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新しい景色を見るために

英語が好きで、これまでよく勉強してきました。

英語ができると、英語で作られた情報をダイレクトに取り入れられるというメリットを享受できます。

書籍にしてもYouTube動画にしても、英語で作られたものは量・質ともに段違いです。それらを原文のニュアンスも感じつつ味わえるだけで、世界がぐっと広がります

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学生時代の私は、歴史が苦手でした。そのため、とくに海外勤務中などには、

「世界史をもっとまじめに勉強しておけばよかった」

と、何度も思いました。

歴史を知る人はきっと素晴らしい世界を見てきたんだろうな、と想像できます。

歴史を知っていれば、海外の小説や映画をその国の過去と結び付けてを楽しむことができるでしょうし、ニュースを見ればその歴史的背景まで含めて洞察を働かせることもできるでしょう。

そのどれも、私にはできません。歴史の勉強をさぼってしまったから。

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歴史が苦手と書きましたが、数学はもっとニガテでした。

高校入学と同時に「こりゃわからん」と思い、その後「赤玉2つと白玉3つ…」とか出てきた時には、

「これは自分には無理だ」

とあきらめました。

数学ができないので、物理もできません。加速度とかもーちんぷんかんぷんです。

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大人になってプログラミングにハマり、少しだけ数学を勉強しました。

その過程で知ったのは、

この世は数学で出来ている

ということです。

数学がないと、ゲームは作れません。それどころか、家もビルも建てられません。

カジノも宝くじも数学です。同じ仕組みを裏返したのが保険契約やヘッジファンドで、どちらも数学です。

今の世界はIT技術が支え、そのIT技術を支えているのも数学です。

この世は数学で出来ているのです。

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私はこれまで、英語・金融・会計などにハマりました。ハマったおかげで、見える世界が広がり景色が変わりました。

数学ができる人は、どんな景色を見ているのでしょう。

・夜空の星
・世界経済
・スマホのアプリ

どれをとっても数学的思考で説明できるものばかりです。

何をしていても、どんな本を読んでも、数学的切り口で物事を見ることができたら、どんなに世界が広がることでしょう。

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未経験の世界。経験してみたい世界。

「見てみたい。新しい景色を」

そんな想いから、ひと月ほど前、数学の勉強を始めました。

どんな景色が見えるのか、今からたのしみです。


今日は以上です。読んでいただきありがとうございました!


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