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ほっと。くすっと。

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『子育てマガジン ほっと。くすっと。』は、「子育ても悪くないな」なんて思える機会やつながりを届けます。 だれかの子育ての話を聞いて、ほっとしたり、くすっと笑ったりできる瞬間を届け…
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2020年6月の記事一覧

2歳と生活のようなもの。

2歳は恐ろしい。 2歳には怖いものがない 2歳の辞書にはできないと言う文字がない 2歳は誰にも遠慮をしない 2歳はこの世、森羅万象のすべてを我が物だと思っている 故に、養育者の日日の疲労と労苦は果てしない。 今から9年前、目に付いた物にすべてに突進し、気に入らないモノはすべてアンダースロー投球、朝から日が傾くまで外でストライダーに乗っていた息子2歳を育て、その2年後に今度は終始ママにべったり、自立自走可能身体能力欠け無し、万全の癖に抱っことおんぶでしか移動しない、

1歳半の息子の暴れん坊ぷりに泣いた話

息子は1歳までは本当にかわいかった。ムチムチで演歌歌手の大江 裕にそっくりだった。 でも最近息子は自我ができ始めている。言葉を覚え始める息子もかわいい。けど出来ることも増えていたずら大好きでそんな息子のエネルギーに追いつけない。 息子はとにかく早起きだ。大体5時、早くて4時半。起きたらまず髪をひっぱってくる。壁をドンドンする。やめなさいと言っても聞かない。 近隣の苦情におびえながら私はとにかく息子を壁から引き離す。2秒で壁に向かう息子。頭から壁にぶつかってもびくともしな

2歳語辞典

3歳になった息子へ おめでとう。とてもうれしい。そして、とてもさみしい。いつか忘れてしまわないように。2歳のきみがよく使っていた不思議な言葉たちをここにまとめておく。 父より 01. 「ぞおーう」 きみはゾウの鳴き真似をするときに「ぱおーん!」ではなく「ぞおーう!」と叫んだ。すこし自己顕示欲が強すぎるゾウなのかもしれない。 02. 「ごみだこ」 きみはゴミ箱を「ごみだこ」と呼んだ。そのたびにゴミ箱が部屋のすみっこで「タコじゃないんですけど」と口をタコのようにとがらせて

「そのうちパパを気にしなくなったら、一人で暮らすね。オーストラリアで。」

信じられるか…。 タイトルの言葉、昨日の夜にベッドで4歳の娘が言い放ったんだぜ。 おいおい。どうなってんだい。 毎日の日課であり僕の最高の楽しみ。 寝る前の娘とのお話タイム。 昨日もベッドに入ってから、「パパ!今日もお話しようよ!」と言われ、にやにやしながら「いいよ!」と言った僕。にやにやっぷりはそろそろ捕まるね。犯罪者予備軍くらい鼻の下伸びてた。 昨日の娘の話はまず面白かった。 最近はかなりセンスのある話をしてくるようになってきた。どんな話だったかと、僕との会話を再現し

過ぎた日々を想う

 隣の家から赤ん坊の泣き声が聞こえる。  四月もあと数日で終わろうとしている頃の話だ。冬の間はほとんどずっと閉めきっていた窓を、この時期にはしょっちゅう開けて、部屋に風を通す機会も増える。先日まで聞こえなかった隣家の音に、だから突然気づくのだった。 「なんか懐かしいなぁ」  夫が何を思い浮かべてそう言ったのか、聞かずとも分かったので、 「うちの子もずーっと泣いてたよね」  と、わたしは答えた。  きっと同じ映像が、わたしと夫の脳裏に浮かんでいた。  娘がまだ寝返り