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「北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと」日暮いんこ・著【おすすめの本】

こんばんは、新米ママのみとです。

もうそろそろ夫の育休が終わってしまうのですが、その前に大きなイベント「引っ越し」を控えています。子どもができたので新しい家を買ったのです。

わたしの新居のテーマは「北欧風」!

・シンプルで洗練されているデザイン
・木の温かさが感じられる家具や床
・かわいくて温かい色使い

そんなテイストが好きで、キャラクターではムーミン(Finland)も大好きです。

ちなみに「北欧」といえば、「ん〜・・なんとなくヨーロッパの北の方?」というイメージでしたが(曖昧すぎる)、具体的には、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランドの5カ国のことだそうです。

今回は、そんな「北欧」に関する本を読みました。タイトルは「北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと(日暮いんこ・著)」です。



・本の概要

ある時、北欧に住むことになった著者(日暮いんこさん)。住んでみたら人生がまるごと変わった!という彼女が、北欧の人々の暮らしから「心豊かな暮らし」のヒントを教えてくれる一冊です。
北欧に住んでみて気づいたのは「セルフケアの時間/自分軸の時間/シングルタスクの時間/クリエイティブの時間/ヒュッゲの時間」の5つを大切に暮らしてる、北欧人たちの姿だそうです。

その中から、私が気に入ったポイントを挙げていきます。


・わたしのお気に入りポイント

:北欧の休みの過ごし方

北欧には、日本の夏休みのような自由な夏休みがある。長期休暇として1ヶ月近くの休みをとるのが当たり前(その代わりに日本と違って祝日が少ない。)身も心もリフレッシュして、その後の仕事に臨めるとのこと。
また、休みになれば自然の中でリフレッシュするし、勤務時間でも散歩に出たり、通勤は自転車を使ったり、と自然と触れる機会が多い。

わたしも子どもと公園へ行ったり、できるだけ自転車を使ったり、観葉植物を増やしみたり、生活の中の自然を増やしたいと思う。

:シングルタスクとマルチタスク

仕事は「シングルタスク」が基本。ひとつ始めたらそのことに全集中、それ以外はやらない。こうすることでマルチタスクと比べて、タスクが完了させるスピードが上がる。さらには、脳の疲労が少なくスッキリしている。

:北欧人の成功法則とは?

北欧人にとっての成功とは「幸せな状態が長いこと」である。具体的には、「好きなことをしている」=「幸せな状態」=「成功している!」だからこそ、やりたくないことは工夫して短く、やりたいことはとことんやる。そうして人生を成功に導いていく。

:失敗を恐れない、デンマーク流仕事術

私が一番印象的だったのは「失敗をおそれない仕事術」の話。私自身は、計画に時間をかける、調べてから動く、というタイプなのだが、北欧人はスピード感が全然ちがうとのこと。

「君は片方の道を選べば成功、片方の道を選べば失敗、ゲームオーバーだと思っていない? 最初から成功・失敗の道に分かれているわけじゃない。とにかく目の前の道を進む。当然、失敗する。失敗は当たり前。最初から失敗なしの計画を立てない。だからこそ迷いなく決断できる。迷わないから楽。とにかく前に進んでやってみて。」

「北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと」日暮いんこ・著

とにかく、失敗前提で進んでみる、という意識が北欧人のマインド。


:クリスマスは読書時間

アイスランドでは、クリスマス前の数ヶ月、大量に新刊本が出版される。各家庭にカタログが届き、友人や家族に本をプレゼントする。本は最も人気なクリスマスプレゼントである。
これは素敵な風習だなと思った。私もクリスマスプレゼント、本にしようかな・・。

・感想まとめ

仕事はシングルタスク、間違いを恐れない姿勢でどんどん進み、でも、自分や家族との時間を一番大切にしている北欧人。成功とは「幸せな状態が長いこと」、という意味では、育休中のノーストレスな状態はわたしにとって大成功です。
仕事復帰してもこれを保つためには、「働く時間の交渉」「仕事のやり方を見直す」「失敗は当たり前のマインド」が必要だと思う。なんだか、またいっそう北欧が好きになった本でした。新居はもっと自分の好きな空間を作り上げよう。引っ越しがんばるぞ。

では、また!


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