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No.271食品って何?(ヨウ素)

おはようございます。
今日はミネラルの中の「ヨウ素」について書きます。

◯甲状腺ホルモンの主要な構成成分

ヨウ素は、別名「ヨード」と呼ばれ、体内ではそのほとんどが甲状腺の中に存在する。
甲状腺は、代謝の維持などに必要な様々なホルモンを分泌する器官で、ヨウ素は、甲状腺から分泌されるホルモンの主要な構成成分となって働いている。
そのため、ヨウ素は摂りすぎても不足しても、甲状腺に異常が発生する。

甲状腺ホルモンは交感神経を刺激し3大栄養素の代謝を高める。
そのため新陳代謝が活発になり、基礎代謝を向上させる。
また発育を促進し、皮膚や髪を健康に保つ働きもある。
その他、神経細胞の発達や末梢組織の成長にも関わるので、脳や知能の発達にも要素が必要不可欠である。

⚫️ヨウ素を多く含む食品は、昆布、タラ、ひじき、牡蠣、わかめ、イワシなど

⚫️とりすぎると、
・甲状腺ホルモンの合成に支障をきたす。
・甲状腺機能が低下する。
・甲状腺腫を引き起こす。

⚫️不足すると、
・甲状腺腫を引き起こす。
・成長期の子供の場合、発育が遅れる危険がある。

次回に続きます。

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