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宮古島トライアスロンJourney Record(前編)
2022年7月にトライアスロンの練習を始めて以来、2年弱でなんとかロングディスタンスにチャレンジができました。今後のレースに向けて自分の備忘録ために書いたレースの振り返りを書きたいと思います。前編はこのレースに向けて準備をしてきたことについて、後編はレース当日、その後について語っています。
<後編はこちらへ>
<宮古島トライアスロンに出場しようと思ったきっかけ>
1年半前、トライアスロンの練習を始めたばかりの時に、周りのトライアスリートの皆さんが「宮古島は出た方いいよ!」って何度も言われるので、参加登録しようとしたらトライアスロンに出場経験がない人は参加できないとあり、正式な大会に出場経験がない私は登録することもできなかった大会でした。(なんか悔しい。。。)
その後色々と調べてみると、海がめっちゃ綺麗なところで泳げるし、距離もロングの中では比較的短いので、ironman完走を目指すならこの大会はぜひ出ておきたいと思ったことと、あとパートナーさんが宮古島に遊びに行きたいってこともあったので(これも重要な決定要素!!)、これはぜひって思いチャレンジを決めました。
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<宮古島レースに向けて意識したこと>
2023年9月にオーストラリアで初めてironman70.2(スイム1.9km,バイク90km,ラン21km)に参加してわかったことは、明らかにスイムが遅いため足切りギリギリになってしまうこと。
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あと、ランのフォームが悪くて膝に負担がかかってしまうこと、補給の仕方が悪く、ハンガーノックを喰らってしまたりするという経験不足でした。
ロングにチャレンジしようと思うとこのあたりがネックになるため、まずはスイムで足切りで引っかからない程度までレベルを上げること、ランのフォームを膝に負担をかけず安定させることを念頭に置いて、オフシーズンはスイムとランを中心に練習をしていこうって決めました。そのため、バイクは練習を抑えめにして距離感を掴むために100kmや200kmのバイクレースに出ることにしました。
<日々のトレーニングについて>
毎日の習慣としてストレッチ&コアトレーニング:30〜35分程度
去年まで15〜20分程度だったストレッチ&コアトレーニングの時間を今年に入ってから30分に延ばしました。増やした時間は股関節の動きと肩の動きを良くすることに重点に置いて取り組みました。特にストレッチにモビリティケア®で学んだ呼吸法や気の流れを良くすることを取り入れることで、徐々に股関節の動きが良くなり、ランやバイクの走りがとても楽になりはじめました。
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「カラダ改善×カラダ改良=モビリティケア®」
カラダの声に耳を傾け、自己理解を深めるエンターテイメント。
みるみる体質が変わり、人生を輝かせる「快体験」
元々トライアスロンを始めた目的が健康な身体の維持であるので、過度なトレーニングを積むことよりも、疲れない身体(=持続して、スムーズに効率良く動ける身体)を作ることの方が大事だと考えていて、特に関節群(股関節、足首、手首、肩関節)中心にほぐしていくこと、体幹や姿勢、日常生活の足のポジションなどに意識を向けてトレーニングを行いました。
朝起きてすぐにストレッチを1年間続けてきたが、寝起きが辛くても段々と身体の調子が良くなって、いいパフォーマンスがキープしやすいし、身体の疲れが取れやすくなっている気がする。
種目別で実施したこと
〜スイム: 週2回以上泳ぐ機会を作る〜
・特別何かトレーニングするわけではなく、とにかく泳ぐ時間を作る。
週1~2回は時間的には30〜40分程度、1000〜1500mぐらい泳いで終わりってことが多く、それ以外はトライアスロンスクールに週に1回行って2000mぐらいキツい練習をするぐらい。
・プロにアドバイスもらうことは大事で、プライベートレッスンで泳いでいる姿を撮影してもらい、フォーム修正してもらったことで、肘の使い方や水をつかむ感覚などがちょっとずつ理解でき始めてきました。
また、スクールのコーチに技術的な指導はもちろん、ヘッドアップや混雑時に安定させる泳ぎ方などレースで必要な泳ぎ方や的確なアドバイスもあり、ちょっとずつ安定した泳ぎにつながってきたところもあります。
頭で理解するから身体で理解できるようになり始めて、この感覚を掴むまで1年半かかったし、まだ全部わかっていない感覚もあるので、まだ伸び代あるかな。。。(苦笑)
〜バイク:(いい意味で)諦めた!〜
・バイクに乗っていると楽しいけど、練習はほぼせず。
・冬の間はほぼ練習せず、月に1回だけ60~70kmぐらいのポタリングをして、その他は都内移動の時に自転車を使うだけ。(月間200km前後)
・ただ都内を走る時はママチャリの時もあるけど、意識しているのはペダリング。とにかく心拍を上げず、疲れ難い漕ぎ方を研究していて、無理しない走りは徐々にできるようになってきたので、ダラダラと長い距離は走れるようになってきた。
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〜ラン:月間130〜150km程度は走る〜
・東京マラソンの出場が決まり、長距離を意識しつつ、インターバルのような走り込みは殆どせずに、一定ペースで走る。むしろダラダラと走りながら走ることが苦痛でなくなることを意図する。
・ランを走る前後に足首を回すことを心がける。
宮古島大会に向けて、調整のためにそれぞれの種目で距離以上の単独レースもしくは自己練習をする。
・大会1ヶ月半前:東京マラソン(42.195km)3時間40分で完走。
・大会3週間前:しろさと200TT (200km)6時間27分で完走。
・大会2週間前:ジムのプールで1時間半泳ぎ続ける(3.8km遠泳)
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半年間、苦手なスイムともう少し足腰をしっかりしたいのでランの強化に励みました。スイムが足切りに引っかからない程度まで上達し、ランは前回のフルマラソンから15分も短縮出来たことは大きな励みになる。その反面、バイクはそれなりの結果は出せているものの、練習不足は否めず不安が残る。
コーチから「長距離の練習をするのであればバイクやランは足の疲れなどが残りやすいので早めの時期に行い、スイムは疲れが残り難いので直前の1〜2週間前ぐらいでも大丈夫」というアドバイスを後からもらい、調整がいい感じにはまっていたことを実感。
<食事・健康数値>
去年から食べる量が増えてきて、体重も2023年8月から3〜4kg増えて60kg。筋肉量が増えていることもあるけど、年末から年始にかけてお酒の飲み過ぎなのか、健康診断で肝機能値が検査で引っかかる。特にお酒を飲み過ぎると身体が重くなるので、3月に入ってから少しお酒の量を減らしてみた。
ただ、何のためにやっているかって「お酒を美味しく飲むため!」
だから楽しいお酒は遠慮せずに飲むようにして、1人の時とかは飲まないように心がけている。(がなかなか減りません。。。(苦笑))
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<大会1週間前〜2日前>
いよいよ大会が近づくにつれて、カーボローディング開始。ラーメン、パスタ、ご飯など炭水化物中心の生活。お酒は飲み会などもあり、完全な断酒はせずに飲む日を減らす程度。カフェインも普通に取る。
飲み会が続くと身体が重くなるので、肝臓の負担を減らすためにミラグレーンを飲んで、飲む量を少し抑えつつ、大量の水を摂取して少しでも身体への負担を減らすように心がける。ただ、野菜を摂る量が少し少なかったことが後悔。もう少し野菜を取って、栄養バランスに気を配ればよかったな・・・と反省。
<2日前、いよいよ宮古島へ>
大会2日前の4月13日(金)に宮古島へ入る。今回はJALで行きは那覇経由、帰りは直行便を利用。羽田空港では宮古島トライアスロン専用ブースが設定されていて、めっちゃ助かった。飛行機への荷物が事前に予約できないので、早めにチェックイン。乗換で飛行機が遅れて1時間遅れで到着。できれば直行便で行けると身体も気持ちも楽だねって思った。
到着してすぐに選手受付のJTAドームへ。登録はあっさりと終わり、補給食のENEMOTIとMAURTEN GELが売られていたので購入。
ホテルに着いてすぐに自転車組み立ててに時間が手間取り、気がついたら参加必須と言われた開会式&競技説明会の時間。遅れてチームに少しだけ合流して、夜は他チームの方とよなよなトライアスロン話で盛り上がって終了。
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リアルまもるくんもいた!
<レース前日>
朝7時からレース会場で試泳。スイムのコースの半分1.5kmを泳いだが、潮の流れが早すぎて全くついていけず、まさかまさかの1.5kmを50分以上かかってしまう。後半の1.5kmの方がさらに潮の流れの影響を受けるとのことで、これはさすがにマズイ。。。足切りが1時間50分だが、諸々考えると1時間45分以内で上がらないと厳しいのでかなりギリギリ。
自分の実力ではまだ難しいのか。。。と頭をよぎる。。。
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試泳を終えて、軽く2kmぐらいブリックランして部屋に戻り、お昼ご飯をパートナーさんの知り合いで、AirBのオーナーさんにご招待いただき沖縄料理をご馳走になりました。
これがどれも美味い!採れたての島らっきょ最高やゴーヤチャンプル、お刺身などその辺のお店で出されるものとは違ってどれも最高でした!
夜は大阪王将でテイクアウト。チャーハン、焼きそば、餃子、野菜炒めと炭水化物中心。脂濃いものが多かったため、少し胃もたれしてしまう。。。
このあたりはもう少しさっぱりしたものを摂る方が良さそう。
トライアスロンの朝は早い!ということで翌日の準備をして、夜は21時前にはベッドへ。
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後編へ続く・・・
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