Vol⑩『踏み出し足着地での動作~練習方法~』(1,381文字、動画6本)
今回は、バッティングにおける重心移動の後、踏み出し足が着地した時点での動作のポイントとそれに対する練習方法をお伝えしたいと思います。
前回はタイミングの話をさせて頂きました。タイミングを合わせるために、どのような練習方法をすれば良いのか?
バッティングでは軸脚に体重をかけて、投手方向に重心を移動させていきます。そしてまず、踏み出し足を着地するわけですが、ここで非常に重要なポイントがいくつかあるのです。
『開いている』という表現をバッティングでも良く用います。
この開いている、の1つがこの踏み出し足着地に関わっています。
それと『スイングの遅れ』です。
振り遅れる、と良く言いますが、これは単純にタイミングの話だけではありません。
動作自体が遅れている場合もあるのです。
そうなると、実際のタイミングで打ったとしても、振り遅れる、ということになります。
その状態でタイミングを合わせようとすると、始動自体を早めなければなりませんので、今度はボールの見極め、という点に対して対応が遅れる状態となってしまいます。
良く引き付けてボールをしっかり見る、と言いますが、これは始動をギリギリまで遅れさせることができるからこそのことなのです。
ですので、この『スイングの遅れ』が生じないような動作のポイントが踏み出し足着地に隠されています。
では、実際にどのような指導をBaseball-Station筑後で行っているのか?を紹介していきたいと思います。
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