古事記や日本の歴史が好きなんです^^
今日は、僕の好きなものの話をしようと思います^^
みなさんは、古事記を知っていますか?
存在は知っている人も多いかと思いますが、
内容まで知っている人は少ないかもしれません。
僕はまんが古事記が好きで、何度も読んでいます。
古事記は神話なので、物語としても読めるし、
おもしろいですよ^^
古事記によると、昔、天地はひとつでした。
それが分かれてふたつになったとき、
たくさんの神様が現れました。
最初に現れたのは、
男女の区別のない独神(ひとりがみ)
と呼ばれる神様たちで、
そのあとに現れた神世七代(かみよななよ)
と呼ばれる神様たちのなかに、
伊耶那岐命(いざなきのみこと)と
伊耶那美命(いざなみのみこと)という
男女一対の神様がいました。
この伊耶那岐命、伊耶那美命が結婚して
国生み、神生みがはじまりました。
国を生み、神様を生んだ伊耶那美命でしたが、
その途中で命を落としてしまいます。
黄泉の国に行ってしまい、
妻を連れ帰りに伊耶那岐命が
黄泉の国を訪れるのですが…
黄泉の国の話も面白いのですが、
ちょっとおどろおどろしいので…
省略します(笑)。
黄泉の国から帰り、伊耶那岐命が
禊(みそぎ)をしたときに生まれたのが、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)、
月読命(つくよみのみこと)、
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)です。
のちに、須佐之男命の六世の子孫である
大国主命(おおくにぬしのみこと)が
国づくりをしていましたが、あるとき、
天照大御神の命で地上を譲ることになります。
戦争をせずに国を譲ったという、
平和な国譲りでした。
譲られた地上を治めよと、
天照大御神に命じられるのが、
天照大御神の孫である
邇邇芸命(ににぎのみこと)でした。
邇邇芸命は三種の神器を持って地上に降り立ちます。
三種の神器とは、八咫鏡(やたのかがみ)、
八尺勾玉(やさかのまがたま)、
そして天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ、
草薙の剣ともいう)です。
これらは全て磨くものです。
自分を磨き続けることで国を治めなさい、
財力や権力で納めるのではなく、
自分を磨くことで、人徳で国を治めなさい、
という、この国の美しいスタートだったのだと思います。
ちなみに、三種の神器のひとつである草薙の剣は、
僕のスクールもある愛知県名古屋市の熱田神宮に
置かれていますよ^^
そして、邇邇芸命のひ孫が、初代神武天皇です。
天皇が即位されてから日本という国は、
なんと2680年も続いています!
世界で一番古い国なんです^^
最初はおもしろいなと思って、
好きで読んでいたまんが古事記だったのですが、
だんだん日本の歴史やルーツに興味が沸いて、
調べたりするようになりました。
たとえば、国歌について。
曲としてはオランダの国歌が
世界最古とされていますが、
歌詞としては日本の『君が代』が世界最古、
歌詞の長さも世界最短とされているのだそうです。
この『君が代』の本当の意味を
僕は全然知らなかったのですが、
衝撃でした。
『さざれ石という細かい石が集まって
支え合って、長い長い年月をかけて、
大きな岩になる。
そこにさらに苔が生えるほどになるまで、
あなたの世が続きますように』
という意味だそうです。
他国については独立をしてきた
国が多いので、国民を鼓舞するような…
高揚をもたらすけれど少し物騒な国歌もあります。
メロディーだけ聴いていると
かっこよく聴こえますが、
実際の歌詞の意味は曲のイメージと
かけ離れている国歌もあるようです。
日本の国歌は短いですが、
意味をちゃんと知ると美しいですし、
なんとなく日本人らしいと思いませんか?
人の幸せを願う『君が代』を改めて知って、
僕は日本人でよかったなと思いました^^
ここでふと、2680年も続いている、
世界で一番古い国だということを
知らない日本人があまりにも多いことに対して、
どうして知らないのかな?と疑問に思いました。
確かに僕も、古事記や君が代のことを
学校で詳しく習ったわけではなく、
ちゃんと知ったのも最近のことなので
仕方のないことですが、
『自国の歴史を忘れた民族は滅びる』
という言葉を、アーノルド・J・トインビー
というイギリスの歴史学者が残しています。
このままいくと日本は滅びに向かうのかな…
とちょっと心配になりますよね。
とはいえ最近では、古事記の話や
教科書では語られない日本の歴史を、
YouTubeなどで発信している人が
増えてきているので、
こういう話が好きな人が、
増えてきたのかなと思います。
日本が世界で一番古い国だ、
ということを知って、僕はなんだか嬉しかったです。
興味のある方はいろいろと調べてみると、
日本の良さを改めて知ることができて、
おもしろいかもしれません。
まんが古事記、おすすめですよ〜^^
■テニスアカデミークレセント
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