【Salesforce】フローでループ毎に改行してテキストエリア項目に反映する
はじめに
本記事では、SalesForce開発者にはおなじみのフローで
「ループ毎に改行してテキストエリア項目に反映させる」
方法を実践してみました!
それでは、早速ご紹介していきます。
※本題と関係ない箇所はかなり省略しておりますのであしからず。
処理概要
今回実現するフローは「画面フロー」で、こんなイメージで作成します。
例題
取引先に紐づくケースの作成時に、
同じく取引先に紐づく商談を取得して、1レコード1行で改行表示したい。
また、改行したテキストをケースのテキストエリア項目に反映したい。
画面フローサンプル
試したこと
今回試したのは以下の3パターンです。
それぞれの設定方法と「画面上に表示した時」と「テキストエリアに反映した時」の挙動を見ていきます。
案1)テキスト変数へテキストテンプレートで改行
案2)テキスト変数へ数式のBR()で改行
案3)テキスト変数へ<br>で改行
テキスト変数へテキストテンプレートで改行
1.ループした値を格納するためのテキスト変数を用意「OpportunitiesTextTemplate」という名前にしました。
2.テキストテンプレートを作成
以下のように1行目はテキスト変数を入れて改行し、2行目にはループしたい値を入れます。
3.ループ中に割当
1で作成したテキスト変数へ、ループ中に以下のように割当します。
{!①のテキスト変数}【次の文字列と一致する】{!②のテキストテンプレート}
※【次の文字列と一致する】は代入(=)という意味になります。
テキスト変数へ数式のBR()で改行
1.ループした値を格納するためのテキスト変数を用意
※先程と同様
2.数式を作成
ループしたい値を入れて、最後に"&BR()"を入れます。
3.ループ中に割当
1で作成したテキスト変数へ、ループ中に以下のように割当します。
{!①のテキスト変数}【追加】{!②の数式}
テキスト変数へ<br>で改行
1.ループした値を格納するためのテキスト変数を用意
※先程と同様
2.ループ中に割当
今回はサンプルなので直接値を入力しました。
ループしたい値を入れてこちらは最後に"<br>"を入れます。
{!①のテキスト変数}【追加】商談種別:Xxxx…..<br>
結果
今回確認した3案は以下のような結果になりました。
数値を使用したい&項目へ格納したいという場合は案1が良さそうです。
案1)テキストテンプレートで改行
フロー画面上 :○ (※1ループ目に改行が入るので考慮が必要)
項目 :◎
案2)数式のBR()で改行
フロー画面上 :△ (※数値の3桁が入らない)
項目 :△ (※数値の3桁が入らない)
案3)<br>で改行
フロー画面上 :◎
項目 :× (※<br>と表示されてしまう)
まとめ
検索した際にヒットした情報が錯綜していたので、
自分のメモがてら記事を作成しました!
コツを掴めばとっても便利なローコード、
一緒に頑張りましょう、、、!
是非、この記事が皆さんの一助になりましたら幸いです。
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