20代がNISAを1年続けて気付いた、投資への誤解と私の最適解
こんにちは、みちると申します。
昨年12月にNISA制度を使って投資デビューしてからもうすぐ1年が経ちます。
この1年間でお金の考え方が大きく変わりました。
今までは「投資は難しい」「頭が良くてお金もある人がやるものだ」「失敗の損失が怖い」と思い、私には縁がないものだと決めつけていました。
しかし、FP資格の勉強をきっかけに投資やNISA制度のことを学んだことで行動へ移すことができました。
1年経った今、やって良かったなと心から思っています。
かつての私のように「投資には興味あるけど、やっぱり怖い……」「どうやって投資を続ければ良いかわからない……」と考えてしまい一歩踏み出せない方へ参考になれば嬉しいです。
新NISA制度の簡単なおさらい
2024年から始まった新NISA制度の概要は上記の通りです。
細かい説明は省きますが、最大のメリットは「元本1,800万円を限度に利益が非課税になる」ということです。
投資で得た利益には原則20.315%の税金がかかります。
旧NISA制度と比べ税優遇を受けられるようになったことで、今年は投資ブームと呼ばれるほど人気を博しました。
ちなみに私は滑り込みで1か月だけ旧つみたてNISAで投資しています。
1年足らずで利回りがとんでもないことになっているのですが、もっと前から始めていたら一体いくらになっていたのでしょうか……。
投資=短期売買だと思っていた
以前の私の投資のイメージと言えば、「大きな元手を使って短期売買を繰り返すもの」だと思っていました。
当たれば一攫千金、失敗すれば大損失、まるでギャンブルのようで庶民の私には近寄りがたい存在でした。
常に値動きを気にする必要もありますし、お金のことを考え続けるのはしんどいという気持ちから敬遠していました。
それに何となくお金が欲しいとは思っても短期売買でいくら儲かりたいのか、そのお金で何がしたいかまではイメージできていませんでした。
無駄な浪費に使ってしまうのか、欲に溺れさらに大きな利益を狙おうとしてしまうのか。
お金と真剣に向き合っていなかったせいでまるで考え無しでした。
しかし、そんなイメージばかり先行していた私が投資について勉強したことで、
ということがわかり、「私でもできるのでは?」と思い一歩踏み出すことができました。
シンプルな長期投資にして良かった
長期投資のメリットの一つに「老後資産を用意できる」ということを知ったとき、私はとても魅力的に感じました。
20代半ばにして既に老後資金への不安を感じていたので、「お金に困る老後を迎えたくない」という思いを解消したかったのです。
そして、色々調べた末に私が辿り着いた答えは「長期投資の代表格、オルカン一本に定額積立投資する」でした。
その理由は以下の通りです。
要するに「難しいことを考えずに老後資金を用意できる」ということです。
1年前は今以上に知識も経験もなかったので不安もありましたが、1年経った今はこれが私の最適解、後悔のない選択だと思っています。
もちろん投資である以上リスクは付きますし、長い年月の間に大暴落が起きて元本割れする時期もあるかもしれません。
しかし、20代のうちに初めておけば時間を味方に付けられるのでそのリスクを抑えることができます。
長期積立投資をすることで当然今の自由費は減りますが、将来のお金に対する漠然とした不安が和らぎ心に少し余裕が生まれました。
さらに積み立て投資なら日々の予算も立てやすく、お金の使い方を見直したことで金融資産が格段に増えました。
投資一つでここまでお金に対してプラスに捉えられるようになったので、行動してみることが大切なんだと身を以って実感しました。
私にとって投資とは、未来を明るくするための手段でした
短期売買はより大きなリスクと引き換えに今現在のリターンを狙うことができます。
それに比べて長期投資は将来のお金のために地道にコツコツ続ける、堅実で現実的な手法です。
投資にお金を回してばかりで今使えるお金が増えるわけではない長期投資がつまらないという気持ちはよくわかります。
短期売買やFXで成功している人を見ると羨ましくなるし「自分もそっち側に行きたい……!」と夢を見てしまいますよね。
しかし、前述の通り今使えるお金を投資で増やすこと自体が私の考え方とは合っていませんでした。
私にとって投資とは、未来を明るくするための手段でした。
華やかな暮らしはできなくても、数十年後に老後を迎えたとき「あのとき投資を始めて良かった」と思えるとを信じています。
出口戦略については……まだ全然考えられていないんですけどね笑
今はオルカン一本の私ですが、実は長期保有目的で高配当株やETFにも興味があります。
知識を身に付け投資への価値観が変わったとき、またもう一歩踏み出してみたいと思います。
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