オンラインサロン俱楽部Baseball-Station75『バッティングにおける骨盤の動きについて~2~松井秀喜氏のスイングと骨盤の動き』(907文字、動画33分02秒)
前回解説しました、バッティングにおける骨盤の動きについて、実技を中心に解説させて頂きました、今回は実際の選手の動画で説明したいと思います。
縦の軌道と横の軌道で骨盤の動きも多少違うということを前回お伝えしましたが、スイングの軌道については、どちらとも対応できる選手と、どちらかでの軌道でしかスイングしない(スイングできない)選手もいます。
その選手の特徴を見て、どのような対応をしているのかを考えなければならないと思います。
ただ、学童や中学、高校生などアマチュアレベルのカテゴリーであれば、できるだけ早いうちに両方のスイングで振れるように練習したいところです。
そうすることで、苦手のコースや苦手の球種などが減るのではないかと思います。
もちろん、自分の長所と言いますか、自分の得意とするスイングで、そのコースを狙い打ちするということも良いことではあるでしょう。
実際にプロ野球選手でも、そのような選手はいます。
今回動画解説しますが、ソフトバンクホークス松田選手はほとんどが横の軌道でのスイングでした。
逆に縦の軌道だけで、横の軌道でスイングしない選手もいます。
そして更に今回の分析で分かったのが、元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏なんですが、縦の軌道でスイングを開始するのですが、途中から横の軌道に変わっているスイングがかなり多いことが分かりました。
これは前回良くない例として挙げた、ソフトバンクホークス柳町選手のスイングと同じです。
確かに、あのスイングの軌道であれば、引っ張り方向へファールになり易いスイングにはなります。
しかし、松井秀喜選手を見ていると、あのスイングの軌道でもホームランは打てるんだなと考えさせられました。
もちろんそのスイングを強制させるつもりはありません。かなり難しいことだと思いますので…
松井秀喜さんだからこそ打てたのかもしれません。
と言うように、スイングの軌道と骨盤の回転について、更なる考察がありましたので実際に動画を見ながら解説していきたいと思います。
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