後天性ポジティブになったキッカケ

人生を変える出来事は
誰しも１つや２つあると思うけど、
私の場合は小学校入学前後でした。
その出来事こそ、性格を明るくして
後天的にポジティブに向かわせたキッカケです。

親子関係が希薄で不安、退屈な毎日。
ある日、雷に打たれるように
不思議なことを思ったのです。
「ずっとこの性格だと、生きてる間、
ずっと不安が多いんじゃない？？？
えっ、そんなのムリ！」

その不安を打ち消すように
「だったら今日から毎日を楽しくする！」
そう幼心に決めたのでした。

そう決めたものの、最初は何をやっていいかもわからない。
ひとまず楽しむという事だけに専念。
すると楽しむことが、いかに難しいというのを知る。

ちょっと工夫しないと、楽しいことは
そう簡単には感じられないことを
身を持って知ったんですよね。

そこで今度は、特別おもしろくもないことを
真剣に楽しんでみたらどうなるかな？
という発想が。

全く面白くもなんともない時に
馬鹿笑いをしたら、
最後は本気の笑いに変わっていた経験、ないですか？
まさにあんな感じ。

これはとてもパワフルでしたよ～。

要は受け身で楽しみを待つのではなく
前のめりで楽しむ。
これは楽しいのゼロイチ（無から１を作る）
の基礎力となり効果抜群でした！

成長した後には停滞する時期があるもで
その後ちょっとしたスランプが…。
積極的に楽しむことに慣れてきても
楽しいことの総量は、そこまで増えないみたい。
ということに気づいて来ました。

ゼロから１に増やすことはできるようになったけど、
次は楽しい数を量産したくなったのです。

さてどうしたものか？
幼い私が考えたのは
1つ1つ楽しいことを最初から生み出すのはやめよう
だってキツイもん…。

だったら、さっき味わった楽しいことを
何度も思い出せばいいじゃん♪
そんなちょっとズルい発想が浮かびました。

言うなれば「楽しい」のリサイクル
でもこれが最高に良かったのです。

脳科学的に言えば、
脳の報酬系が鍛えられたり、
脳の回路が楽しいことや
ポジティブな方に切り替わるのに最高なんですよね。

そんなことは当然、子供の私は知る由もなし。

そしてリサイクルした楽しいことについても
まるで初めてのように全力で楽しむ！
これがコツです。

そうこうしているうちに
私の遊び心が育っていき、
毎日が楽しいことに満たされていきました

こうして私は少しずつ確実に、
活発で明るい性格に変化していったのでした。

そんな私だけどこの十何年後かに
人生の暗黒期である20年の迷走期が訪れます。
ここから抜け出すきっかけとなったのが
この幼少期に体験していたシンプルな習慣だったのです。

迷走期では様々な学びをし続けて
頭でっかちで心で感じたり楽しむことは
スッカリ忘れていたのです。

感情や感覚が麻痺し、
無価値観・無感動・無気力に逆戻り。

過去を振り返っていたある時、
シンプルな習慣をして性格を変えたことを思い出し
再度チャレンジしてみることにしたんです。

すると感覚や感情が少しずつ目覚めていき、
何をするべきか？
何が正解か？
ではなく、私は何がしたいのか？
私は何を幸せと感じるのか？
どんなことで生きがいを感じるのか？
そんなことが大切に思えてきたんです

そこから私の20年の迷走期は終わりました。

手前味噌になってしまうけれども
このシンプルな習慣は
今までのどんな学びやエビデンスよりも
パワフルでした。

知識や技術で何かを付け足すのではなく
小さな積み重ねで自分の本質をも変える
アプローチであると気づいたからです

もちろん知識や技術で付け足すことも大切。
でも付け足す土台の自分の本質が変わっていないと、
何かあった時に脆く自分が保てなくなってしまう。

でも本質が強固になっていると、
予想外のことが起こったり不運に見舞われても、
なんとか対処し立て直すこともできるみたいです。

私の人生の節目には
私の突拍子もない発想が関わってます。
実はもう一つ突拍子ない発想で私の人生を変えたことがあります。
これについてはまたの機会に。

私のしない発想からの
人生を変えるシンプルな習慣は
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