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社会人との議論を通して高い視座をもてるようになった|大学生メンバーの挑戦 【メンバーインタビューvol.2】


STARTUP STUDIO by Crewwの各プロジェクトには、ファウンダー(創業者)だけではなく、一緒にビジネスを加速させるための重要なメンバーたちがいます。確かな熱意と覚悟をもってジョインしているメンバーたちのパッションも、「もっと読者の皆様にお届けしたい!」
そんな思いではじめったメンバーインタビュー連載第2弾!


今回インタビューしたのは、 STARTUP STUDIO by Creww Batch2フードロスを解決するプロジェクト[Freeat]に参加されていた、大学生の上野さん。(そして6月よりはじまったBatch3でもメンバーとして参加してくれています!)

普段は大学生として学問に励みながらも、インターンにアルバイトをこなし、更にはプロボノで事業を創る「STARTUP STUDIO by Creww」にてサポーターリーダーとして参画。

そんな上野さんにジョインした背景や、その中で得られたものや体験談を聞いてみました!


Member File #02 上野 竜空さん

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経歴/プロフィール
普段は、都内の大学に在学している傍ら、学外団体を運営。その他インターンとしてM&Aアドバイザーとして従事。
何回もフードロスの現場を見て、行動する必要性を感じていた所、Freeatに出会う。ファウンダーの考えに深く共感、参画を決意する。


ーどうして、スタートアップスタジオに参加しようと思ったのですか。


上野氏:元々自分自身、起業や新規事業に興味がありました。一度は自分でビジネスを立ち上げたこともあったのですが、なかなか上手くいかなくて…

また何か新しいことをはじめようと考えていた時に、スタートアップスタジオを見つけました。


ーFreeatは食品ロスを解決するプロジェクトでしたが、食品ロスに興味をもったのはどうしてですか。


飲食店でアルバイトをしているのですが、そこで毎日食品ロスが発生している現実をみてかなり衝撃を受けました。起業家マインドじゃないですけど、その「食品ロス」を解決するために主体的に動いていこうと思った時に、Freeatに出会いました。

ファウンダー古嶋さんの考えに深く共感し、ジョインすることを決めました。


ー上野さんは、Freeatでどんなことをしていたのですか。


Freeatでは、サポーターリーダーとして、サポーターメンバーのマネジメント、(顧客である)学生の開拓〜集客、SNS運用をしております。


ーサポーターリーダーとして、マネジメントや実際に自分よりも年上の方をまとめたりしたと思うのですが、いかがでしたか。


やっぱりとても難しいなぁと感じました…正直今も勉強中ではあります。

サポーターが同じ年代の方であったとしても、全員に同じコミュニケーションをとりながらまとめるのは難しいのに、そこに自分よりも年上の方や社会人の方もおりましたので、いかに温度感を落とさずに調節しながらうまく巻き込んでいくのはすごく工夫したというか、悩まされた点ではありました。


ー大人になっても難しいところですもんね・・・ちなみにどんなところを工夫したのでしょうか。


自分は大学生で目立った実績もなく、自分の何歩先も行くメンバーとは、大きな差がある。

その差を埋めるためにもいかに素早くキャッチアップできるか考え、事業領域やそもそものビジネスの作り方についてなど、知識を詰め込みました。


また、日常的なコミュニケーションからも工夫しました。例えば、「次に何を言おうとしているか、何を考えているのか」を考えることで、次の自分の行動が先読みできたことも多かったと感じております。参加させて頂いていた「定例」でも少しずつ自分の意見を言えるようになったり、理解を深めることができ、確実に進歩した自信がありました。



ー上野さん自身も学生でありますが、ビジネスの視点で学生の開拓〜集客に携わってみて、実際にいかがでしたか。


僕自身も大学生なので、僕の周りの人がもろ顧客になるわけですが、最初は闇雲に開拓しようとして、なかなか広がっていかず苦労しました。

メンバーと相談し、学生団体と交流させていただくことで、学生団体が既に抱えている学生さんと繋がることができるんじゃないかと仮説を立て、アプローチしていき、徐々に関係値を築きながら母集団を増やしていきました。

地道に開拓した結果、現在430名以上の学生の方がプラットフォームに登録してくれています。

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↑(学生団体TIPSとの共同企画『今日からはじめる!フードロス削減アクション』イベントの様子)


ーすごい!学生団体と協力し合うことで、うまく巻き込んでいったのですね。実際に社会人と「ビジネスを創る」ことをしてみていかがでしたか。


そうですね。インターンやアルバイトでは社会人の方と関わってきたことはあったものの、こうやって社会人の方と「ビジネスをつくる」ことは今回がはじめてで、最初はファウンダーやメンバーの方のレベルの高さに驚きました。

その中でいかにキャッチアップをし、いかに自分の価値を出していくか、という点は最初は悩んだ時期もありました。


ー1年近くこのプロジェクトで走ってみて、気持ちの変化や変わったところがあれば教えてください。


プログラム活動を通して、①社会人の方との議論を通して高い視座をもてるようになったのと、②ゼロイチの知識がついた、と思います。

一つ目の高い視座をもてるようになった点ですが、最初の頃はレベルの高い会話が飛び交っていて、自分の入る余地がなく正直ついていけなかったです…(笑)

ですが、定例が終わった後にわからなかった言葉はググったり調べたりすることで、結果的に社会人の方とのコミュニケーションも次第に慣れてきました。学生とは少し違った視点をもてているかもしれないですし、参加前の自分と比べるとビジネス視点で高い視座をもてるようになったと思います。

また二つ目のゼロイチの知識がついた点ですが、このプログラムでは0→1のフェーズに携わり、初期のドラフトベースの段階から実際にプロトタイプをつくって、市場にだし、ユーザーに使ってもらう。

その一連の流れを見て、事業をつくるフレームワーク「ゼロイチの知識」が非常についたと思います。その経験をもとに、自分でも新しいことに挑戦していきたいと考えています。


ープロボノで参加することは大変だったと思いますが、やめようとおもったりしたことはありませんでしたか。


正直、10ヶ月間辞める理由が見つかりませんでした。

チームメンバー皆さん共通しているのが「本業を続けながら」事業を創っていること。

僕も学生として時にはテストやアルバイトで忙しい時もあり、たまにプロジェクトに時間を割けない時もありました。

でもそれはFreeatメンバー全員がそうです。

みんな本業がある、だからお互いに補完しあえた、補完してもらえた。お互いに忙しい時期はサポートしあいって、とてもやりやすかったです。本当に10ヶ月間、辞める理由が見つからなかったのは大きかったです。


ーそう仰って頂けるのは本当に嬉しいですね!上野さんが今後挑戦したいことはありますか。


自分がバッターボックスに立つことももちろんですが、バッターボックスに立っている人を応援するようなサポートもどんどんしていきたいです。

現在は大学の先輩が作った会社のお手伝いをさせて頂いたり、経営者をサポートする視点でM&Aアドバイザーのインターンもしております。

このプログラムで「事業をつくる」フレームワークを学べたので、自身でも挑戦していきたいですし、「社会課題を解決するため」に事業をつくる人のサポートもしていきたいと思います。


ーすごい素敵ですね!上野さんは、今回Batch3でも参加して頂いておりますね。


はい、Batch3でも「コンポスペット(IoTセンサ付き卓上コンポスト開発プロジェクト)」にジョインさせて頂くことになりました。

ビジョンやビジネスモデルに共感する部分が多く、「IT×コンポスト」を多くのユーザー様に体感していただくため、Freeatで学んだことを最大限活かして価値発揮していきたいと思います!


ー最後に、同じ立場のような大学生に向けてメッセージをお願いします!


そうですね、僕よりも優秀な学生が大勢いることを承知の上で一点、色んなことに興味をもって、まずは挑戦してみるといいと思います。

「ビジネスをつくりたい!」ということだけじゃなくても、「社会課題を解決したい!」それでだけでも価値提供できると思いますし、逆にそういう動機だけで入って、後からビジネスって面白い!って興味をもつこともあります。

万全の準備で挑むことも大切ですが、とりあえず一歩目を踏み出してみる、とりあえず手を伸ばしてみる、一度経験してみるってすごく大事で、それが後々評価に繋がるのではないかと思います。


ー上野さん、本日はありがとうございました!引き続きBatch3でも上野さんパワーを発揮して頂けると嬉しいです!また、大学生に限らず「何かに挑戦したい」と思っている方は、スタートアップスタジオで一歩目を踏み出してみませんか^^お待ちしております!


\イベント情報や各プロジェクトの進捗状況を更新しています/

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