新米ママ、民泊をはじめたい【消防署に相談しよう】
こんばんは、新米ママの みと です。
前回の記事は1週間前でした。保健所で申請に関する相談などを行なっておりました。
そして今回は「消防署」へ相談に行ってきました。心細いけれど、今回も1人で・・・。(震)
物件の概略はこんな感じ!
・消防署にいざ、出陣。
民泊についていろいろ情報収集する中で、消防署はいろんな法律やルールがあるので「専門家(建築士)が同行した方が安心」という声を聞きました。だから、1人で行くのはかなり心細かったのですが・・・、まぁなんとかなるさ。
今までの人生で消防署に行くことがなかったので、ちょっとドキドキ。消防署の仕事は大きく2つ、「消化班」と「予防班」に分かれている様子。「火を消す人たち」と「そもそも火が上がらないように対策する人たち」。
さすがに皆さんバタバタと忙しい様子で、担当者は混み合っている様子。待つこと15分、おじさんが小走りでやってきました。(ちなみに民泊物件の火災設備の相談がしたいと事前に電話していたのですが、予約不要と言っていた。)
・火災設備の相談は、1人で行く?
たしかに実際行って話を聞いてみて「なるほど、ど素人の私には難しいな」、というのが率直な感想。具体的には、消防法や建築基準法などです。
でも、もちろんちゃんと説明してくれます。そして私みたいに相談に来る人はよくいるから大丈夫、とおじちゃんが言ってました。もちろん専門家がいるに越したことはないけれど、理解しようとする姿勢が大事。と勝手に思っている。
・長屋はハードルがかなり高い。
さて、結論から言うと・・・検討中の長屋は諦めることにしました(涙)。なんとなく嫌な予感はしていましたが、やっぱりハードルが高い。長屋ができないわけではないのですが、問題がいくつか。
まず、おじさんに物件の住所を伝えると、大きな地図を取り出してきてマーク。あ〜この辺ね!という感じ。私が「長屋で・・・」と言いかけると、おじさんは「あ〜〜長屋か〜〜〜」とかなり渋い顔。なんだか嫌な予感。
その後、自分のですくに戻って資料を印刷してきてくれた。それは、民泊で長屋をどう扱うかという通達文みたいなもの。そして説明してくれた。
今回の場合、5つの住戸が連続している長屋。大前提としては、長屋でもすべての住戸において(今回なら5軒)規定の消防設備を整えなければならない。だがしかし、一定の条件をクリアすることで、全てではなく特定の住戸さえ火災設備を整えればOKですよ、という扱いになる。
その一定の条件というのがいろいろあるのだけれど、今回引っかかるのは「長屋全体で、住宅用途の床面積が2分の1以上でなければならない」ということ。
実は検討していた長屋は、5つのうち、1つは会社、1つは住居、あとの3つが空いている状態で、その1つを民泊として使おうとしていた。つまり、住宅用途は現時点で5分の1しかない。仮に、2分の1以上が住居用途としてクリアしても、それが民泊を経営する限り、そうでなければならない。例えば、住宅用に借りていた人が引っ越してしまったり、そこに会社が入ってしまうと、民泊ができなくなるとのこと。とほほ・・・。
最終手段は、5つすべてで火災設備を整えるということだけど、費用がかかりすぎて全然現実的じゃない。おじさんも「火災設備の視点からのおすすめは、圧倒的に一軒家やな〜〜」と言ってました。
・「最近、相談者って多いんですか?」
おじさんは、民泊関連の相談を受けること、現地の設備調査に行くこと、主に2つの仕事をしているそう。「最近私みたいな相談に来る人、多いですか?」と聞くと、即答で「その通り!」と食い気味に言ってました。
午前は民泊相談、午後は現地調査。だいたい相談だけで、1日3組くるから、もうてんてこまい!と嘆いておられました。す、すみません。
・そして物件探しのスタートに戻る
こんなわけで、今後は方向性を「一軒家の賃貸」に変えてみようかな、という気持ちになっています。そしてまた、不動産屋に電話しまくる日々がはじまりました。民泊は物件探しが一番難しいのかもしれないですね・・・。
不動産屋は、基本的にフレンドリーに話してくれるのですが、正直ときどき「あ、舐められてるな」と思う場面もあります。タメ口だったり、やたら聞いたことない難しそうなワードを連呼してくるとか・・・。素人が入ってくるな、と言われているような気持ちになることもあって、ときどき心が折れます。
まぁ、気長にいこう。
ではまた、進展があったら書きます。
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