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【コンプレックス】152cmの壁 #002

こんばんは。

今日は私のコンプレックスについて書こうと思います。

私は身長が147cmです。

私は台に乗らないと我が家のキッチンの上にある棚を開けることができません。

なので、よく使うものは上にある棚にはしまわないようにしています。

キッチンの上にある棚って結構容量が大きくて、いい感じに仕切られてて、間違いなく素敵な収納場所。

手ぇさえ、届けば。

さて、私には152cmという身長目標がありました。

日本人女性の平均身長158cmなんておこがましいと小学校三年生の時には気づいていたので、152cmの設定となりました。

152cmでも小さいやんと思う方もいらっしゃると思います。

でも私からしたら152cmという身長は、憧れの150cmという大台に乗り、且つ、それより2cm高いということでギリギリ感もない、とてもキラキラした眩しい身長です!

152cmあればキッチンの棚も届くし、これまで幾度となく味わってきた

“カァーーーーッあと少しやのに!”

問題もいくつかクリアできました。

人生変わっていたと思います。
冗談抜きで。

それぐらい尊いのです、152cmは。

何だか興奮してきたので、私の身長プロフィールを紹介します。

私は47cmという平均的な身長で産まれました。

保育園最後の身体測定では、115cmと記載されたものが実家に残っています。

が、しかし、小学校一年生の通信簿には107cmと記載されています。

“ちぢんでいる?”

当時すでに背の順では前から2番目だったため、この8cmの差を知った時は冷静ではいられなかったです。

今思えば、保育園最後の身長測定が105cmだったのでしょう。

小学校では毎年均等に5cmほど伸びました。

いわゆる“成長期”というものは、ない人もいるのだと身をもって知りました。

ちなみに、私は“親知らず”もありません。

早めに抜いておきたいと思いながら、痛みや腫れの恐怖から悩みに悩み、出産前に意を決して歯医者さんに行ったところ、

生まれつき退化してありませんとのことでした。

「またこっち側か」と思いましたが、これについてはラッキーでした。

話は逸れましたが、つまり、成長期も親知らずもない人の方に入りました。

成長期がなく、背の順では高かかった時代はなく、ずっと前の方、でもホルモン分泌などは問題ない、生粋の低身長というわけです。

中学ではバスケ部に所属してみましたが、ポテンシャルがない場合は伸びないことも学びました。

もちろん中学、高校でも成長期は訪れませんでした。

でも、なんやかんやで産まれてからちょうど100cm伸び、147cmとなりました。

低身長がゆえ、身体測定には敏感で、未だに会社の健康診断でも身長測定が一番ドキドキします。

あ、でもこれは、思春期のドキドキに近いいい意味のドキドキです。

昨年は一昨年と比べて4mm縮んでいたため、即座に「すみませんが、もう一度だけいいですか?」とお願いしました。

普通に迷惑な奴だったと思います。すみません。

結局、二回目も縮んでいましたし。

うちは夫が比較的高身長(179cm)なので、こういう話をしてもなかなか伝わりません。

「小さい方がかわいい」

この危険ワードをぶっ込んできたりもします。

このワード、生まれてから少なくとも数十回は言われてきました。

言われて思うのはただ一つ、

「ほなアンタ147cmで生活してみいや!!!」

です。

それぐらい大変なのです。

もし、152cmだったら

「服のサイズもないし大変だよお〜?」

ぐらいで収まってたかも知れないです。

でも、決してこの低身長な自分が嫌いなわけではないです。

ここまでボロクソに書いといて、それは無理あるやろって自分でも思います。

でもほんまに、ただ自己紹介兼ねて不便ということを伝えたかっただけです。

憧れの152cmにはなれないけど、147cmからしか見えない世界もたくさん味わいました。

それはそれで楽しんで生きてます。
めっちゃ前向きです。

結局、生きてたらそれでいいですし。

私今すごく幸せですし。

我が子たちにもちゃんと伝えよう、低身長な人生は不便だけど、不幸せではないということを。

母ちゃんはそんな自分が好きだと。

この題材、ルッキズムやなんやの時代に書くことじゃなかったかも知れません。

お気を悪くした方がいらっしゃれば、すみません。

長くなりましたが、読んでいただき、感謝感謝。

昨今の厚底ブームにも、感謝感謝。

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