今年は当たり年・霧ケ峰のニッコウキスゲ
一昨日、霧ケ峰高原から美ヶ原にドライブと花見の散歩に行ってきました。
というのも毎日毎日の暑さでたとえ一日でも避暑できたらということで、探していたら美ヶ原のホテルが空いていたので早速予約。
本当に久々に妻と一緒にドライブと散歩を楽しみました。
私の住む町からは圏央道、中央道を使って3時間程度のドライブ。
茅野から白樺湖の方に行き、そこからビーナスラインを通ってまずは霧ケ峰へ。
お目当てのニッコウキスゲは、ちょうど見頃。
遠くからもニッコウキスゲだらけであることがよくわかり、感激しました。
天気は曇り空で、好天とは言えなかったのですが、むしろ花の色は鮮やかに見えました。
それにしてもものすごい群落です。
久々に来たからそう思ったのか、ずいぶんと今まで見た霧ケ峰のニッコウキスゲよりも密生しているように思いました。
永遠に黄色い斜面が続いているように見えます。
後から知ったのですが、地元の方から今年は当たり年だということを聞きました。
しかも今が見ごろ。
緩やかな山の斜面を散歩するのも楽しい。
大群落の中でたまに色の濃い花が咲いています。
どういう理由でこのような濃い色になったのかはよく分かりませんが、以外にアクセントになります。
曇り空の平日にもかかわらず、けっこうは花見に来ている方が多くいらっしゃいました。皆さん撮影に夢中です。
涼しい高原の風で斜面を歩いていても汗をかくこともあまりなく、快適そのもの。
霧ケ峰はニッコウキスゲの素晴らしい群生地なんですが、一方でシカの食害が深刻で、一時はかなりシカにやられていたと思います。それを防ぐため、今は群生地を取り囲むように電気柵が設けられています、さらに電気柵から少し間隔を置いて遊歩道があるので、写真を撮ろうとするとうまく撮らないと柵が映り込んでしまいます。
しかし、電気柵の威力は大きそうで、電気柵がある所はニッコウキスゲが一面咲いていますが、電気柵がないところはほとんどニッコウキスゲが見当たりません。
シカの好物なのかどうか知りませんが、保護のため致し方ないでしょうね。
今回はニッコウキスゲエリアだけの散歩でしたが、このエリアは車山から八島湿原をぐるりと一周すると様々な植物がみられ非常に楽しい場所です。
そして霧ケ峰は、ニッコウキスゲの前にはレンゲツツジの群落が、そしてニッコウキスゲが終わりを迎えるころにはヤナギランの群落がみられ、それが終わるころにはマツムシソウの群落があらわれます。
6月から8月いっぱいは楽しめるエリアなのでおススメです。