健大高崎下君重心移動_横から_

『明治神宮大会で見つけた光る高校球児~2~』

 明治神宮大会で見つけた光る高校球児第2弾。

 2人目は健大高崎の下君です。

 まずは初戦の倉敷商戦。結果は延長タイブレークで勝利。下君は10回を投げ抜き1失点完投でしたが、145球を投じました。

 被安打は5、10奪三振の熱投。青柳監督は『コントロールが良かった』と言い、制球力の高さを示しました。

 2試合目は明豊戦のタイブレーク延長10回に登板。ピンチを切り抜けます。無死1-2塁から三振、セカンドゴロ、そして最後はセンターのファインプレーで味方にも助けられました。


 そして準決勝は白樺学園。またも下君は完投で勝利します。投げた球数は155球。初戦で145球投げていますから少し心配な球数ではありました。

 ただ、初戦、そしてこの準決勝を見ると、長いイニングを投げることができる投手だということは間違いないようです。

 決勝戦はさすがに投げませんでしたが、下君の能力を見せることができた明治神宮大会だったのではないでしょうか。

 私が観戦したのは白樺学園戦でしたので、その時の動画を分析していきたいと思います。


ここから先は

3,737字

¥ 660

現在、福岡県筑後市で野球肘検診などを近隣の医師、少年野球連盟、医療従事者、指導者と協力して開催しております。 プロ野球選手を呼んでの野球教室などしておりますが、資金面で厳しいところがあり、是非サポートして頂ければと考えております。 どうぞ宜しくお願い致します。