「窮屈」という「形容動詞」

CreepyNutsの『二度寝』には「窮屈」という単語が出てくる。他の単語も全然出てくるけども。というわけで今回は窮屈について調べよう。これも意味はわかるけど、辞書で調べたことはない単語だ。

窮屈 きゅう‐くつ【窮屈】
読み方:きゅうくつ
[名・形動]
1 空間や場所にゆとりがなく、自由に動きがとれないこと。また、そのさま。「—な服」「座席が—になる」
2 思うようにふるまえず気詰まりであること。また、そのさま。「お偉方ばかりで—な会だ」「—な思いをする」
3 形式張って堅苦しいこと。融通のきかないこと。また、そのさま。「—で面白みのない男」「—に考えすぎる」
4 物や金が不足してままならないさま。「—な暮らし」
[派生] きゅうくつがる[動ラ五]きゅうくつさ[名]

それはあれより窮屈だ。
私はこの環境に窮屈さを感じている。
私はこの環境を窮屈だと感じている。
私はこの環境を窮屈に感じている。


「窮屈に感じる」「窮屈に思う」という使い方、いいな。「窮屈さを感じる」よりすっきりしていて気持ちがいい。いや、それよりも気になる。Weblio辞書で「窮屈」の品詞は「名詞および形容動詞(空間)」と出てきた。でもぼく形容動詞が何なのか分からない。

けいよう‐どうし【形容動詞】
読み方:けいようどうし
国語の品詞の一。活用のある自立語で、文中において単独で述語になることができ、言い切りの形が、口語では「だ」、文語では「なり」「たり」で終わるもの。「静かだ」「静かなり」「堂々たり」の類。形容詞と同じく事物の性質や状態などを表す語であるが、活用のしかたが形容詞と異なる。口語の形容動詞は活用のしかたが基本的には一つで、「だろ・だっ(で・に)・だ・な・なら・〇」と活用する(若干の変種がある)が、文語の形容動詞にはナリ活用・タリ活用の2種類がある。なお、活用語尾が「から・かり・かり・かる・かれ・かれ」と語形変化するものをカリ活用として、形容動詞の一活用とみる説もあるが、現在の学校文法では形容詞の補助活用として扱う。

名詞の形でありながら、物の名前ではなく形容詞のように働くヤツ、という理解でいいんだろうか。そいつらを称して呼ぶ名前があることを初めて知った。今回二度目のすっきり。Weblio辞書に品詞の分類というもにが載っていて、これも少しずつ勉強したいなあ。


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