ウェビナーをもっと効率的に。もっと出会いの場を。新しいイベント管理ツール - Connelva【新規事業インタビューvol.7】
こんにちは!STARTUP STUDIO by Creww運営のてらだです🐼
STARTUP STUDIOは、“本業を退職せず”事業を実現できる、個人を主体としたインキュベーションプログラムです。"社会を変える挑戦"に挑んでいる、新規事業開発インタビュー第7弾をお届けします!
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第7弾では、コネルバファウンダーのせきともさんに話を伺いました。
コネルバとは?
ウェビナーに特化して、イベントのページ作成・集客・開催ができ、ビジネスネットワーキングを最大化するサービスです。自社開催していたウェビナーや、参加していた商談会などに導入することで、同じ目的意識を持つ多様な参加者や出展社の担当者が気軽にその場で繋がり、ネットワーク拡大・商談増加を促進します。 ※サービスサイトはこちら。
▼その他メンバーはこちら。
ーせきともさん、本日はプロジェクトの事やスタートアップスタジオでの活動のお話など色々とお聞かせ下さい。宜しくお願いします!
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コロナ禍でもセレンディピティな出会いの場を
ー今回、どうしてコネルバのようなサービスを作ろうと思ったのですか。
せきとも氏:理由は大きく2つあります。1つ目は、私の興味が「人や情報を繋げる」ところにあるからです。
私が通っていた学校(中高大一貫校)は、いわゆる「オタク」が多く、私もパソコンと向き合うことが多い中で、課外活動紹介サイト、ゲーム攻略の掲示板、学外イベントのフライヤーづくりなどに没頭していました。その中で、自分で創ったものが最終的に情報を届けたり、人と人とを結びつけていたことに喜びを感じていました。
2つ目は、コロナが拡大したことです。
私が本業で働いているマーケティング領域では、セミナーやカンファレンスがかなりの頻度で開催されています。
そんな中、コロナでイベントがオンラインにシフトしていった時、リアルで得られていたネットワーキングが思うように出来ないことに違和感を感じました。
自分自身のキャリアはもちろん、人と人の繋がりで成り立っている経済において、目的と相性が合う相手と、気軽かつ偶発的に出会える環境がないことがネガティブインパクトになると考えたのです。
コネルバのようなサービスが自分自身欲しいなぁと感じ、アイデアを練っていたところ、Facebookの広告で「本業と並行しながら新しいビジネスをつくろう」というワードを見てSTARTUP STUDIOに応募しました。
▼コネルバのビジネスモデル
コネルバが提供する価値 - ネットワーキング を促進するマッチング機能
ーイベント管理ツールなどは他にもありますが、コネルバが提供する価値はどこにあるのでしょうか。
せきとも氏:コネルバは、参加者同士の交流をしやすくするマッチング機能にフォーカスしている部分で独自性を出しているプロダクトです。
コロナでウェビナーが加速したこともあり、
主催者側の…
「オンラインだと、参加者との距離を縮めづらい...」
「参加者にイベントやコミュニティへの興味を持ってもらいづらい...」
といった悩みと、参加者側の…
「オンラインイベントのネットワーキングに物足りなさを感じる…」
「オンラインでいきなり話すことに抵抗がある…」
といった悩みをコネルバが解決します。
▼ピッチ資料より - コネルバの考える課題
コネルバでは、目的と相性が合う相手を自動でマッチングし、マッチングした相手の中で直接話してみたい相手を選べるので、主体性とモチベーションが生まれ、交流に価値が生まれやすく、イベントに参加する意義まで高まるのがコネルバです。
▼ピッチ資料より - コネルバの考える価値
▼コネルバマッチング画面
\イベント主催者の方、是非コネルバをご利用ください👩💻/
コネルバでは主催者様向けにサービスをオープンいたしました!
👇イベント企画者の方は、ぜひ下記より登録をお願いします👇
ーオンラインイベントはとても便利ですが、その後の交流会や、横にいる人と気軽にお話できない、という懸念点は確かにありますね。ちなみに、コネルバでは今後どんなことを予定していますか。
せきとも氏:アンケート機能の拡充、有料イベントや決済への対応、複数人でのマッチ・トークルームなどいくつかの機能強化を予定しています。
主催者の方はもちろん、ユーザーの方の満足を高めてサービスとして「ビジネスが始まる」という独自の価値を高めて参ります。
事業にコミットするためにチームメンバーは最低限で
ー今回のプロジェクトで「メンバー選び」は非常に重要なキーポイントとなりましたが、せきともさんはどのような観点で仲間集めをされたのでしょうか。
せきとも氏:学生時代にも何度か事業創りに挑戦してきましたが、その中で人が多ければ多いほど結構大変だと感じていました。人が多いと、多くの人を巻き込んでいかなくてはいけないし、その"巻き込む"というところに自分の労力と時間を使ってしまうからです。
今回は、「事業を創る」点にコミットしたかったので一番最初の0から1にするところは、本当に少人数の2〜3人でいいという考えがありました。
増えれば増えるほど色んな意見が入り混じってしまい、判断の時間がかかってしまうので、今回のコアメンバーは3人で進めています。
ーチームアップで大変なところはありましたか。
せきとも氏:もちろん必要としている時に、欲しい人材がいないなどはありますが、一番大変なのはメンバーのモチベーション管理です。
特にこういったプロボノ でやっているプロジェクトは報酬が発生する訳ではないので維持が難しい。
今までもスタートアップのチームで、目的・役割を担え、かつ相性までを考えると苦労することも多かったです。
先頭に立つ者はとにかく旗を振り続ける
ーチームの維持・人を動かすといった点で今までも壁にぶつかる場面があったようですが、今回はどんなことに意識しましたか。
せきとも氏:一つ目は、少ないメンバー間でも「共通認識をもって、共有すること」です。
以前こんなことがありました。
半年前ほどに、メンバーの一人とユーザーヒアリングをしました。
ですが、ヒアリングしているうちに、どちらかというと私たちのほうが壁打ちをしてもらっているような、様々な質問を頂く時がありました。
『どうしてサービスをつくり続けたいの?』
『何をつくっているのかゴールが見えない』
『機能としてはいいけど、結局何がしたいんだっけ?』
・・その時、私は質問の回答に行き詰まってしまいました。
そしたら、メンバーの一人が横でこう言ってくれたんです。
「私はコネルバがこれから向かっていくビジョンに共感して入った。その理由は、ウェビナーやマッチングというのはあくまでも手段で、その先にある人と人との繋がり、ビジネスを最大化する為の機会を増やしていくためにコネルバは存在すると聞いて、私は参加したんです」
これを聞いて、僕の中ではビジョンを牛のように反芻していたのですが、ちゃんと言語化できていなかったなぁと反省しました。
ついつい、「少人数だから…」「3人程度だから…」とビジョンを疎かにしがちですが、全力で同じ方向を向く今だからこそ1本の軸をもち、チーム全員の意識統一ができたのはよかったです。共通認識をもつことで、モチベーションを保てるようになりました。
2つ目は、「とにかく旗を振り続けること」です。
これも以前の話になりますが、大学時代に400人規模のサークルの代表をしていました。その時一番大変だと思ったのがメンバーのモチベーションコントールです。400人もいると末端まで僕の意思や方針を伝えるのはほぼ無理。
そこで大切なのが、とにかく旗をふってビジョンや理念を浸透させていくことです。当時は、定例を実施したり、メールなどで熱い思いを送ったり、紙媒体でサークル報を作成したりしましたが、そういうことは規模に関わらず今も大切なことだと感じています。
▼ピッチ資料より - Connelvaビジョン
ゼロイチ体験でビジネス戦闘力を高める
ーSTARTUP STUDIOで参加してみていかがでしたか。
せきとも氏:僕は本業で広告代理店でマーケティングに従事していますが、「なんでもやんなくちゃいけない力」というのは大企業ではまず身につかないです。
今回参加してみて、エンジニアの進行管理のPM的な動きから、インサイト調査、デザイナーがいないのでデザイン関連は自分がやんなくちゃいけないし、お金はどうするんだ…などなど、なんでもかんでも自分でやらなくちゃいけない。
こういったことは、企業に勤めているだけでは学べないことだらけです。
このような「なんでもできる」というのは、一言で言うと「ビジネス戦闘力」みたいなものだと思っていて、体験をもとに自分の口で話せるようになることが増えてくると、自分の畑だけではなく、他領域まで知見があることで視座を高めることにもつながり、後々自分のキャリアで役立つものがあると思っています。
ー8ヶ月間を振り返ってみて、一番大切にしたいことはどんなことでしょうか。
せきとも氏:繰り返しになりますが、まずはメンバー同士の目線統一です。また、精神衛生を保つことも大切です。自分自身も公私混同するタイプで疲れちゃったりすることもありますが、あんまりやれなくてもメンバーも自分も責めないことです。
最後に、もちろん顧客の声をたくさん聞くことは大切なのですが、チームメンバーにもユーザーインタビューの機会をもっと増やしてもよかったと思いました。
チームみんなが顧客の声を聞くことが大切だと感じています。
ー最後に新規事業に挑戦したい人に向けて一言お願いいたします!
せきとも氏:新規事業でもなんでもそうですけど、こういうことはやったもん勝ちです。
「作り切れませんでした」「使われませんでした」「儲かりませんでした」という結果になったとしても、そのプロセスに価値があるので是非挑戦してみてください!
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ーせきともさん、ありがとうございました!世界中どこからでもアクセスでき、場所にも時間にもとらわれないオンラインイベントはNew normalな象徴になっていく気がします。今後もConnelvaの成長楽しみにしております!
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