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釣りが決め手で鹿児島へ/鹿児島Uターン・Iターン体験記 津田康介さん

経歴

津田康介 34歳
アメリカ生まれ 福岡育ち 名古屋大学卒
2016年 三井物産株式会社 入社 /東京
2024年 鹿児島の官公庁 入庁 /鹿児島

経緯と決断の背景

2020年の12月に東京から地方への移住を考え始めたとのことです。
ロシアへの海外駐在中に日本の地方の良さを再認識し、また色んな生き方をしている人を知ったことが影響したそうで、例えば、三菱サラリーマン氏は影響を受けた一人だそうです!

周りの会社の同期・先輩も辞める人が出てきて影響を受けるなど、日本全体の働き方の変化は大きな潮流かもしれません。

加えて、コロナ期間に釣りにハマり過ぎたことが決定打になったそう笑

2022年頃から九州を周り、宮崎か鹿児島の2択となり、釣り環境と街並みで鹿児島が選ばれたそうです!
津田さんが生まれ育った福岡に鹿児島が勝った理由は自然の豊かさがポイントだったそうです。

移住先での生活環境

社会人になってからは、東京か転勤先の海外のどちらかに住んでいましたが、釣りに取って良い住環境ではなかったそうで笑、現在は鹿児島市内で、釣りに行きやすい立地に住んでいます。

東京時代は実現できなかった自転車通勤を始め、空気感もゆったりし、食べ物も美味しく大変満足した環境なようです。東京時代は健康診断の結果が悪かったものの、鹿児島にきてから驚くほど健康体だそうです!

津田さんに関わらず、鹿児島に来てから心身の健康が整ったという話を聞くことが多く笑、豊かな自然や美味しい食事、適度は運動は人間に取って大切なんだなと改めて実感しています。

仕事やキャリアの変化


三井物産時代の津田さん、自動車関係の部署にも在籍していたそう

民間から公務員へのキャリアチェンジをしました。
公務員は利益を追わない仕事なので、三井物産に比べると良くも悪くもプレッシャーは少ないと感じているようです。
一方、地域の課題解決に対する熱意は強く感じ民間で得られない視点が得られている模様。
また、公益に資する姿勢は感銘を受けており、先日の地震の時も損得に関わらず解決しようという意気込みを感じているようです。確かに、民間企業にいるとどうしても自分たちの損得が頭の片隅にある気はしているなと話を聞いて感じたところでした!

また、働いている人は、おっとりしていて、自分のお父さん、お母さんにしたい人と思える、良い人が多いみたいです!

地域社会との関わり

まだ完全な地元民とは言えないかもしれませんが、卓間、伏見と繋がるなど、関東ではあり得ない繋がりが得られるのが面白みの一つだそうです。
関東だと会えるはずのない政治家や経営者ともセミナー等で会えているそうで、楽しめているとのことです。

レアキャラだとすぐに面白い人と繋がれることも実感しており、前職の釣り部出身の方が鹿児島にいるとのことで紹介してもらうことも決まっている模様です!

課題や困難、その対処法

東京と比べると刺激は少ないとは感じているようです。
六本木や麻布など、キラキラ、ギラギラしたエリアやそういう人が少ない。

津田さんは釣りが好きだから気にならないそうですが、ギラギラ感を求める人には物足りないかもしれません。

釣りに関して

途中から何の記事を書いているのかわからなくなってきましたが笑
意思決定の最重要項目釣りに関しては、鹿児島に来て心から良かったと感じているそうです!

本格的、、、!

錦江湾は想定以上に良い漁場で、コストに関しても関東時代は高速代約4,000円、船は約1万円かかっていたところが、鹿児島は移動代がかからず、釣り船も関東の半額以下だそうです。魅力が増し、コストは下がっているので、幸せ度は相当なプラスになってること間違いなしです!

硫黄島など秘境、釣りのビッグゲームができるフィールドまでの距離がめちゃくちゃ近いようで、離島の5分の1が鹿児島にあり、釣りができる色んなフィールドがある魅力が津田さんを鹿児島に呼び寄せたと考えると何が魅力になるかわかりませんね笑

なお、釣りの醍醐味は、塩の流れ、水深このくらい、昨日満月だったから、、、など色んな変数を考えて臨むなど、ゲーム性、戦略性だそうです!
加えてシンプルに食べたら美味しいのもハマる要因とのことでした!

ただ、注意点としては、夏は暑過ぎて釣りにならないので、猛暑の時期は避暑地に行くことがオススメかもしれません笑

移住を考える人へのアドバイス

生活の質は確実に鹿児島の方が高いと津田さんは思っており、駐車場代も10分の1以下など、住みやすいと感じているそうです!
お金を信じてる人は移住は難しいと思うが、ワークのみならずライフも総合的に色んなことを大事にすると可能性はあるとのことでした。

筆者の個人的なコメント

津田さんとは、2024年の春頃の鹿児島のビジネスセミナーで出会いました!
鹿児島のセミナーで名刺交換をした際に「三井物産」というワードを見て5度見くらいしました笑
自分が2015年入社で伊藤忠商事で働いており、津田さんが2016年入社でほぼ同世代ということもあり、意気投合した次第で家族会もさせていただいています!

商社で培ったビジネス力と俯瞰して物事を見る力を活かして鹿児島の官公庁で大活躍したら、鹿児島がもっと面白くなっていくのではないかとワクワクしています!
自分が携わっているビジネスは現状官公庁と交わる部分がないものの、これから頑張って官民連携で何か面白いことができたら嬉しいなと思っています。

地方移住の実例としてビジネス側(一般企業への転職や起業)がピックアップされがちですが、津田さんのように官公庁にキャリアチェンジする例が増え、官民の垣根も低くなって価値共創する事例が出てきたら、面白くなっていくのではないかと勝手に想像していました!

引き続き、いろいろな事例を発信していくので楽しみにしていてください!


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