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ミュージシャンとしての経験が Audiostock 導入・サポートの力に。全国の放送局や学校法人への新規提案に挑戦

皆さん、こんにちは!広報担当の宮崎です。
2024年5月から、オーディオストックで活躍するメンバーの仕事内容や、働き方をご紹介するインタビュー企画をスタートしました!

今回は第2回として、営業部の山本さんにお話を伺ってきました。ミュージシャンとしての経験を持つ山本さんの、オーディオストックでの取り組みや働き方についてご紹介します。ぜひご覧ください!

山本 廉 さん
オーディオストック 営業部
クリエイティブ事業を行う企業の教育部門でマネージャーを経験し、2020年にオーディオストックに入社。ミュージシャンとしての活動経験を活かして「Audiostock」を法人向けに提案し、サービス導入のサポートを行っている。


音楽に携わっていきたい想いから、オーディオストックへの入社を決意

ー現在、営業部で活躍中の山本さん。オーディオストックに入社したきっかけは何だったのでしょうか?
前職で関わりのあった方から、オーディオストックを紹介されたのがきっかけでした。それまでは、岡山に音楽に関する事業を主軸にしている会社があることは全く知らなかったです。以前から岡山でバンド活動をしていたのですが、コロナ禍でライブなどが制限されるようになり、自分の思い描いていた音楽活動ができなくなったところで、別の形で音楽に携わりたいと考え、オーディオストックに入社させてもらうことになりました。

ーコロナ禍が一つのきっかけになったのですね。前職ではどのような仕事をしていましたか?
クリエイティブ事業を行う企業の教育部門で、マネージャーを担当していました。学生の頃から家庭教師をしていて、誰かに何かを教えることが好きだったので、様々な事業部がある中でも「教えること」に関する事業に携わっていました。

ー学生の頃は、どのように過ごしていましたか?
高専の電子制御工学科に通って、電気技術、溶接、電子制御など現場で通じる実践的な内容を学んでいました。多くの卒業生が県外に出て仕事をしていますが、私は地元でのバンド活動に集中したかったので、岡山で就職しました。岡山の県北に就職したのは学年でも3人程度で、私はそのうちの1人でした。

地元で結成したバンドでは、全国各地でのツアーなど精力的に活動

ーバンド活動を始めたきっかけは何でしたか?
中学3年の時に、遊びで始めたのがきっかけです。最初に友人がギターを買ったので、バンドを結成するために私はベースを買って、弾き始めました。高校では軽音部に所属しましたが、中学の時に結成したバンドの活動を中心に校外で活動していたので、部活動としては学園祭でのライブイベントにサポートで出る程度でしたね。バンドでボーカルを担当し始めたのは高校2年の時からで、ライブ活動は精力的に行っていました。

ー地元のメンバーで結成したバンドを続けていたんですね。具体的にどんな音楽活動をしていましたか?
レーベルに所属することはありませんでしたが、自分たちでMVを撮影してYouTubeで公開したり、対バンでのツアーを企画して全国各地を回ったりしていました。 地元ではワンマンライブも定期的に開催していましたし、オーディションを受けたこともありましたね。その後、コロナ禍をきっかけに、プレイヤーとしてではない形で音楽と関わる方法を模索するようになり、オーディオストックへの入社を決意しました。

法人での Audiostock 導入に向けた提案・サポートの工夫

ーオーディオストックに入社した後の、現在の仕事内容について教えてください。
現在は、Audiostock の定額制 エンタープライズプランを法人のお客様に向けて提案しています。放送局の方々や音効さん、映像制作業界の企業様などでのプラン導入に向けて、伴走させていただいています。

実は入社当初は社長室に配属されていたのですが、「お客様と直接関わりたい」「前線で活躍したい」という想いがあったので、入社してから数カ月ほどで営業部に異動することに決めました。

ー具体的には、どのようにサービス導入にあたってのサポートを行っていますか?
Audiostockを導入いただいた後、レクチャー会を行っています。学校法人で導入いただく際には、実際に学校を訪問して、学生さんのアカウントを一緒に作成したり、音の探し方や使い方を実践的に試していただくこともあります。例えば、映像の中で宝箱を開けるシーンがあると仮定して「宝箱を開ける時にどんな音が必要か」といった切り口で考えてもらうことで、Audiostockでの音源検索に慣れていただく機会を作ったりしています。

また、Audiostockの利用規約について理解を深めていただくために「運動会で使える?」「曲に合わせて歌ってもいい?」といった○×形式でのクイズも実施することがあります。こういったレクチャー会では、前職で培った「教える力」が活きていると思いますね。

将来、業界で映像などのコンテンツ制作を担っていく学生さんに向けて「なぜ音源のライセンスに気を付けないといけないか」を説明させていただくことで、Audiostockを利用することに対する納得感が生まれているようにも感じています。もちろんオンラインでも対応可能ですが、実際に使ってくださる方の状況を知るためにも、リアルでのサポートを今後も積極的に行っていきたいです。

「自ら動いて結果を変える」営業部のチーム力で目標を達成

イベント出展時の、営業部を中心としたメンバーの様子

ー営業部のチームの特徴や、業務の進め方・カルチャーについて教えてください。
チームとして、常に目標達成に向けて動いています。営業部のメンバーそれぞれが持っている強みが異なるので、バランスが良くチーム力が高い状態だと思います。

ーチーム力が高いと、働きやすさにも繋がりますか?
そうですね。一つの目標に向かって仕事をするにあたって、戦略を考えることが得意な人がいたり、課題の解決に向けて導いてくれる人がいたり、それをバックアップしてくれる人もいたりと、様々な役割を持ったメンバーが支え合うことでチームとしての働きやすさに繋がっています。

コミュニケーションの具体的な仕組みとしては、営業部では毎日、リモートで朝会と夕会を行い、必ず業務について共有しているので、報告・連絡・相談がスムーズにできています。それ以外でも、常時接続できる営業部屋(Zoom)があるので「ちょっといいですか」と、いつでも気軽に話せる環境になっていて助かっています。

ーリモートで連携して仕事をすることについて、特に問題は感じていませんか?
基本的に、リモートで働く人が対応しやすいように社内ルールが整備されているので、特に問題は感じていないです。社内で一部の人だけがリモートで仕事をしている状態だと、自分が知らないところで話が進んでいたり、証左が残せていなくてトラブルが発生することもあると思いますが、オーディオストックでは社内での情報共有はオープンにされていますし、誰かが話したことは必ず議事録として残っているので、困ることは少ないですね。

ー入社してから今までで、印象に残っている仕事はありますか?
今年の北海道出張で、以前からAudiostockをご提案したいと思っていた企業様をいくつか訪問しました。それまでAudiostockを知らなかったお客様とお話をすることで、興味を持っていただくきっかけを作ることができ、結果的にサービス導入に繋げることができました。営業部が大切にしている価値観の一つに「自ら動いて結果を変える」という内容があり、特に気に入っているのですが、この出張でそれが体現できたと思っています。

才能あるクリエイターが活躍できる、新たな仕組みの構築へ

ーご自身のミュージシャンとしての経験が、Audiostockでの仕事に活きていると感じることはありますか?
前提として「音楽が好き」ということが、お客様への提案をするにあたって大事な要素になっているように感じます。例えば、探している楽曲のイメージについて抽象的なご意見をいただいた際には、楽曲の候補を挙げるための耳や感性が役立っていますね。ミュージシャンとしての経験で培われた音楽の知識を使って自信を持って提案することができたり、音楽に関わってきたからこそ通じる感覚を持っているのは、自分の強みだと思っています。

ーオーディオストックのビジョンは「クリエイターがもっと活躍できる世界に」ですが、クリエイター支援を行う会社で働くことに対して、どのような想いがありますか?
バンド活動をする中で様々なアーティストと接する機会があり「こんなに良いバンドなんだから、もっと広まってほしい!」と思うことが多々ありました。世の中の素敵なアーティストや音楽クリエイターがより活躍できるように、営業活動に取り組んでいきたいと思っています。

ー最後に、今後の目標などあれば教えてください。
ありがたいことに、音楽クリエイターの方々が制作した楽曲を、Audiostockを通じて様々な場面でご利用いただいているのですが、今後は楽曲をさらにマネタイズできるような新しい仕組みを構築していくことが、自分の仕事だと考えています。

まだまだ未開拓の業界に対して、楽曲の活用方法を考えて提案することで、ご利用いただける機会を増やしていきたいですね。具体的には企業の研究開発での利用や、MCN(マルチチャンネルネットワーク)での利用など、新たな領域での楽曲利用を促進することで、音楽クリエイターの収益化をさらに加速させる仕組み作りを目指していきたいです。

ー新たな楽曲利用に向けた仕組み作り、楽しみですね。山本さん、本日はありがとうございました!

今回は営業部の山本さんに、入社の経緯や働き方についてお伺いしました。
本企画で、オーディオストックで働くメンバーの仕事内容や想いが少しでもお伝えできたら幸いです。

次回のインタビュー回も、ぜひお楽しみに!