【Unityビギナーでもできる】ロケーションマーカーでアバターが飛び出すしかけを作ってみよう!
AR制作のビギナーさん向けに様々な記事を投稿してきましたが、
今回の記事は、少しだけレベルアップして、Unityをつかってでもどうしてもやってみたいことをやってみました!
それは、「名刺を読み込んだら3Dアバターが表示されたらいいな~💛」という願望。その願望はUnityを使えば、叶えられるかも?!ということで、Unity初心者でも、わかるように当社エンジニアに解説してもらいましたので、ご紹介します。
【手順】
下記の7ステップで完成します。
それでは、1つ解説していきます。
※事前にUnityをダウンロードしてください。
①UnityHubから新しいプロジェクトを選択
②テンプレートからAR(コア)を選択し、プロジェクト名、保存先を設定
※初回の場合はコアのダウンロードから始まります。ダウンロードが完了次第選択してください。
③各アセットのインストールを行う。例としてここでは以下のアセットを使用しています。
※画像ではデフォルトのUI配置となっていますが、画面右上の「デフォルト」を「2×3」に変更すると作業しやすいです
④表示する3Dモデル、ロケーションマーカーで使用する画像を作成していく
【④-1】ロケーションマーカーで使用する画像を以下のように設定
テクスチャタイプ:スプライト(2DとUI) 変更したら「適応する」で反映させる。
【④-2】右クリック>作成>XR>ReferenceImageLibraryで「ReferenceImageLibrary」を作成する
【④-3】「Add Image」をクリックし左上のテクスチャ欄に先程作成した画像をドラッグ&ドロップする
Specify Size にチェックを入れ、Physical Size Xに「0.1」と入力する。
Yについては自動的に計算して代入してくれる。
【④-4】SD_Kohaku_chanz/Prefabs より任意のプレハブキャラをダブルクリックして開く
【④-5】Idle Changer の「IsGUI」のチェックを外し、「ランダム」にチェックを入れる
【④-6】Face Update、Ramdom Wind、IK Look At の「IsGUI」のチェックを外す
これらの作業が終わったらプレハブを保存する。これで3Dモデルとロケーションマーカーの設定が完了!
⑤SampleSceneのヒエラルキー上にある「AR Session Origin」を選択、インスペクターから「コンポーネントを追加」をクリック、「AR Tracked Image Manager」を追加する
⑥Serialized Library に先程作成したロケーションマーカーをセットし、MaxNumberOfMoving Imagesを「1」に変更
TrackedImagePrefab に先程作成したプレハブをセットする。
⑦AR Plane Manager のDetection Modeを「Horizontal」にする
※一度「Nothing」に設定した後に「Horizontal」にチェックを入れると設定しやすいです
実際にiOSにビルドし、実行した結果が以下の通りです。
【今回使用したアセット】
・SDこはくちゃんズ・小碓学園夏&冬制服モデル
▲SD_KohakuChanz_v1.1.0.unitypackageをダブルクリックしてインストール
・Unity Toon Shader(UTS)
▲URL先のサイトを参考にしながらインストール
・ロケーションマーカーpng形式で作成する
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