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アボリジニ・ジェノサイド

オーストラロイドという第四の人種とされ30-100万人・700を超える部族があり、また250もの言語があったと言われている・・これはアボリジニ(先住民族)である。
他と違う島国であるから日本に似て独自の自然崇拝があり、非常に独特の文化を築いてきた豊かな民族によってオーストラリア大陸に豊かな独自文化がそこかしこに広がっていたわけです。

そんな豊かな場所に、イギリスの産業革命で広がった貧困、それによる犯罪者の爆増による流刑地探しとしてアメリカが独立を成し遂げたことで、流刑地としての新天地を探すことが急務となり、オーストリア大陸に目をつけたことがアボリジニにとっての悪夢の始まり・・

最初こそ友好的に接するも、しかしすぐに殺戮をはじめます。
スポーツ・ハンティングと言ってアボリジニを殺したり、子供の首から下を土に梅、頭を蹴り飛ばし飛距離を競うなど残虐極まりないことをし続け、挙句にアボリジニを虐殺することを法律で合法化するなど・・鬼畜の限りを尽くしたわけです。
こんなことが1788年にイギリスが入植を皮切りにヨーロッパ諸国が行ってきた凄惨な歴史事実であり、それは1967年まで続いたわけです。オーストラリアが1901年に建国された時にも“白豪主義”という過去を否定するようなことまで・・これはイギリスが主導しているようですから、建国後も終わることはなく、いろんな見方がありますが、そのひとつによれば今も終わっていないとするものもあります。

“ついこの前”までこんな蛮行を続けてきた国々が21世紀に“グローバル・リーダー”とか言われたりするのだから、恐れ入谷の鬼子母神・・
つい6-70年前までこんなことを続けていた連中から発言されるあらゆる物事が日本にどんどん入ってくるというのも恐ろしい。(日本が明治維新によって西洋一辺倒になり、編集をしなくなってから余計巨大な脅威となった、と僕は見ています)

https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/80888/4/05_Toward%20the%20Reconciliation.pdf

最後にある“表1 和解への歩みの比較”を見れば、未だ終わることのない大問題だと言えるが、2008年にはじめて“豪首相の公式謝罪”とあるが、はてイギリスはいつこれに対し謝罪し賠償をし、償ったのだろうかという疑問・・世界は不条理であることは誰の目にも明らかだろう・・
こんなことは、本当にそろそろやめていただき、各国が各々の文化風習を大切にする時代が来ることを願うばかりです。

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