいるのですが、人生の夏休み(有給消化)ということで、実家の熊本に帰省しております。

突然ですが、みなさんは、生まれ故郷のことどれくらい知っていますか?
どれくらい魅力を語れますか?


opiは熊本生まれですが、親の転勤の関係で、住んでいたのは幼稚園までです。
熊本に住んでいたころの自宅は引っ越ししてもそのままにしていたので、
お正月やお盆には帰省し、家でのんびり過ごすというスタイルでした。
大人になってからも、仕事の休みがとれたときは帰省していましたが、わざわざ観光というのはしてきませんでした。

その結果、全く土地勘もなく、熊本生まれなんだ!と言われても何の引き出しもございませんよーって感じでした。

そんなとき、夏休みに帰省した際、空港から近い南阿蘇方面へ母が連れて行ってくれたことがありました。
そのときみた景色がなんともいえずきれいでして、「わたし、熊本のこと何にも知らないな」と痛感させられるきっかけとなりました。


熊本空港から、車で15分ほどの景色



それ以来、観光本を購入し、地図を眺めてみたり、空港に置いてあるパンフレットを自宅で眺めたりするようになり、調べれば調べるほど、こんなに自然豊かな場所だったんだ!と感動し、ちゃんと観光しよう!もっと知ろう!という気持ちが高まっていきました。

そこで、調べたことをざっとまとめておこうと思います。


熊本の魅力とは

・世界最大級のカルデラ 阿蘇
・水の綺麗さ
・言わずもがな食べ物がうまい!

簡潔にまとめるとこんな感じになりました。

熊本に住んでいる方からすると、ほかにもたくさんあるよ!とツッコミされちゃいそうですが、opiの独断と偏見で魅力に感じたことを記録します。

・世界最大級のカルデラ 阿蘇

九州のほぼ中央に存在する阿蘇山。
何がすごいかって、カルデラです。
カルデラとは、火山が噴火した後にできるくぼみのことです。
火山が爆発する際、マグマが通ってきた地中の経路が空洞になり、爆発のあと土の重みで凹むという原理です。
注目すべきは、そのカルデラの規模です。


阿蘇火山博物館より


このカルデラ、南北約25km、東西約18kmあるそうです。
どんだけでっかいくぼみなんだ、、、、。
今から27-9万年前に発生した4度の巨大噴火により形成され、その後カルデラ内でも噴火が繰り返され、カルデラ中央に中央火口丘群ができたそうです。観光地で有名な草千里はこの中央火口丘群の中にあります。

さらにすごいのは、このカルデラというくぼみの中に、鉄道や国道が整備され、阿蘇の街があり、人間が普通に暮らしているという点です。

カルデラ自体は、北海道の屈斜路カルデラが日本で1番大きいそうですが、その半分は屈斜路湖が占めています。阿蘇のように、カルデラ全体で人々の生活が営まれているのは世界的にみて極めて珍しいことだそうです。

これは実際に足を運んでみるしかないですよね。


・水の綺麗さ

先ほどお伝えした阿蘇カルデラ。この火山のおかけで熊本には豊富な地下水が存在します。
過去4回の巨大噴火によって、その都度火砕流がカルデラ周囲に堆積し、降り注ぐ雨水を綺麗にしてくれる地層が出来上がりました。
この地層は軽石や火山灰からなり、隙間が多く、水を通しやすいという特徴があるそうです。
20-30年かけて、阿蘇の山から、低い土地の熊本平野へと流れていき、熊本市内でも湧水をみることができます。(もちろん阿蘇周辺にもたくさんの湧水スポットがあります)
街の中に、湧水があるなんてすごいことですよね。


ふんだんな熊本市内の湧き水を活かして造られた水前寺成趣園(じょうじゅえん)
水が透き通っています


ちなみに、熊本市内の水道の水源は、全て地下水で賄っているそうです。
opiの実家は熊本市内にあるのですが、水道水そのまま飲んでも美味しいんです。これってホントにすばらしいなと思っていたら、熊本市のHPに名言がのっておりました。

「蛇口をひねればミネラルウォーター」

下記熊本市HPより

浄水器いらずの水道なんて本当にうらやましいですよね。




・言わずもがな食べ物がうまい!

3つ目のポイント食べ物がうまい!
これは熊本に限らず九州全般に言えることでしょう。
opiが気になるのは太平燕(タイピーエン)です!!

中国の福建省福州のスープ料理がルーツとされる、熊本の郷土料理です。
鶏ガラや豚骨を使用したあっさりめの白湯スープに野菜がたっぷり入っており、もちもちの春雨スープが特徴です。

今までお土産で買って自宅で頂いたことは何度もあるんですが、本場のお店では頂いたことないのでぜひいってみたいところです!


改めて、生まれ故郷の熊本の魅力をピックアップできたところで、この興奮冷めぬうちに観光で発散したいと思います。


みなさんも、生まれ故郷について歴史や文化、地形の成り立ちなど調べてみると、新たな発見があるかもしれませんね。

   

             おしまい

         














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