【雑記】健康診断と絶望と希望
健康診断は大嫌いである。
先端恐怖症で血液恐怖症という採血を嫌がるために生まれてきたような人類なので、そもそも血液検査は嫌いだ。あまりの恐怖で数値が悪くなる。
そのうえ病気不安症を患っているので前後も大変だ。
この強迫神経症の一種に健康情報は厳禁である。「○○を食べればリスクが減る」「○○は健康に良い!」ならともかくとして、「○○している人は重篤な病のリスクが×倍」などと言われた日には発作の如くそればかりを心配して眠れなくなる。不眠が一番健康に悪いって知ってるだろうが。はい。
まあ、ともかくそういう人間にとってみれば、健康情報の塊とでもいうべき健康診断なるものは結果も含めて恐怖の対象なのだ。数日前から情緒が不安定になりがちで、極力ネットの情報に触れぬよう自制しながら怯えるしかない。
さて返って来たら返って来たでまたひと悶着ある。わたしは三十にしても健康な人間で、脊柱側弯症以外でBがつくことはほぼない健康優良体だ。
だがAはAなりに相対的に低いところがある。当たり前である。それが気になる。
数年後にはこの数値がBに陥落し、転がるようにCになるのだという恐怖ばかりが心に蟠り、わたしはまたも情緒不安定になる。
ここで賢明なる諸氏は「開かなければいいじゃん」と思うことであろう。だがこういう人間は来たら開かずにはおれないのである。開かなければそれはそれで気になりすぎて、その中に(実態よりも)悪い数値が書かれている想像ばかりが膨らみ、怯えて布団に包まる羽目になる。
というわけで絶望の健康診断を終えた。あとは怯えながら結果の返却を待つばかりである。
しかし今回は調子が良かった。血圧測定で力を抜くのに失敗することもなく(たまにこれに失敗して普段低血圧気味なのに130をブチ抜くことがある)、一度貧血を起こして倒れたことがあるゆえに臥位でお願いしている血液検査からも三分で復帰した。普段は十分くらいかかる。
これでちょっとでも結果良くなってないかな。もはや神頼みの領域。
まあ、希望もある。
ダイエットが無事に成功し、一年で体重が四キロ落ちた。体型の割には落ち方が激しかったせいで身体測定の方に深刻めに心配されたが、ハードゲイナー型の燃費最悪人間にしてみれば標準体重がやや太り気味の状態だったわけで、生まれ持っての適正体重に戻した形だ。
それにしてもやや落ちすぎた感があるのでもう少し筋力を増やしたいところ。一キロくらい。体重ないと体力落ちるしね。でも脂肪の増殖は遠慮しておきます。
今週中にPC完成の連絡が来るはずなのだが一向に断捨離が終わらないので、納戸の全てを整理することにした。ここを空けて保留物やとっとき確定だが普段使いでないものを詰め込むことにする。
しかし永久に終わらないな。年数の蓄積、恐るべし。