見出し画像

海外移住 -不安と戦っても得たいもの-

前回の投稿時から引き続き不安と戦ってます。
もう家も退職も決めたのに…漠然とある"孤独"への恐怖からくる不安。この1カ月、スケジュールが迫る中でその不安と向き合いながら、少しずつ自分の弱さがわかってきたように思います。

【不安があっても得たいもの】
自分が不安にならないために何があったら幸せなのかを考えると、私には一緒に喜びを分かち合ったり支え合ったりできる人が大切だと言うこと。そして自分が心地よい好きな空間での暮らしがあること。

この2つがあれば私は幸せなんだ!!と気付いたのですが、、、あれ?であれば日本にいればよかったじゃないかと。確かにそうだと。
ではなぜ安定した会社辞めてまで海外に行きたいの?よくよくよーく、この三連休引きこもって考えてみました。

結果、私は日本にいたら会社人間として生きてるから、そこから脱して"素直"になりたいんだという深層心理があることに行きつきました。(まだ模索中だからまた考えがUpdateされると思います)
会社人間でない自分は素直じゃないから人から好かれない、そんな自信のなさや孤独を拭い取りたい、だから言葉も通じない場所でチャレンジを重ねられる海外に行ってみたいと以前から思っていたんだと思います。会社人間としてはなくありのままの自分と向き合いたいと思います。


【会社人間としての成長】
20歳の時、自分が何やりたいかわからなくてその時に見つけた興味が『建築』。文系の大学に通いながら隙間時間にバイトして、毎日夜間専門学校に通い、そして建築の大学院に入学しました。建築やってる仲間がかっこよくて、そこから2〜3年に一度自分の中での目標を立てチャレンジし、気づいたらその通りにやりたい仕事を一人前にできるようにまでなってました。これは自分の自信になってます。
そして仕事が楽しすぎて、プライベートを犠牲にしてまで没頭してて、激務ながらも同世代が多い会社で仕事終わりに他部署の先輩後輩で飲むのも楽しく本当に仕事まみれました。
しかし、、、激務が祟りストレスで心身の限界に来た時に、頑張りすぎた私が悪いというようなことを上長に言われ、尊敬し絶対的に信頼していた上司も上長の言いなりになり、、この時いろんな絶望が私を襲いました。そこから仕事とはある程度距離を取り、アンガーマネジメントスキルを身につけられるように色んな本を読み漁りました。
意見したくてもまずは受け止める、人に期待しない、敵を作らないようにニュートラルな立場に徹する。するととても楽になりました。興味なければイライラしない!!『全力で頑張ろう』ではなく『適当に適度に頑張ろう』と良い感じで肩の力が抜けたというか。

会社に勤めてると、感情を押し殺し、聞き分けの良い"素直さ"という名の従順さのある人が重宝される気がします。The会社人間。

そして今の会社に転職しアンガーマネジメントスキルを身につけた私は、会社に従順で、見返りを期待しない分、寛大になれ(興味ないから適当でいられる)、自分で言うのもなんですが、会社人間優等生になれてる気がします。そして、そんな今の会社での自分が案外心地よいのです。ある意味これは自分を好きでいられている状態であり"私らしく"働けてるのかもしれません。

ハードな生活ではありましたが前職と現職を通して、おこがましいですが、仕事においてはなりたかった自分を達成できてます。頑張ったなとも思います。

【違う違う、そうじゃない(by鈴木雅之…古い)】
しかし、プライベートがいつまでたっても息苦しい。
お金だって不自由してないのに。なぜだろう。

それはThe会社人間になる中で失ってしまった他人への熱烈な興味や、男社会で女を出さないように必死に戦って来たせいで押し殺してきた素直な感情が出せないことが、自分を押さえつけているんだと気付きました。
そのせいか、人間関係をあまりにもあっさりさせすぎてしまう、本当はかなり情深いのに。けど期待して裏切られるのが怖いのです。だからすぐに諦めて距離を取る。(友達は多いが広ーく浅ーい。深い友達もいますが遠慮しちゃう)
結局孤独を自分から選んでいたわけで、人に向き合えない人間が向き合ってもらえるはずがないそんな自分の未熟さを最近痛感し、どんどん自分が嫌になってます。常に感謝の気持ちがあるのに、伝えられない。大切に思ってるのに、伝わらない。今の自分は身体鍛えてても心が鍛えられてない、心がおブスなのです!!!

私が海外に行くのは、一度日本での会社人間優等生の皮を脱ぎ捨てて、右も左も分からないところで小さな成長に喜びながら素直な気持ちを出せるようになるため、そう思うことにしました。
そうすればプライベートの自分にも自信を持てるようになり、人がきっとたくさん集まってきて、孤独や不安を感じることが減るのではないかと思います。

共感してくれる人がいたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?