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30 パパコーチならではの悩みと向き合い方 ~経験から学ぶ子どもとの関わり方~

こんにちは!

いつもお読みいただきありがとうございます。
今回は、パパコーチとしての経験から得た学びと悩みについて、共有させていただきます。現在、私のチームには自分の子どもはいませんが、かつては自分の子どもと一緒にチームに所属し、指導を行ってきました。そこでの試行錯誤は、今でも貴重な学びとして心に残っています。


自分の子どもとの関わり方に悩むパパコーチたちへ

パパコーチの悩みは、大きく2つのタイプに分かれることが多いのではないでしょうか?

  1. 自分の子どもに甘すぎるコーチ

  2. 自分の子どもに厳しすぎるコーチ

どちらにも一長一短があり、それぞれが苦悩を伴うものです。特に自分の子どもとの関係性が指導に影響することは避けられず、この「バランス感覚」を掴むのが非常に難しいと感じました。


子どもを「所有物」として見てしまう危うさ

自分の子どもに対する考え方を振り返ると、無意識のうちに「所有物」のように扱ってしまうことがありました。他の選手たちは「預かっている大切なお子様」なのに、自分の子どもだけは違う感覚で見てしまうのです。

例えば、練習が上手くいかない時やストレスが溜まった時、真っ先に当たるのは自分の子どもでした。この「水路化現象」(弱い場所に感情をぶつけてしまう心理)は、今考えても反省すべき点です。

特に、子どもがふてくされた態度を取ると、つい感情的になってしまい、厳しく叱りすぎることもありました。それでも、家に帰ればリセットし、子どもと一緒にお風呂に入り、楽しい時間を過ごすように努めていました。


オンとオフを明確にする大切さ

重要なのは、普段の関わり方です。家に帰っても延々と説教を続けるのではなく、日常生活では子どもの話をしっかりと聞き、共感する姿勢を意識しました。

普段の生活で信頼関係を築けていれば、コーチング中に厳しいことを言っても大きな問題にはなりません。しかし、「お前のためを思って言っている」というスタンスだけは注意が必要です。こうした言葉は逆に反発を招きかねません。


自己管理と感情の整理

私が意識していたのは、自分の言動の責任をしっかり取ることです。感情的になって言い過ぎた時は、「自分がイライラしていたから」と正直に伝えるようにしていました。

自分の子どもも、他の子どもたちと同じ「一人の人間」であり、「所有物」ではありません。尊重と敬意を持って接することが、良い関係を築く鍵だと感じています。


カッとなった時にどうするか?

パパコーチとして、また一人の親として大事なのは、感情的になった時の対応です。カッとなった時に、いかに冷静になれるか。それこそが、日々の修行だと思います。


この記事を読んでくださった方が、子どもとの関わり方やコーチングについて少しでも考えるきっかけになれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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