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No.205食品って何?(世界の食文化-西洋料理No.1)

おはようございます。
今日は、「西洋料理No.1」を書きます。

西洋料理とは、主に、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリア・ニュージーランドでの料理の総称。
それぞれの国や地域によって独自の発展をしているが、パンを主食とし、鶏肉や乳製品、香辛料を多用して、「香りを楽しむ」と言う点は共通の特徴。

◎西洋料理の歴史
西洋料理の基本は、18世紀のフランスの宮廷料理とされているが、その歴史は古代ローマ時代にまでさかのぼる。

◎西洋料理の変遷

・古代ローマ時代
美食家のアピキウスが、世界最古の料理書である「ラルス・マギリカ」を著す。

・中世5世紀〜
香辛料交易が活発に行われた。大航海時代の一因。
フランス最初の料理人、タイ・ユヴァンがフランス語で書かれた最初の料理書「食物譜」を著す。

・ルネサンス14〜17世紀
イタリアの名門メディチ家のカトリーヌをフランスの王妃として迎えたのを機にナイフ・フォークを使うテーブルマナーが伝わる。
同時に、イタリアのシャーベットやイタリア風ソース、食事の作法などがフランスに伝わる。

・18世紀〜19世紀
フランスの宮廷で「グランド・キュイジーヌ」が開花。
フランス革命後、貴族の料理人が街でレストランを開店。
ブリヤ・サヴァランなどにより、美食の思想が発展(ガストロノミー)。
アントナン・カレームが建築学を取り入れた菓子作りで活躍。

・現代
エスコフィエがホテルをリッツと組んで、フランス料理を世界に広めた。
1970年代には、「ヌーベル・キュイジーヌ」が生まれ、ポール・ボキューズやジョエル・ロブション、アラン・デュカスらが活躍した。

次回に続けます。

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