見出し画像

【アイデア発想術】アイデアは天才じゃなくても作れる。

こんにちはむーさんです。
みなさんいかがお過ごしですか?
長期休みが明けてバリバリ仕事やられている方もいれば、子供が学校に行き始めて、少し自分時間ができて自己投資にお金と時間を使う人もいるかもしれないですね。

さてさて今日は大抵のビジネスマンが困っちゃってるアイデア会議の話をしましょう。


はじめに

みなさんの職場でこんなシチュエーションはありませんか?


【シチュエーション】
 競合他社が新製品を出してきた。この製品を超えるものを考えて世の中に提供しなければならない。そこで今日は、新製品開発に向けたブレストを行っていく。この場で正解や不正解はなから、自由に発言してくれ。


 割とこのシチュエーションはあると思います。今回はメーカーのとある会議をイメージしていますが、広告代理店、ファストフード、レストラン等、どんな業態でもこのようなブレストを行っていると思います。

 そもそもブレストに馴染みのない方にお伝えしておくと、ブレストとは複数の参加者が自由に意見を出し合い、新しいアイデアや解決策を導き出す手法のことです。

 このようなシチュエーションの時、記事を読まれているあなたはどうしていますか?

 アイデアを出すのが得意な人は、何て楽しい会議なんだということで生き生きしているかもしれません。っけど、新入社員で入った私は違いました。アイデアなんて出てこないよ。。。あー早く終わってくれないかなー。どうせ発言しても採用されないし。めちゃくちゃ後ろ向きでしたww
 
 本記事では、私のようにブレスト会議に後ろ向きだった人がアイデアマンになるための秘訣を簡単にお伝えします。秘訣を言う前にまず以下の例題を考えてみてください。


【例題】
ある遊園地のアトラクションの待ち時間が長くイライラする。このイライラを解決する方法を5分でできるだけ考えてください。


スタート!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ストップ!!

 いかがでしたか??10個考えられた人もいれば、1個しか考えられなかった人、何も思いつかなかった人もいるかもしれません。多分そんなものです。私も初めてブレスト会議に参加した際は、1時間あっても1個もアイデアが出てきませんでした。

 っでも世の中には猛者がいて、5分間に30個の(10秒に1個)アイデアを考えれる人もいます。じゃあ、その人と何が違うんでしょうか?知識や経験の差でしょうか?。私はその方にアイデアを出す時に何を考えているのか聞きました。そして聞いた内容を実践し、この方法なら多くの人がアイデアを出せるようになると思える方法というのを見つけました。その方法とは、知識は多少必要ではあれど、一番大切なのはマインドとやり方です。

では、本題の秘訣について説明します。秘訣は2つです。

アイデアを出す秘訣

①自分のアイデアを否定しない

 アイデア会議の時や先ほどの例題を解いているときのことを思い出してください。思い浮かんだアイデアに対して、自分の中の自分が否定してアイデアを表に出さなかったりしませんでしたか?私はこの思想が強く、なかなかアイデアが出せませんでした。っでも知っておいてください。考えられたアイデアに無意味なものはないんです。
 例えば先ほどの解決策を以下のように考えたとします。
「ポップコーンなどの食べ物を買ってきてくれたり子供のトイレについていってくれたりするコンシェルジュを用意する」
 当然、行列に並ぶ大勢の人を相手にするコンシェルジュを用意することは、人件費や安全性の観点で現実的ではありません。現実的ではないので提案しないという選択もできますが、提案したらこのような未来があるかもしれません。
 上記案を会議で提案したところ、Aさんがこう言いました。
Aさん:「この提案の時間が長いことで何にイライラするのかという着眼点は面白い。具体的に言うと待ち時間が長いことで子供がぐずるのを対処することでイライラの問題を解決している」
 確かに。そしてそう考えると、例えば、コンシェルジュは無理でも行列に食べ物を売りに来る売り子を用意するとか、子供がトイレに行っている間だけの場所取りスタッフの用意など。派生のアイデアがどんどん広がっていきます。
 アイデアとして欠陥が想定されるものでも、アイデアの種としていきることが多々あります。なので自己判断でアイデアをなくすようなことはしないでください。今回の例のように素敵なアイデアの種になることがあります。

②課題設定をする

アイデアを考える時どのように考えてますか?
問題を解く際、イライラの原因と解決策を同時に考えていませんでしたか?人間の脳は複数のことを同時に行うことが苦手です。まれになんでもこなせる人もいますが。。。。もし、イライラの原因と解決策を同時に考えている人がいたならば、この方法を試してください。
「まず、課題を設定する」
 つまり、今回の例で言うとイライラしていた原因はなんなのかと言うのをまず設定してから考えると言うことです。例です。

今回のイライラの原因は以下のように設定することができます。

  1. 長時間並ぶことで話すこともなくなり暇になる。

  2. 長時間の立ちっぱなしが身体的にしんどい。

  3. 遊園地に来ているのにほとんど待ち時間になることで非日常が味わえない。

  4. 飲み物や食べ物を買いに行きたいけど列に並び直すのは嫌だ。

 このようにあらかじめ課題を設定しているとアイデアはたくさん生まれそうですよね。

 例えば①の課題を設定したのであれば、以下のような案を思い付きます。
・VRグラスを渡して、仮想空間でゲームを楽しんでもらう。
・謎解きスポットを要所要所に設置する。
・写真スポットを設置する。
・行列に向けたマジックなどをアトラクションを行う。
・AIコンシェルジュを作って、行列に並んでいる間に、その後のプランをコンシェルジュと一緒に考えれる。
 まだまだ考えれそうです。
 
 このように課題設定(原因)と解決策を別々で考えると脳の処理速度が上がりアイデアをたくさん創出することができます。

まとめ

 いかがだったでしょうか?今回はアイデアを出す秘訣をお話ししていきました。この記事を読んで理解されたかと思いますが、アイデアをたくさん出せる人は特別だから出せるわけではないのです。アイデアを出すコツや心構えをしているだけです。今回お話しした内容だけでも十分アイデアを出せる人材になれると思いますが、アイデアは出すだけじゃありません。素晴らしいアイデアを見つけたり、アイデア同士を組み合わせて素晴らしいアイデアにしたり、チームでアイデア会議をする際にアイデアが出やすい環境を作るなどやらなければいけないことがたくさんあります。
 この記事を読んでアイデアを創出することに興味を持っていただいた方は、私のことをフォローいただければと思います。



いいなと思ったら応援しよう!