私がWeb業界で働く上で最も重視しているコト
穂満 大輔
入社4年目 Webプロデューサー
Web業界歴17年、別業界で10数年務めた後にWeb業界へ
現在は、大手飲料メーカー常駐チームのリーダーとして全体管理及び、大規模キャンペーンサイトを担当
皆様、はじめまして。
まずは、私の経歴からお話させてください。
プロフィールにある様に、初めからWeb業界で働いていた訳では無く
Web業界に関わる前は、プロダクトデザイン → アパレル企画 → インテリアMDと
Webとは真逆の “リアル” なモノづくりの業界で働いてきました。
その ”リアル” なモノづくりに関わってきた私が何故 ”デジタル” なWeb業界に入る事になったのか…
それは、あるWeb業界の人に言われた一言でした。
「Webで実現できない事は無いよ。」
”リアル” なモノづくりでは、原材料的な理由、技術的な理由など制約が多く
クライアントからの要望に応える事が出来ずに、歯がゆい思いを多くしてきた私にとって
その一言は、衝撃的で有り、Web業界に興味を持つきっかけともなりました…!
Web業界最大の魅力とは
その後、Web業界に転職し ”デジタル” のモノづくりに多く関わってきました。
確かに、予算や納期、リソース等の理由で、クライアントの要望に ”100%” 応える事が出来ないケースも有りますが、制約が少なく自由度が高く、常に新しい技術・手法が産まれるデジタルのモノづくりでは 0% 全く実現出来ないということは無く、要望の 80% や 50% かもしれませんが、何かしらのアウトプットを提示する事が可能です。
例えば、クライアントの要望が「自サイト上に定期的に写真をアップ出来る機能が欲しい」だったが、画像アップロード機能を実装する予算が無かったので、Instagramをサイト上に埋め込み、Instagramの投稿をサイト上に反映出来る様にする事で、要望の 100% で有る機能実装までは出来なかったが、要望の 70% 位の写真をアップロードする事までは実現出来た等…。
何かを ”作る“ のが無理なら、何かを ”活用する” 事が柔軟に出来るのが ”デジタル” と ”リアル” の大きな違いの一つだと思っています。
デジタルの柔軟性で「何かしらが必ず実現できる」これがWeb業界の最大の魅力だと思っています。
論理的に考える
私がWebで何かを実現させるために、最も重視している事は「論理的に考える」ことです。
「論理的に考える」とは、目的を明確にし、筋道を立てて考える事です。
業務に置き換えると「クライアントの要望を仕様にまとめる」かな…と思います。
まずはクライアントの要望を明確にし
その目標を実現させるための要素や作業を洗い出し
その要素や作業を整理して仕様を固める
例としては
クライアントの要望が「自社のECサイトで商品を購入してもらいたい」で有れば
その要望を実現する要素の1つとして「商品購入を促進する紹介ページ」が必要と考え
「コンテンツの内容は?」→「そのコンテンツをページ上にどう配置する?」→「コンテンツに動きは入れる?」
「ECサイトへの導線は?」→「リンクはボタン?バナー?」→「クリックを誘発するアクションは?」
「****」・・・
と、出した要素に対して、更に複数の要素・作業を出し、それぞれをより細かい要素・作業に深堀していきます。
こうすることで、全てのアプローチが目標に関連付いた "筋道が立った" 状態で洗い出すことが出来ます。
最後に複数洗い出した要素・作業の中で、最適なものを整理する事で「目的を実現させる為の現時点で最適な」仕様にまとめる事が出来ると考えております。
デジタルの自由度は際限が無いです、日々新しい技術やツール、サービスが産まれており
これらを組み合わせる事で、様々な事が実現できます。
しかしデジタルは ”曖昧さが苦手” です。正しい用い方をしないと、実力が発揮できません。
大量の情報から、最適なものをピックアップし、正しい用い方をして目的を実現させる…
その上で最も必要なことが「論理的に考える」ことだと思っています。
デジタルの自由度に論理的思考が組み合わさる事で、 ”何かしらが必ず実現できる” 様になりますので
Web業界に興味がある方は、まずは、目的を明確にし、それを実現させる必要な要素は…を意識して日々過ごしてみると良いと思います!
最後に、クリーク・アンド・リバー社ではWebだけでは無く、幅広い領域で多くのプロフェッショナルが活躍しています。
この環境で有れば、実現できる事が際限なく拡がっていくと思います!
Webで ”とにかく凄いこと” をしてみたい!なんて思っている方は、是非、クリーク・アンド・リバー社をチェックしてみてください!
創造力で世界を変えよう。
デジタルの領域から社会課題を解決する
プロデューサー人材育成プロジェクト、発進。